遂に桃田が完全復活しました。
林丹からの山口茜(笑)で、一生懸命見ているバドミントンですが、今回このアジア選手権には、先日世界ランキング1位となった山口茜がケガで大事をとって欠場、林丹も二回戦負けとあって、なんとなく3日目4日目ノーチェックだったのですが、なんとなくWDの結果みようとBWFのサイト開いたら、なんと桃田が準々決勝で世界ランキング6位の台湾の選手にストレートで勝っているではありませんか!しかも準決勝は相手がリーチョンウェイだと???
これは見ないわけにはいきません\(◎o◎)/!
ということで、ダッシュで定時で上がって帰宅と同時にPCの電源オンにしました。
やっと見れるサイトを探して、(今回はBWFではアップしていないので他のフリーのサイトで見れるようで助かりました、しかも変なライスとじゃないからBWF同様のくっきりすっきりの美しいさ)2セット目に何とか間に合ったんですが、、、、なんとストレートで勝ったではありませんか!LCWだって、決して悪くない内容なんですが、、、桃田のほうが良すぎです、はい。
去年の日本選手権のあたり(準決勝敗退)は、正直勝ち急いでいる感じとか、技巧に走る感じがどうなの?ってちょっと離れてみていた感じなんですが、なんかこの試合みたら、本当に完全復活の印象。これはイケるかもしれない。
迎えて今日のチェンロン(諶龍)戦。
チェンロンはご存知の通りロンドンで銅メダル、そしてリオオリンピックで金メダルの強者です。加えて今年はここ中国の武漢での開催。昨日の試合でもLCWに対する声援がほとんどで超アウェイ状態、今日にいたってはもうちょっと形容するのが難しい位のジャニーズ並みの超超超アウェイ感(汗)
桃田もあの一件以来、今シーズン地道に頑張ってランキングを17位まで上げていたんですね、全然知らなかった。
第一セットの出だしは上々です。前半はほぼ桃田ペース。チェンロン的に、しばらく対戦していないから、桃田の様子を窺っているようなそんな展開。最大で7点差位ついています。
桃田もずいぶん落ち着いてプレーが出来ています。ヘアピンも健在。コースも鋭く突いてきます。ミスが少ないです。昨日のLCW戦のような変な大汗もかいていないし。そうこうしているうちにセットの後半。並びかけますが、桃田もまけていません。
そんなこんなで1セットは桃田が取りました。ある意味チェンロンは自国開催だからプレッシャーもあるのかな?
意表を突いたハーフスマッシュ。ホントにコースがパナイΣ(・□・;)
嘘のようなヘアピン。
レシーブだってよくこんなの拾えるよね?と思う
2セット目は追いつ追われつの展開。桃田もちょっとミスが出てきました。
コースがスゴイ。もはやカメラで追えない位の速さという(笑)
これはスロー再生のスクショですが、ホントに2セット目中盤もつれた展開でこんなコース打てるなんて、神の領域です。
終盤、徐々に桃田が抜けてきました。チェンロンはちょっとミスが出てきてイライラしている印象。
もうこの辺になってくるとブーイングもすごいし。でもゾーンに入っているせいか、桃田はどこ吹く風(笑)とても落ち着いています。
そして、チェンロンの度重なるミスに助けられストレート勝ちしました\(^o^)/
笑顔の桃田。ひょっとして泣くんじゃないか?と思ったがとてもクール。
ホントのホントに完全復活。今このレベルなら東京オリンピックに間に合ったといえるでしょう。桃田がいない間、男子は西本選手や坂井選手のようにランキング上位でもなかなか山口、奥原両選手のようにビッグタイトルを手にすることが難しくて、どうしてもランキング上位者が立ちふさがる状況でしたが、これで男子も切磋琢磨して桃田が引っ張ってくれればすべての種目で役者がそろったという印象。もはや日本はバドミントン王国といっても過言ではないかもしれません(*^_^*)
※ところでこのビッグニュース、今日のスポーツニュースではどんな扱いなんだろう(;^_^A