昼間ツアーに行ったまさにその日、アマゾン流域最大の年に一度のお祭りをやっています。
アマゾンの奇祭をテレビで鑑賞する
その名もボイブンバ(BOIBUMBA)。
ボイブンバはここから下流に向かって400キロ位にあるパリンチンスという小さな町で行われます。
この時期の金曜~日曜に三日間にわたって、ボイブンバという奇祭が繰り広げられる。
お祭りですが、赤と青のパフォーマーのグループ2組が、ダンスと歌、バンド演奏で競い合います。それも片方が二時間半パフォーマンスを行い、休憩をはさんでもう片方が二時間半行うというかなりヘビーさ。
また、パフォーマーが奇抜な衣装で歌や踊りを繰り広げるのも見どころですが、さらにすごいのが巨大な山車。高さ35メートル(ビル6階以上)の山車が次々に登場します。それらひっくるめて世界最大のオペラと表現するものらしい。
その特異さ、歴史的背景などから2019 年 12 月にユネスコによって人類の無形文化遺産に登録されました。
当初それを見たいとおもったのですが、一年前からパリンチンスのホテルは全部いっぱいだし、ここマナウスからの交通手段は船しかなく日帰りとかで行けるのではない、かなりハードルが高そうなので諦めたお祭りなのであります。
マナウスでひとりバーに行った
次の日はもう別な場所へ移動するので、この常夏の街でもう一度カイピリーニャを飲みたい気分です。
私のホステルはセントロにありますが、ほぼ住宅街にあって買い物やレストランにはちょっと不便です。
しかも日本と違って、日中歩く分によくあるのが、昼から夕方まで閉まっているためそこが果たして夜やってんのかどうか不明とか、日本のように明らかに営業中というか普段稼働してますとわかるようではない店が多いので、街歩きのとき目星をつけようにも不可で結局頼みの綱であるGoogleマップでお店を探します。
pulsa Bar
ホステルから歩いて5分くらいのバー。
ん?"バー"かよ?
自分としてはそんなムーディーな感じでなくてサクッと飲めればいいのだが、、、
そもそも、飲み限定ではなくて、なにか美味しいものも食べたい気分なのだが、、、
写真見る限り淫靡な雰囲気でもなさそう。
ちょっと考えたが、Googleマップの写真を見る限りそれなりに食べるものがありそうだし評価がいいので行ってみることにした。
しかし。
現地へ赴くもどこだかわからない、、、
実は地図の通りここなんだけど、そもそも門が閉まってるのでフツーの住宅かと思い一度は通り過ぎる。
しかし、この先にそのような店はなく他と比較してわずかながら明るめのこの家の敷地にいる人に声を掛けると、やっぱりここがバーだった。
で、飲みたいと言って初めて門を開けてくれるというシステム。恐らく防犯上の理由。
敷地の向かって右側を奥に向かうと中庭があって、そこがバーになっている。
誰がここを評判の良いバーだと思うだろうか?
お約束のカイピリーニャと、ひよこ豆のコロッケ
カイピリーニャが沁みる、、、
ところで、この店にテレビがあるんだけれど、折しもボイブンバ開催されている
まさにその時で、その様子がテレビで放送されている。
あー、行こうと思ってたのに断念したボイブンバ。
こうやって酒飲みながらゆっくりバーで観るというのも
充分雰囲気味わうことができるのでそれはそれでよいのだなと思う。
海外でホテルのバーで一人で飲んだことはあるが、
そもそも自国でバーなど行かない人間にとって、
バーってどうなの?と思ったが、全然砕けた感じのお店だったので良かった。
他のお客さんも別に外国人おばさん一人だからといって、
好奇の目で見る人もいないし。
ある意味多民族国家ブラジルは、外国人にも優しい国なのだと思った。
マナウスの夜は更けて
バーで一杯引っかかて、余ったひよこ豆のコロッケを持ち帰り、部屋でビールでも飲もうかな?といい気分で歩いている。
この辺は初日、家の水を売ってもらったローカルの食堂のあたり。
ててーん!週末なので、この辺でもちょっとした出店が出ています!
あー嬉しや。またカイピリーニャを注文し飲みながらホステルへ戻ります。