旅の8日目。サンルイスの旧市街観光します。
とその前に、
サンルイスで穴場のレストラン
アウカンタラへ行った日の夜、ご飯食べるべく旧市街をほっつき歩いているのだが、偶然穴場的なリーズナブルなレストランをみつけました。
フェイラプレイア通りを海の方向に歩いていくと通りの右側に、
表通りからよくわからない裏路地を発見!
ぱっと見本当に私有地か?なんなのか?って感じだけど
なんとなく明るいし奥の方で人の気配がしているので入ってみる。
この地図の四角い建物群の中の丸い建物がそれ。
中は、この辺一帯の市場的なところになっている。
散々探しても見つからなかった(# ゚Д゚)食料品店や、お土産屋、気取らないレストランが多数点在。
カシャーサにカニを漬け込んであるこの辺の名物のお酒
たぶんお土産用。これはバヘイリーニャスでも売っていた。
所狭しと酒が並ぶ。
手ごろな感じのレストランを見つけたのでここで食べる。
値段構成は明らかに表通りのレストランより安い。
単なる気取らないローカルのレストランなのだが
外国人にしてみれば、異国情緒たっぷり。
で、オーダーしたのは牛肉の煮込み。
ほぼビーフシチュー。美味しい。
ブラジルの助かる点は一緒にパンじゃなくてご飯が出てくるところ(^^)
ベストシーズンのサンルイス
この日の夜、次の町へ向かうのだが、
当初予定では、
チェックアウトのあとパルマホステルで荷物を預かってもらって、
それからバスターミナルへ向かおうと思っていたのですが、
ここ数日ブラジルで過ごしてみて、昼間ほっつき歩いたあとでシャワーも浴びずに一晩バスに乗るのはなんだか想像しただけで不快な気がしたので、
ちょっと気になっていたホステルをデイユースすることにした。
(もちろんデイユースという設定はないのでシャワーを浴びて充電してちょっと休ませてもらうというイメージ)
で、とりあえず旧市街散策。
朝の旧市街
写真だと涼し気ですが、朝から暑いです。
かなり映えすると思います。
Sao Joaoお祭りの当日は逃したものの、Sao Joao のお祭りとSao Pedroお祭りの間は
本ちゃんではなかったにしてもお祭りシーズンなわけで、
だから今はベストシーズンなんだと思う。
Centro Mandingueiros do Amanhã
サンルイスの文化や歴史を紹介する施設といったところ
民族衣装や、楽器、漁具、お祭りで使うものなど展示されている。
Maranhao's House
ここも郷土の博物館なのだが、絶賛ブンバ メウ ボイ期間中なので、
それにまつわる展示物が多数。
この辺一帯このカラフルな紙の飾りがはためいてて、
風に揺れてカサカサ音がして、
真下から見るとブラジル国旗やいろいろあって
デザインする人も作る人もすごいなぁと思うし、
暑いのは確かにくそ暑いんだけれど、とても趣深い。
サンルイス市庁舎
二階建物内部見学可能、無料
勝手に見るのではなく、ちゃんとガイドさんがついて回るシステムで、もちろんポルトガル語わかるはずもなく
10分くらいして英語ガイドが来て、ガイドしてもらう
ポルトガル語にしろ英語にしろ、学生がたぶんボランティアかなんかで
ガイドしてくれる。
おそらく説明内容はほぼ暗記していてこちらのリアクションに関係なく話し、かなり塩対応の女の子なのだが、説明内容はほぼ理解できた。
床を汚さないように靴カバー着用義務あり。
なんと昔のバカラのシャンデリアとのこと
詳しい説明は忘れたけれど、とても見事なタペストリー
総刺繡。めちゃくちゃ手が込んでいる。過去のどんな高価な調度品よりこれが一番感動的。
ここまで入場料すべて無料。そういう意味ではサンルイスはかなり良心的
セー教会
至ってフツー
教会内部より、この辺の単に暑くて寝そべってい感じが緩くていかにも南国
教会の前の噴水なのだが、フツーにこの水で体を洗っている人とかいる(笑)
でも誰も注意しないみたいな。まったく緩い。
セー教会の天上のフレスコ画。欧州のそれと比べてかなりポップ、色調が明るい
ここにも水浴び族発見。かなり丹念に洗身している。
単に家に風呂ないとか?
サンルイスはタイルの町ですが、ブラジル全体こういった敷石がおしゃれです。
そう、、、アウカンタラもですが、確かにここはタイルの町。
ほんとにディするつもりないんですが、こんな廃墟チックなのが多い。
廃墟ゆえタイルは剥がれたらはがれっぱなし。外壁もボロボロ。
他に人のブログやガイド系HP見るとすごくキレイな街並みが映っているけど、こちらが本当です。スマホのカメラ技術恐るべしです(笑)
でも、個人的に修復してピッカピカもいいけど自然に任せるのも嫌いじゃないです(笑)
歴史博物館
過去に友好関係あった国や周辺国から送られた鍵。友好関係の証
誰かからの寄贈品かと思うがこういったはるか遠い国の品々も。
なんか、どうしてもこういった過去の侵略や搾取をモチーフにした絵画はブラジル国内、特にこの北部で散見される。
だけど、現にこの国は異民族同士で混血が繰り返され、その結果
単一民族国家の日本含め、ほかの国よりは差別が少ない印象だし、
過去のこういった悲しい歴史を隠したりせず肯定しているのはすごいと思う。
Reviver Hostel
ブラジルへ出発する前のホテル探しの段階で気になっていたけど、個室はいっぱい、既にドミしかなくて断念していたのがこのホステル。パルマホステルより高評価。
平地ならパルマホステルから歩いて1分位で行けるんだけれど、旧市街の石畳及び山あり谷ありの地形及び10キロ超の荷物抱えた状態なので、行くのにかなり難儀する。
この左側が入口。この写真の通りこの辺は小高い丘の斜面が徐々に市街化したのが分かると思います。
予約した旨話し、かと言って夕方には出発するのでシャワーと充電させてくださいと話す。
お部屋。予約したのは女性専用のドミトリー6人部屋
ロッカーめちゃくちゃ広い!横開きだし。
この日の午後、やや天候不安定にて時々夕立のような大雨が降る。
ここに逃げて正解。
ホステルの中庭から。
自分が泊まったパルマホステルだけでなくこの辺の建物は大概このように過去の歴史的建築物を改修して利用している。
なんでこのホステルが気になっていたのかというと、旧市街にあるにかかわらず
プールもあるから。ということで、ついてにプールに入る、というより
狭いので浸かるという感じ。
ここで充電。めちゃくちゃワーケーションにもうってつけ。
このちょっと前まで欧米人カップルがずっとパソコン仕事していた。
2階から入り口を見下ろす。
こういう古い建物を修理して使っているのって温かみがあってすごくいいと思います。
ではサンルイスのバスターミナルへ再び向かいます。