どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

アマゾン川のツアー

多分どこより詳しいツアーの様子など。

世界中どこにでもいる中国人

朝、やや雲が出ているし水辺へ行くので前日ほど暑くはなさそう。

 

 朝食。手前のピンクのパックはヨーグルト。

海外だとしても一般的にダノンとかビオだとちゃんとプラスチック製の3等分や4等分のケースに個包装になっているけれど、これはそれよりもちょっとお安くて包装がヤワ、簡単に破損しそう。味はまぁ甘いけどフツー。ドロドロしすぎてむしろヨーグルトドリンクに近い。

 

08:30前にホステルに迎えに来てもらう。

ミニバンには既に他の客が乗っている。乗った瞬間よく聞き慣れた中国語が聞こえる、しかも、大声。

なんとなくなにか波乱の予感がして(笑)、車内見回すとこんな地の果てに中国人三人組が居るではないか!!この大声は例によってうち一人が電話で話している声。

それ以外の客は、欧米の三人の家族連れ、欧米のカップル 自分というメンバー。ガイドさんに聞いたらこのあと他にピックアップされた客も含めツアー全体の参加者はトータルで25人位とのこと。

 

アマゾナス劇場。今回一緒のツアー参加の欧米人はこの辺のおしゃれなブティックホテルに泊まっていた。

 

9時前にセアザ港(Porto da CEASA)到着。

ガイドさんは英語とポルトガル語で説明します。すごくチャーミングなおじさんで、質問すればなんでも教えてくれます。

他のバンに乗ってきた客とここで一緒になる。一応参加者をざっと見まわす。この時点で一人で参加という人はあまりいない模様。例外的に白人のじいさんがいたので話しかけたら英語わかりませんとのこと。ブラジル人??

構成として、三分の一強がブラジル人かポルトガル語分かる人。英語対応希望の人は私と中国人3人組と欧米の家族連れ二組の三分の一弱位。

 しばし船に乗るのを待っているのだが、まー中国人の話がうるさい。家族連れの小さい子供より声が大きいとか💦一応、自分としてはこんな地の果てでは同じアジア人だということに親近感を感じているので、中国人三人組のうち年の近い二人に話しかけてみるのだが、なんだかめんどくさそうな反応だった。

 しかし経験則から行って、この局面では彼等をたよるべきかと思っている。なぜなら、こちらから親しみを込めた態度で接すればこの人たちは決して悪いようにはしない、つまり日本人よりも中国人は他人との間隔が近い傾向の人が多いからである。

 と、うち一人一番若い中国人と目が合って何とはなしに話かけたら実は若者だけにめちゃくちゃノリのいい青年で、フレンドリーだったのでその後彼らとこの日一日行動を共にすることにした。

 なんていうか、、、、まぁ人口比率からいって本当に中国人は世界中どこにでもいる気がする。因みにこの人たちは中国の国営企業(機械関係)のセールスマンとのこと。とはいえ新規開拓するのではなくルートセールスらしくじっくり2カ月近くかけて中南米の国々を回るのだが、この日はたまたま土曜日で休みなのでツアーに参加したとのこと。

 

セアザ港フェリーターミナルで船を待つ参加者面々。

お土産屋さんなどあり。

ピンクイルカと泳ぐ

船に乗り込む。

遠くに見える変わった形の客船はパリンチンスへ行く船。多分

アマゾン川流域のパリンチンスという街でボイブンバという奇祭があって

それを見に行く人たちが各地から集まってくる。

私たちのフェリー。

 

まずはピンクイルカと泳ぐ、という余興に参加します。

事前に水着を持ってきた方がよいと書いてあって、もちろん服の下に着てきました。

 

中州にある船着き場に到着。

またここでもお土産の嵐。

これはピラニアなどの剥製。かわいいとかキレイとかじゃない、むしろグロいかも。

こんなのべつにいらないだろうと思うが。誰も買ってないし(笑)

 

ここからイルカを見に行く。一応人数制限があってお土産を見ながら前のグループが終わるのをここで待つ。

水に入りたい人は?と聞かれて四分の一くらいが入りたいと。

つまりその四分の一位が事前に水着を着てきている。

他の人は興味ないのか、そもそも水着持ってきていない(多分)。

 

当初私は、みんながみんな参加するのではないし、そもそも貴重品を託す同行者もいないので(その場合、自分の持ち物はその辺に置くというシステムらしい💦)ちょっと躊躇したのだが、突然天啓のように良い考えが閃いた。

それは、せっかくここまで来て参加しないのももったいないので自分の貴重品は中国人に持っててもらって、その上写真も撮ってもらうということ(笑)

信じがたいことなんですが、中国の人は割とこういうの普通です。頼めばいいよいいよ、となります。悪い人もいると思いますが、仕事でわざわざ地球の裏側へ来るほどだから民度も低くないでしょうし。他人との垣根が低いというか、フレンドリーな一面があるのです。

 

泳がない見ているだけの人は、この地点から見ている。

 

ピンクイルカ、学術名はアマゾンカワイルカ

なんでピンクなのかというと、これは皮膚表面が仲間同士の争いによって繰り返し磨耗されたことによるとのこと。

まぁ確かにきれいなピンクというよりはなんか傷が段々治ってきてむきだしの痛々しい、かさぶたを剝がしたあの感じに似ている。

 

このツアーのメイン及びアマゾン独特の余興

その後、船は一路、ミーティング オブ ザ ウォーターズへ。

前の記事でも書きましたが、

二つの川(ネグロ川とソリモンエス川)が交わるポイントが数キロにわたって続いているが、水質や水流の速さの違いから見事に二色に分かれている。ほんとに見事。


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船内の様子。みんなこぞって二つの川が交わるポイントを見に行っているので

船室にいる人は少ない。

飲み物の販売もある。中国人に聞いたらコーラが10レアル(約300円)とのこと

 

meeting of the waters の具体的な場所

いやーレンソイス同様すごいもの見た。

 

次はピラルク釣りです。

なんのことはない、ピラルクの釣り堀(生け簀)で希望者はお金を払って釣ります。

ツアー参加者の中でも数人しかやっていませんでした。

あまり興味ないから近くで見てなくて詳細不明ですが、多分釣って写真撮ったらその場でリリースするというシステム。

 

ピラルク。アマゾン川に生息する世界最大級の淡水魚。

肉食ですが人間を襲うということはないらしく、且つ食用となります。

 

お昼ご飯は超豪華

お待ちかねの昼食です。

ていうか、そもそも安いツアー代金に含まれるので全然期待していなかったのですが、

これが例によって量り売りのビュッフェスタイルで、

今まで食べたのの中でひょっとして一番くらい料理の数が多くて

ベレンで昼間食べたのと同じくらい美味しかった。

 

食べなかったけれど、ピラルクのフライもありました。

肉、魚、野菜、果物、パンと米。めっちゃ品数多い。

 

どっちかというと野菜果物が食べたくてこのような選択。

ツアーの何がネックだったかって、このランチが悩みの種でした。

ツアーの一人飯って、とにかく話が通じないと気まずさマックスなんですが、

さっき友達になったばかりの(笑)中国人たちと一緒に食べました。

昔と比べて段違いに英語での会話が続くようになった、特に自分含めネイティブじゃない人同士だと少ない表現と語彙力で話すので、ネイティブよりも話が通じやすいと思う、深い話はできないけれど。※しかし、なんやかんやと相通ずる部分があるのかなんなのか、すっかり彼らとは打ち解けていまして、

ツアーの最後にはガイドさんから

"もともと知り合いだったのが別個に予約してきたんだと思ったよ~"と勘違いされるほど、やはり我々アジア人は同化してい(るように見え)たらしい。いいんだか悪いんだか(笑)

また、実はこのツアーに中国人その4が参加してた。その4は若い女性で、ブラジル人男性と二人でツアーのに参加しているからてっきりカップルと思いきや、同僚なのだと(この二人も一緒にランチしている)。その4も同じく中国からこの地球の裏側まで営業できていたらしくブラジル人は現地社員とのこと。

で、何を売っているのかというと心電図モニターなどの医療器械を売っているのだと。

だから、"あー日本光電みたいな会社ですね"と聞いたら"そうだけど、価格は断然安いです"とのこと😥海外進出しているかどうか知らないけれど、さすがに日本光電はここまで売り込みには来ないだろうなぁ、中国人はやはりバイタリティあるなぁ💦と思いました。

 

先住民の文化に触れる

そのあと、ちょっとしたアマゾンのジャングルの入り口に行って散策します。丸太が組まれた橋の上を列をなして散歩します。水辺ですがなんかかなり暑い。写真撮らなかったけれど先日ベレンで見てきたような巨大な蓮の花がいっぱい咲いています。

 

最後は先住民族の村へ行きます。

これはもともとあまり眼中になくて、ピンクイルカも川もみたし、美味しいお昼も食べて満足したので特に期待せず見る。


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歓迎のダンスとのこと。

なんとなく見ていましたが、とにかくずーっと演じている。

日本ではもうこういうのないけれど、この人たちはこうやって収入を得て暮らしている。文明的な生活を良しとせず、自らの文化を売って現金を獲得するみたいな感じか。また、先住民族の中には未だ一般人を拒絶している部族もわずかながらにあるという。そういう村には勝手に一般人は近づいてはいけないことになっている(彼らにとって未知の病原体を持ち込む恐れがあるため)

なんだか複雑な気分。ちなみにこの人たちは現地語を使うのではなく普通にポルトガル語を話すのだそう。

 

女性は上半身裸です。みるともなくついついそこに目が行ってしまいます(ごめんなさい)

ナマケモノを抱っこできるけど多分お金払うんだと思う。ガイドのおじさんは病気を持っておるかもしれないからむやみに触らないようにと言っていたのに、外国人はたまに平気でルールを破る人がいる。

先住民族の家。本当にここで生活しているもようです。家の裏側に回ると洗濯物が干してあったりします。

 

あとは一路マナウスへ戻ります。

水上のガソリンスタンド?

セアザ港。マナウス到着。

楽しい一日でした。

最後に私がCivitatisを強く推す理由。

このツアーに関してはめちゃくちゃ安い。

同じような内容でVELTRAの五分の二という話は前の記事で書いたけれど

中国人にいくらでこのツアーに参加したのか聞いたら、確かVELTRAよりも高い金額だった。で、自分が払った金額を言ったら本当に👀驚いてて、ソッコーツアー会社の名前教えてくれと言われて、えーっとと考えながらスマホのアイコンをタップしようとしたら、

中国人の彼は、ソッコー私のスマホのアイコン並んだホーム画面をスクショするというね(笑)さすが良くも悪くも中国人でした。