ドゥブロブニクを後に、バルカン半島を東へ向かうバス旅。4か国目モンテネグロのコトルの辺りフラフラしました。
ドゥブロブニクと比べ、コンパクトな旧市街
コトルの旧市街。
まぁ前記事でも触れましたが、デカい豪華客船が次々寄港して、観光客を吐き出す為に旧市街は人大杉。船客がいなかったらこれほどの混雑もないだろうと思われ。
因みにこういった客船ってほんとに乗客は多国籍な感じです。日本の老夫婦もいたりした。
ここは正門の外側
どうです?この人大杉加減(;'∀') お祭りとか特別な日ではありませんよ、10月中旬とハイシーズンを外れた時期なんですが(笑)
ピザ屋。比較対象がないから分かりにくいが、かなりデカイ。直径50センチ位。昨晩食べたお店(pizzeria SCALA)もこの程度。これを一人で食べるとか、完璧カロリー過多
聖トリプン大聖堂。一応これがこの旧市街の観光の目玉らしい。1166年に建てられたロマネスク様式の教会。現在まで2度大きな地震があったため、バロック様式の双塔は地震後に加えられましたとのこと。
こういった名所以外にもドゥブロブニク同様、昔の建物がそのまま残っていますが、これらの街並みは、海洋貿易によって富を蓄えた商人たちが築いた屋敷などらしい。
中に入るのは有料。金額は失念しましたが。
ブティックというか、用品店。
雰囲気的に置いてある服が素敵なのか、はたまた高いのかとかターゲットがどんな人なのかとか不明。
町外れの陸地側の路地はみんなこういった階段になってて、いずれ城壁に通じるもよう。
因みに迷わず城壁に登りたいときは、旧市街の南側にある正門ではなく北東にレリーフのある門があり、そこから総延長4.5kmの長さをほこる古代の城壁へ続くらしい。因みに城壁を上る料金は3ユーロで、長さは大体1350段の階段なのだそうです。
しかしそれ以外に、コトル旧市街の西側の入口である川の門を出て、川を渡ったところから北に100mほど歩いたところにある発電所の脇から登れば、有料のルートと途中で合流するらしい→"コトル 城壁 無料" などで検索すると当該ブログが何件かヒットしますが、google mapで検索してもちゃんと両方のルート載っているので、迷わないと思います。
薬局のようですが、オモチャや絵本がディスプレイされている。これはこれでかわいい。
正門近くの建物なんですが、ツアーの人達が熱心にガイドさんの話に聞き入っていた。なにかしら謂れがあるのだろう。
この辺一帯野良猫大杉(笑)
城壁に登ろうとして、とんでもない目に遭った
ところで、"城壁に登る"ということに関して、FBの友人から有料のルート以外に地元民しか知らないルートがあって云々という情報を得ていて(つまりコトル旧市街の西側の入口である川の門を出て、川を渡ったところから北に100mほど歩いたところにある発電所の脇から登る無料のルート)、
それをなんとなく思い出したんですが、丁度バスターミナルから旧市街へ行く途中の、google mapだとGurdić Bastionという要塞のあたり、
そこになにやら遺跡というか、城壁っぽいのが遠目に見えて、
こんな一般家庭の前みたいなところがこのGurdić Bastionというあたりにあるんですが、(ほんとに一般家庭の庭先にこうやって観光客が入り込んでいて、まったくお咎めなしという、意味わからん)
それがこの下の写真の岩山の部分なんですが、
なんかその先には誰もいないんですが、登れそうな雰囲気を醸し出していて、、、、
好奇心に駆られて登ってみた。
フツ―日本だと、立ち入り禁止とか立て札あるけどそういうのも一切ないし、、、
そしたら、リアルに"茨の道"で(笑)
道なき道を進むみたいな。服を茨にひっかけるとか、砂地で足が滑るとか
マジ危険。
でも途中でごみとかタバコの吸い殻とか有ったので、
こちらの道こそがまさに"地元民しか知らないルート"(笑)
登っているうちに、あぁこれは正規のルートじゃないなと内心思っているんですが、
でも途中で引き返すのも惜しいので、根性で登る
補修とかしてないからいつ崩れてもおかしくないような(笑)
ほんとに日本だったら危険で絶対立ち入れない雰囲気
てっぺん。本来の城壁の頂上へは壁一枚隔ててて行けなくなっている。
しかし絶景なり(@_@)
それも独り占め
いま自分が昇ってきた道。達成感アリ
コトルからぺラスト(Perast Пераст)へ逆戻り
さて、なんちゃって城壁登りも無事に終わり、絶対の絶対に見たいと思っていた
"岩礁の聖母"を見にぺラストまで戻りたいと思います。
というか、だったらぺラストで途中下車したらいいんでは?と思われるかもしれませんが、この場合私はキャリーやらそこそこ大きな荷物を抱えて次の町まで行く途中なので荷物を確実に預かってくれるバスターミナルじゃないと、とのことでこのルートになりました。
ぺラストへのバスは地球の歩き方情報だと、旧市街の南門前から"blue line"社のバスに乗ればよいという話だったので、南門(=正門)のバス停で"blue line"社のバスが止まる度に「ぺラストまで」と言っても乗車拒否されるという。
これがバス停
これがブルーラインのバス。こういったバンタイプともっと大きいバスとが、ある。
方向から考えて間違っているはずないんだけど、、、
コトルはバスターミナルが旧市街のすぐ近くだったので本当に助かった。
所謂ローカルバスに乗ってぺラストへ。料金は2.5ユーロ
岩礁の聖母(Our Lady of the Rocks)について
岩礁の聖母とは、、、、、
人工の二つの島からなり、一つは修道院が建つ「スベティ・ジョルジェ」と呼ばる島。もうひとつは「岩礁のマリア教会」と呼ばれる教会が建つ人工の島。伝説によると、15世紀頃、地元の二人の漁師の船が岩礁にぶつかり、船は大破したが一命をとりとめた。その時この場所にあった小さな岩礁に聖母マリアのイコンが流れ着いているのを見つけ、その岩礁を聖なる土地として十字架を立てたのが始まりで、その後町の人々が岩礁の周りに岩などを沈めて少しずつ埋め立てて、現在のような姿になったとのこと。
既に車窓から見て、うっとりだったんですが、実はこの島に渡ることが出来るので、行ってみました。
ぺラストのバス停を降りるとすぐに二つの小島が見えます
バス通りから道なりに降りていけるようになっています。
降り立ったところ。豪華客船が行き来します。
セント二コラ教会
歩き方情報だと、ここで船に乗ればいいという記述ですが、船着き場らしきところがどこかよくわからないので、手持無沙汰にしているこの人に聞いたら、私が乗せていきますよと。船ってつまり個人経営みたいな感じらしい。
シーズンオフなせいか、私一人貸し切り状態です。
因みに料金は、往復5ユーロ
見えてきました!二つの小島
動画だとこんな感じ
結構上陸している観光客多いです。
中国の団体様にも「遭遇しました(;'∀')
水がめっちゃ透き通って小魚が泳いでいるのが見えます
別な角度から
帰りも一人貸し切り。スベティ・ジョルジェの方。こちらは観光客は立ち入り禁止