どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

モンテネグロの首都 ポドゴリツァは何もない街だった(個人的に)

旅の4日目。ドゥブロブニク→コトル→バルカン半島を東へ。モンテネグロの首都、ポドゴリツァへ向かっています。

アドリア海から一山越えると、そこは全く違った景色

コトルは"岩礁の聖母"を含めても、ちょっと頑張ればドゥブロブニクから日帰りで行けるというのが前の記事ですが、

www.anywhereigo.net

旧市街対決?でどちらかに泊まるとすれば、多分コトルの方が趣深そう。という個人的意見

それはさておき、 

15:15のバスに乗ってポドゴリツァへ向かっています。

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ポドゴリツァまでは、大体二時間ちょっと。

バス代は確か16ユーロ(ちょっと記録間違いで定かでないがこの位)

ここも古い港町であるブドヴァを通り過ぎる。

夕陽に映えるリゾートホテル群

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この辺の道路は九十九折になっていまして、

眼下にまたしても絶景が拡がる。

多分んトンネル作れば時間もかなり節約になるんでしょうが、

こういう美しいパノラマが見れる道路って外国ならではというか。

効率優先じゃないところが良い

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さよなら、アドリア海。

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ツェティニエという頂上付近。

遠くに見えるのは多分ロブチェン国立公園の遺跡

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と、この山を越えるとまったく見える景色が変わります。

 

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動画だとこんな感じ



あぁこれはこれで美しい

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で、このあとは緩いくだりが続いてポドゴリツァ到着

 

ホステルベルリンのトラップにひっかかる

この日の宿はもう、なかなかすごい所だった。

ポドゴリツァのバスターミナルに着いたのが、17:30位

もう段々暗く成ってくるわ、携帯の電池は切れそうだわで早くホステルに行かねばならないのだが。

バスターミナルの近くに安価なホステルは何軒かあって、

そのうちでキッチンがある(らしき)ホステルがあったので、そこを「事前に予約した。

ホステルの名前は"hostel Berlin"

すごく不思議なんだけど、

例えば東京にあるのに"ホテルニューヨーク"とか"ホテル・パリ"とかそんな名前だったら、とても違和感ありすぎだとおもうのですが、海外だと往々にしてこういった

よその地名を冠したホテルの類いがあって。

その言わんとするところが本当にナゾ

 

この地図だと右下の黄色いマーカーのあたりがバスターミナルで、

緑色のがホステルベルリン。

距離にして500メートル位。

 

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夕暮れのポドゴリツァを、ホステルに向かって歩いて、GPSでも殆どここだろうというところまで来ているんですが、それらしきホステルが見当たらず。

地元ピープルその1に聞いたら、違うホステルに連れていかれ、、、

地元ピープルその2に聞いたら英語がわからないからと逃げられ( ;∀;)

その3(この通りの家の庭先にいた正に近隣住民)に聞いたら

"多分そこだと思うけれど、違う看板がかかってて本当の名前が何なのかよくわからない"と、意味不明のことを言われ、、、、その間既に20分以上経過( ;∀;)

意味わかんないけど彼が言う方に向かってみると、

こんなことになっていた。

ここならさっき二度通り過ぎたんですが、、、、、

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拡大するとこんな感じ。

なぜか"ヴィラオールドタウン"と"ホステルベルリン"が同じところにあるという

しかも、こんなちっちゃな看板じゃぁわかるわけないし(# ゚Д゚)

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ということで18:15頃やっとチェックインできたという、、、疲れた

 

ホステルの部屋

これで16ユーロ(≒2000円)バストイレ共用。

支払いは現金のみ

キッチンについては、「何かの手違いである風だけど」とのことで残念ながらナシ。

ここでは自炊する予定だったのですが、、、

このオーナーさんですあんまり英語は話せなくて、

話はもっぱらgoogle翻訳で行います。

で、彼が言うことを彼は日本語にいちいち翻訳するんだけど、

ご存知の通り日本語って他言語と文法が違うから、長文だともはやイミフで、

そんなことせず英語翻訳してくれればいいのに、とか思ったんですが、

まぁそういう気のいいオーナーさんなのです。

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ベッド二つありのシングルユース。

写真見る限りぼろくなさそうですが、細部細部がボロイ

でも安いし交通の便がいいから〇

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もう、ありえないのがこの共用バスルーム

実は電球が切れています。

しかしそれを指摘しても、「じゃぁ廊下の電気をつけっぱなしにして入ればいいからそうして~(^_-)」とのこと。

直す気まるでないという(笑)

同じフロアの他の客も笑うしかないといった様子。

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レセプション。20時前でシーズンオフで半分もお客さんがいないせいか

すでにむじんくん状態

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これが首都?かと思うほど

一応ポドゴリツァについて。

ja.wikipedia.org

ウィキによると人口は15万しかいないらしい。

因みにコトルは22000人。比較したら明らかにポドのが多いんだけど、

なんていうか、都市の成り立ちとか文化、産業が違うからコトルとは全く違う国のようです。

 

さて、自炊できないので市内中心部へ、向かって何か食べに行こうと思います。

これはホステル出てすぐ、真っ暗。

でも物騒な感じはないかな、私のようなおばさんにとっては

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大きな通りに出た。ここを左に500メートル位行くとヒルトンがあって、その辺が繁華街らしい

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もう20時過ぎなんですけど、銀行か何か。まだ営業中

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ホステルのオーナーによるとこの辺が繁華街のようなんだけど、、、

人いなさすぎ

一応金曜の夜なんですが

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人がいなさすぎ、というよりも

実は、街灯が煌々と明るくないからどこか寂れた感じで、

暗がりを歩いているひとがいないわけではない様子

 

地球の歩き方に載っていたDuhovni centar

 

近くに"地球の歩き方"に掲載されいている

Duhovni centar というお店を発見。

どうやらこのお店、めっちゃ安いみたいなのですが、

入ってみたところスタッフはめっちゃ感じのいい女の子で。

メニュー見せてもらったら、確かにピザとハンバーガーみたいのとちょっとしたものしかないという感じで。

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でも自分的にはかなり腹ペコで。

がっつり食べたい気分で。

パスタかリゾットがいいなぁと思ってて。

ということで、"ちょっと自分の探してるのとは違うかんじなのですみません"と言って店を出る。

そして、地図の赤いマーカーのLupo di Mare というお店がトリップアドバイザーで良さげだったので、そこに行ってみたんだけど、なんとなくピンと来なくて。

意外と全て単品で8€位という価格設定もどうか?と思い(サイゼやジョナサンより高い!)。

お店の女の子が感じよかったのに乗じて、やはりDuhovni centarで食べることにした。

 

これがメニュー。冗談のように安い

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お店の中もいい感じ。セルビア正教の教会が運営するお店なのだそう

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なにか地元の果物のジュース。奥に小さく映っている愛想のよい看板娘曰く

"英語だとなんて言うんだか忘れたw"と

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パンと教会のなんとかいう料理。

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ミルフィーユカツで、チーズがいっぱい入ってて、でも肉がちょっとレアな感じで、日本のとんかつ屋さんのカツとはちょっと違った味わい。

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いやー、パンは残したけど(持ち帰り)、おなかにガツンときました。これはこれで満腹。

これとジュースとトータルでなんと!3、8ユーロ

 

メニューの裏面

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本当にこのお店は

味よし、スタッフよし、雰囲気よし、値段よしと、かなりおススメです。

 

早朝の眠気もすっ飛んだ話

ポドゴリツァでの滞在はわずか14時間。

次の朝も早いバスで次の町(コソボの首都、プリシュティナ)へと向かいます。

と、6時に起きて、昨日持ち帰ったパンとかちょっとしたものをそそくさ食べて、顔を洗いに部屋のドアを開けたところ、

なんと猫(=^・^=)が!

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どおりで昨夜猫の鳴き声がするなぁ位に思っていたら、、、

 

ちょっと開けたらさらに一匹部屋に入ってきて!

よほど人に慣れた様子なので、多分ここの飼い猫と思われるのだが、、、、

しかし、眠気もすっ飛んでしましました(笑)

やっぱりこのホステルはちょっとヘンです。

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ホステルの部屋の窓からの朝のポドゴリツァ

今日もいい天気です

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バスターミナルへ行く途中。

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バスターミナル到着

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バスターミナルの中にこんなミニカジノがあって(笑)

中がどんなだかわからないけど

日本におけるパチンコ屋的なのかと勝手に想像する

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このバスで次の町へ向かいます。

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