スバシ故城、キジル千仏洞、塩水渓谷を巡り、次の目的地クズルガハ烽火台へ。
朝9時半出発、一日タクシーチャーターの前編☟ ☟
キジル千仏洞からクズルガハ烽火台への道も、ありえない絶景が続きます。
岩山の形が、まるで怒っているようなそんなイメージ
素晴らしい丹霞地形。張掖で満足してたらダメね(笑)
こんな景色の中の一本道をずっと進みます。しかし、まったく工事しているのを見かけませんでしたがアスファルトは頗る良いです。
時々こんなすごい積載量のトラックが往来します。積んであるのは藁だったり、羊だったりいろいろ。
烽火台(克孜爾尕哈烽燧)へ到着。
この烽火台は今から2000年以上前の前漢時代に匈奴の侵入をいち早く知らせるためにつくられたもので、烽火台の遺跡としてはシルクロードで最古と言われているらしい。そして現存するのはここだけらしい。クズルガハとはウイグルの言葉で「赤い関所」という意味とのこと。この辺の家屋同様日干し煉瓦で作られています。
クチャ川。丁度この時期は既に干上がっています。
すごいです、丹霞地形の奥もずっと丹霞地形が続きます。
これまたありえない位長い貨車
唐辛子を干しているところらしい。
時間は大体16時位。予定より早く回り終わった感じです。朝が遅い分日が暮れるのも遅い(19時位)なので、もう一か所回ってもらうことになりました。
クチャ大寺
16世紀に建立されたモスクが火災で焼失したため1927年に再建された。礼拝堂は1500平方メートル、3000人の教徒が礼拝できる。新疆地区では二番目に大きなモスクらしい。
内部の礼拝堂。なんていうか、手入れがされてなくて、正直ボロい。修復する必要ないという政府の意図が見える気がする(-_-;)
天井部分。とても簡素な造り。
裏の方へ行くと、こういったところがあり、
読んだ通り、シャワールーム。お祈りの前に身を清める的な。でもここにしても使われているんだかなんだか、、、という雰囲気
寺院内の東南側にイスラム宗教法廷の遺跡も残されている。この辺は多分牢屋。
罪人に刑罰を与えるための鞭。興味深そうに振り回す人民。てか触れるとか危ないだろう( ´艸`)
この辺り一帯ウイグル人の多く暮らすエリア。土壁の昔ながらの家々が見えるが、、、
人が住んでいない家とか、朽ち果てた家とかもフツ―に。こういうのも多分今後新築はしないんだろうな😢
庫車の中心地へ行ってみる
大体17時にツアー終了。一旦ホテルで重装備に着替える。この日キジル千仏洞にいたあたりは太陽が顔を出してそれほどでもなかったんですが、一日通して昨日までとは明らかに気温が低い。なのでダウンに着替えて、ズボンの下にタイツを履いてみました。
ホテルの前のバス停。これに乗ればさっきのクチャ大寺やクチャ王府へ行けます。とりあえず、その方角が繁華街のようなので行ってみます。
多分この辺が一番賑やかなあたり。
なんと、こんな地の果てでメイソウが!
コーヒーのスティックタイプを求めて、一番大きそうなスーパーへ。
あるにはあるけど、取り敢えずそんなにいっぱいは要らないし、、、、
レッドブルのインチキとか( ´艸`)
世界中、どんな田舎でもメッシは人気者
と、この日、日本とウルグアイの親善試合を見るのをすっごく楽しみにしていたんですが、時差があることをすっかり失念しておりまして( ;∀;)後半から見ました。ホテルのWi-Fiで百度→章魚経由ですが、時々固まることありましたが、そんなにストレスなく見ることが出来ました。
試合に勝ったので、いい気分で今日はこの旅で初めてウイグル料理以外の選択をしてみました。まぁフツ―の中華料理です。
しかしどう考えても(他の人は3~4人で数品オーダーしていることを考えると)一皿毎のボリュームが多いから、“半分の量でいいから少しまけて”とか、“残したら失礼なので”って翻訳アプリで聞いてみたがもちろんダメだと。揚げ句、ご飯は要らないか?(もちろん有料)とか言ってくるし。
やっぱり全然多すぎで、ちょっと残しておなか一杯でした。
こんな中国の果てでツボルグビール。デンマークのビールですが、チンタオより安かった、確か。