2019年10月、ドゥブロブニク旧市内観光をしています。
ついつい旅行記だとダラダラしちゃうんですが、今回はその中でも役に立ちそうな話題に絞ってます
城壁はこんな感じで正に観光の目玉だった☟ ☟
旧市街にあるコスパが良くて評判のとても良いBarbaについて
旅行先のレストランを探すにあたり、私はいつも"地球の歩き方"よりも"トリップアドバイザー"やgoogle mapを参考にすることが多いんですが、旧市内でのお昼ご飯は結構穴場的に有名で、複数のサイトで見たBarbaというファストフードっぽいレストランに行ってみました。
ここでの評価ですが、
・ドゥブロヴニクのレストラン368軒中75位
・ファストフード部門で20軒中6位
というと大して評判良くないんじゃね?と思いそうですが、なんだかやたらと口コミの数が有名レストラン並みに多いのです。(その数、1894件)
因みに、エクセレント認証ウケています。
Certificate of Excellence (エクセレンス認証)2016 - 2019 とは、
海外で流行っているお店によくあるこれですね~
私はとにかくシーフードが食べたくて!!!
だけどちゃんとしたレストランだと一皿だけで(というか一個のメニューが)安くても100クーナ(≒1600円超)します。もちろんそれなりにボリュームもあるんですが、
かといってその一皿というか単体だけ食べるのはどうか?と思うし1600円自体安くはないと思えるので、価格と評判追求でこのお店にしたのです。
外観。暖かいのですべてオープンです。
お店の中。
とってもカジュアルな雰囲気です。
ディスプレイされているのは杉とか松みたいな軽い木材でできている、この店で使うスプーン
興味のある方は拡大してみてください、お店のメニューです。
我々がオーダーしたのはタコのサラダとイワシのフライ
二品と飲み物オーダーして一人頭、大体100クーナ(≒1650円)
いやー量が多い。
具体的には、居酒屋でオーダーする一品料理の2.5倍くらい。
二人で食べて、申し訳ないけれど四分の一近く残してしまいました<(_ _)>
日本人なら3人でシェアでもいいくらい。
他のメニューも押しなべてデカい。
因みにこちらは隣の席の若者欧米人男子が食べていたハンバーガーのセット。
めちゃくちゃデカい。
食べてみての感想は
ところで味ですが、
10点満点で、6.5点。
残念ですが、あんまり美味しいとは思わなかったということ😢
実は私は海沿いの町で生まれ育ってて、魚の鮮度にはちょっとうるさいのです。その私に言わせれば、調理法のせいか明らかに新鮮!と思う味ではなくて。
イワシはせっかく新鮮な食材使っているんだから、中途半端じゃなくてもうちょっとカリっと揚げてほしかったし、
タコのサラダは他の人がブログで語るほどの驚きはない。ドレッシングも全然フツ―だったしちょっとレタスがしなッとして作り置き感がしてしまって。
それもそのはず、トイレに入った際に店の奥を覗いてみたらごく簡素な厨房施設だったという、、
あ~やっぱりお金を惜しまずもうちょっとちゃんとした店で食べた方良かったのかもしれません、しかしトリップアドバイザーも評価を見る限りすごく評判はいいようなのでこれは個人的意見にすぎませんが、、、、
そういえば、アパートメントツィメのオーナー情報になりますが、
旧市街のレストラン(特に北側レストラン密集地帯)はかの有名なカメニツェ以外はあまり新鮮じゃない素材を使っていたりするので、食べたいなら城壁の外でお店を探した方が無難とのことでした。実際地元の人は旧市街でわざわざ食べたりしないとも言っていました。
以上、お昼はチーン😢でしたが、
気持ちを切り替えてスルジ山へ登ります。
行って良かったスルジ山
昔"魔女の宅急便"とか"紅の豚"とか見た時に、それは多分殆どの人が言抱いたであろう感想だが、
テレビやなんかで見る有名な景勝地では無くて、未だ見たことのない絶景
それがこの山から眺めるドゥブロブニクの町の景色。
ジブリの宮崎駿監督がこの街をモデルに着想を得てのあの美しいアニメなのだという。
この山頂に登れば、こんな晴れた日であれば周囲約60km先まで見渡す事ができるのだという。
しかし!ケーブルカーの料金が鬼高い👹
なんと往復170クーナ (≒2800円)、片道で90クーナ
(2019年12月現在の価格)
いやいや、スイスじゃあるまいし、、、、、、
インフレ著しいこの町で城壁同様双璧をなす価格設定に恐れをなし(笑)、行くか行くまいか非常に悩みどころであったが、旅友さんは是非行きたいというので行くことにしました。実際ケーブルカーじゃなくても(標高412メートル)、まぁ登れないこともなさそうだが、日中ほっつき歩いての午後遅い時間なので、歩いて登るのは即却下。
なので、、折衷案で片道だけ買っていざ登る。
所用時間たったの4分で山頂へ到着。
展望台からの眺め。あぁ、なんという絶景!
本当に素晴らしい。これは90クーナ払っても来る価値がある!
ところで、これは展望台のてっぺんからの写真。だから下の方にいる観光客ももれなくファインダーに収まっています。なかなか誰もいなくなるってこと無いんですよ(笑)
しかし、実は自分と旧市街の眺望オンリーが撮れるスポットがあるのです。
この下の地図の赤い丸の辺り。
ジグザグの道は山頂への登山道で、地図で言うとクロアチア戦争博物館とパノラマレストランの間にあるのがこの展望台なんですが、ここを左手前方に降りようと思ええば下りていける道というかスペースがあります。
ここからだと展望台にいる観光客に邪魔されることなく撮影することが出来ます。一応現状立ち入り禁止とかではありません、他に2組写真を撮っている観光客もいたので。まぁ他2組くらいなら譲り合いで自分だけのスルジ山絶景が撮れるというものです。
登山道を間違えたため悲しい遺跡に遭遇
ところで、写真撮影を堪能した後で(笑)よく調べもしないで、ここでいんじゃね?と思って、ここから登山道ではなく左手にちょっと広めで車が通れる道があったためそこを取り敢えず道なりに下山した。
すると、このような古代の遺跡がところどころありました。
また、もうちょっと下ると、このようなモニュメントがあり(上の地図の黄色いマーカーのあたり)、その後ろで地元のおじいさんたちがゲートボールみたいなゲームに興じています。
この案内を見ると、
1991年にセルビアセルビアとモンテネグロの軍隊が攻撃を仕掛けてきて、この村をコテンパンに破壊したと。
そして1992年には全て焼き尽くされたと。
その後クロアチア軍が村を奪還し緩やかに再建が始まったと。
本当にこの辺は"ヨーロッパの火薬庫"なんだなぁと痛感😢😢
山頂からおよそ1キロも歩いたであろうか、、、
さっぱり麓にたどり着かないと心配になっていたところ丁度この辺に、ピレ門まで行けるバス停がありまして、ドゥブロブニクカードを買っていたため無事旧市街へ戻ることが出来ました。めでたしめでたし