さよなら三亜( ;∀;)ここからいよいよ鉄道の旅です
三亜~崖州
4/23 天気:快晴。この日は一晩かけて以下の日程を進みます。
海南島を時計回りに北上するのですが、まずは途中、古崖州城というちょっとした遺跡があるのでそれを見に行きます。
実は本来、三亜の駅の近くで路線バスでもフツーに行ける崖城鎮というところ(美しい古鎮)に行く予定だったのですが、なんか思いっきり勘違いをしてしまい、市内のはずれの崖州というところに行く予定を組んでしまった(電車のチケットって軽々に変更できないし、チケットを手にするのも面倒なのです(-_-;)、、、以下記事参照)。
ということで、 三亜の駅まで。
タクシーの車内から。途中、このようなウイグルレストランを見かける
三亜駅。外人観光客の集客をみこんでか、他の駅と違って、横文字表記など有り(笑)
コンドミニアムからタクシーで60元(≒1000円)。空港より距離的に全然近いのに結構渋滞してて、50分位かかりました。
お約束の荷物のエックス線透視。
これはフツ―の和諧号。今や全国津々浦々このタイプの電車が走っている。
約20分位で崖州到着
マジで暑い、、、、
中国の駅で荷物を預けるということその2
ここで私は、荷物を駅の便利屋(コンビニみたいなキオスクみたいなの)に預けて街をふらついて来ようと思っています。
しかし、駅の中はがらーんとしてて、まぁキオスク的なのがあるにはあるのですが殆ど無人状態。なので、駅の服務員に“荷物を預けることはできますか?”と、翻訳アプリで聞いてみた。そしたら、全然済まさそうでもなくフツ―に
“没有(無いということ)”
え????
てか、だったらフツ―の旅人はどうやって観光するのだろう????
本当に何もない街ならさもありなんだが、一応百度地図にも載っている観光地なのに、、、、
過去、ウイグル旅で哈蜜に行ったときはフツ―に預けることが出来たのですが、、、、
服務員の態度からして、預けようとする人など全くいないらしいのでやはり鉄道網がすごい勢いで整備されているとはいえ、こういったソフト面はまだまだ改善の余地がありそうです(;^_^A
ということで、残念なことに炎天下キャリーをひきながらの観光となりました。
バス1元で古崖州城へ到着。
一切加工はしていないのですが、本当に抜けるような美しい空。三亜の海といい、中国もこの辺までくると所謂待大気汚染等の影響は全くありません、今のところ。
城壁の遺跡。とはいえ、宋代4年目(1198年)のものを修復したもの
城の前。古い騎楼が何軒か残っています。
結構城壁は厚みがありまして、このように(多分酔っぱらいですが)涼んでいる人なども。
美しいプルメリアの花。すごくいい匂いなんですね~
ここについての紹介(全然読めませんが)
本当はここに行きたかった( ;∀;)
この地の名物。三亜で私は右側下から二番目のを食べたかったのだが(多分エビがいっぱい入っているお好み焼き)、昨日機会を逸してしまい、今日こそ食べようと探すもこの近辺で見つからず断念
ココナツジュースも8元と、観光地価格の半額以下
駅前の小吃の店で昼食。豚細切りとザーサイの炒め物ご飯。13元≒220円。安くて美味しい。
崖州~海口。やはりどうにかなる
さて、時間も押してきたのでバスで駅へ戻る。
電車の中。まだ混んでないけど、駅に停車する度続々乗客が乗ってきます。
最近の中国もこんな風に広告だらけ
ラッキーなことに電源見つけた(たまになかったりするし先客がいるとさすがに使わせてとは言いづらく、、)
フットスペースは結構ありまして、上の棚に相当な重量のものも置けるには置けるのですが、めんどくさいので足もとにキャリーを置いています。
長閑な熱帯モンスーン気候の田園風景
39度とか(;゚Д゚)列車内は至極快適ですが、外はこんなことになっていた、、、
さて、どうしても三亜から直接この“海口駅”まで行こうとすると、時計回りであれ逆回りであれ停車する電車が超少なくて、最寄りの老城鎮で下車してタクシーを拾おうという考えです。事前にこの区間の距離と時間を調べたところ、16キロ、約30分です。(なぜか大体の金額は明示されていません)
ここからしばし写真を撮る暇なかったので、文章で説明します。
まずは老城鎮で下車。すると右手に何台かタクシーが止まっています。中には多分近距離用と思われるリクシャーみたいな人もいます。
で、その中で私は“海口、海口!!”と連呼します。しかしなかなか言ってもいいよという運転手さんがいません(つまりシカト)
20キロにも満たないのに?何でだろう??と思いつつもいつまでもここにはいられないので、更に叫んでいると、いいよと(しょうがないけど的な表情で)言ってくれる運転手さんがいたので乗せてもらいます。一応、料金は60元で交渉成立です。
乗車しているその間、ずっと百度地図上で方向的に間違っていないかチェックしています。
と、結構近くまで来たら、やおら誰かに電話しています。どうやら同じ運転手仲間のようです。
で、とある交差点で待ち構えていたその運転手仲間のタクシーに乗り換えろと。
( ゚Д゚)ハァ? と思いましたが、到着しないことには始まらないので、指示に従います。
全く意味不明です(笑)多分地理不案内とかそういったことなんだと思います。
ということで無事、二人目の運転手さんに60元支払って海口駅到着!
ここでいよいよこの旅最大の目的である客載車両渡船に乗ります!