どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

リラの僧院に泊まった話(下)

この旅でやりたかったことの一つ、リラの僧院へ宿泊しています。

ここまでのおさらい

www.anywhereigo.net

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教会のミサに参加した

日帰りで訪問だと、絶対体験できないことがあります。

それが、ここでのミサに参加すること

ミサは朝晩それぞれ一回ずつ行われます。

夕方は確か17時から。

もちろん撮影禁止

静寂が支配する教会堂内は、天井から吊り下げられた見事なランプとろうそくに火が灯されてあり、夕暮れと相俟って更に薄暗く厳かな雰囲気です。

昼間はあんまり気が付かなかったけど、よーく見ると本当にこのランプとかまわりのフレスコ画やイコンがすごくゴージャス。いったいいつどうやって掃除するのやらという疑問笑

 

説明するのがすごく難しいのですが、

修道士が朗々とビザンチン聖歌を歌います。

その響きというかハーモニーが僧院全体に響きわたり心に沁みます、なんだかほわほわしてきます。

そして、独特のフォーメーションがあって、背の高い修道士さんが

僧衣の裾を翻すようなさっそうとした所作で、

どういう手順かわからないけど途中でカーテン閉めたりランダムに燭台のろうそくを二本選んで消して下に捨てたり。

最後に参加者が祭壇に拝礼を許されます。

始まりから終わりまで大体45分位

これを毎日やっているのかと思うとなんだかすごい。

教徒でもないのに参加させていただいてとても貴重な体験でした。

ほんとうになんだかとても有難い気分。

 

 

暮れなずむリラ。

時刻は18時。

鐘が1時間毎になるんだけど、
毎回なぜか4分遅いという謎。なぜちゃんと合わせないんだろう?


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昼夜共にザレヴ ヴレイХотел  Царев Връх で食べた話

夕食は、昼ごはん食べたレストラン(ホテル併設)じゃない方に行こうと思ったら、

なんともうすでに閉店ガラガラで涙

結局お昼を食べたお店で夜ご飯も食べました。

この右奥がホールみたいになってて

今晩ここに泊まる中国人団体様御一行がにぎやかに食べていました。

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メニューはこんなかんじ

田舎の割に高いというか、ソフィア市内の安い店より高い印象

つまり観光地価格

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“僧院のパン”という名称のパン。こってりしてて単体でも美味しい

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これはSACH(サチ)という料理。

ブルガリア風鉄板焼き。塩胡椒のシンプルな味付けです。

ネットの情報だと、"シンプルな味なので素材の美味しさがきらりと光ります"とのこと

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"僧院のサチ"は、とり ハム トマト 玉ねぎ ビーマンの上にチーズがたんまり乗っている。
塩とハーブの味。味付けもちょうどよい。というか、、、、

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なんていうか、、、、tooリッチ(笑)美味しすぎてもちろん完食😋
見よ、この油を!!
つくづく美味しいものは脂肪と糖でできている(笑)

 

この日は、日本では天皇陛下が代替わりする(即位の礼)ちょうどその日。

ここ遠い東欧でも世界のニュース的なコーナーでちらっと放送していた。

日本は寒い雨が降っているんですね、、、

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僧院の夜は更けて

僧院に戻ります。

一応戻るには門限があり、21時まで。

電灯がないから殆ど真っ暗。大体20時前

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修道士さんの生活エリア及び宿坊。しーんとしています。

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厳粛というか、そんな感じ。

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よくわからないんですが、手持ちのvodafoneIEのSIMカードが電波掴まなくて、一晩ネットがない状態でした。

あと、自炊じゃないので料理らか買い物やらそういった諸々やることもなく。

まだ九時前にシャワーも終わるという(笑)
ネットがないってどんだけ暇であり時間を有効に使えるのかということでもあり。

なんとなくパソコンに入れてきた映画などを見て過ごす。

 

夜が更けるにつれて、だんだん寒さが増してきます。

一応電気ヒーター点けていますがそれだけじゃかなり寒い。

手持ちのカイロを既に投入(笑)

それと、この目の詰まったノスタルジックなオールドスタイルな毛布。

めっちゃ重いけど、これがとても暖かい。

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寒いけれど外にでて僧院内ふらつく。

水飲み場。フツ―に水が飲める。ブルガリアの水はとてもおいしい。

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私のスマホだとさすがに星空までは撮れなくて。しかしそれはそれは満点の星空。

フツ―に流れ星も飛んでいます。

 

私はたった一人でこの静寂のなかにいるのですが、

怖いとか寂しいとかは全く無くて、

とても満ち足りた気分。