この旅で一番やりたいと思っていたこと、客載車両渡船(電車に乗ったまま船に乗ります)に乗った話です。
海口駅はこんな感じ
なんとなく見た目や設備が古ぼったい感じがすると思ったが、2002年築とのこと。
もう、長いような短いような一日でしたが、ようやくここまでたどり着きました。達成感でいっぱいです。
しかし、夏の陽気でその上この駅舎はエアコンがないので暑いことこの上なし。
中国って、関係ない人がホーム内に立ち入ることが出来ないので、みんな三々五々駅の前にたむろしています。
これからのる電車。Z112 17:30発です。只今の時刻、16:15。やはりここはタクシーを使って正解でした。
(この日ここへ来るまでの道のり☟)
暇なので売店を覗く。ありとあらゆるカップヌードルとそれ以外お菓子と飲み物、おつまみ系が多い。このような多分日本製を装った商品や、右側の前回ウイグル旅のとき食べた(それまで小馬鹿にして食べたことなかったけど意外と美味しかった)シフォンケーキもあり。
その隣に小吃やちょっとした飲み物などが飲める食堂あり。一応Wi-Fiフリー。何もオーダーしなくてただケータイいじってても注意されない様子。
一応、ちゃんとした駅なので昼間の崖州と違って荷物預かりもあるもよう。
外国人専用の改札
中に入ってしまえば少しは涼しいのかと思いきや、そんなことあろうはずもなく
暑い暑い。4月下旬でこんななんだから、仮に真夏だったらどんなだろう(-_-;)
今まさに乗ろうとする人々でごった返しています。
海口~哈爾浜という世界で22番目に長い路線
一応、世界で22番目に長い。もしずっと乗っていたとすれば、総延長 4310キロ、所要時間 48時間36分と、かなりなもんです。その中で広州までチケットが取れたので約14時間の乗車になります。
疲れも飛んで、なんとなくワクワクしてきました。
軟臥、4人で一部屋のクシェットタイプ(一応ドアが閉まる)です。
ここは私のベッド。
荷物を置く網棚、ハンガー、テレビ(見てないから着くのかどうかわからない、他の人もだれも見ていない)、布団も始発なのでキレイな状態です。テレビの横のレバーを手前に引いてそこに足を引っかけて上段に上がります。
上段はこんな感じ。
電灯は各ベッドにあります。濃淡調節できます。
電源は窓際にあるテーブルの下にあります。
エアコンはとても快適です。
この日のメンバーは夫婦らしきカップルが対面の上下段。私の上は小さい男の子連れの女性。
普段、こういったクシェットタイプの場合、ご飯時は上段の人も下へ座ってご飯を食べる感じなんですが、上段の子連れさんはさすがに外国人と一緒が気が引けたのか、発車してからずっと上にいる感じだった。
発車してわりとすぐ。17:50頃。いよいよ積み込みです。
以下積み込む際の動画など。☟☟
因みに、船で移動する間は車輛の外へは出れません。また、電気系統はすべて停止になります(よって、なかなか暑い)
車内販売があったので購入。25元≒420円。キャベツとジャガイモの炒めたのがご飯に載っている。あまりおかずにならない。したがってご飯は半分以上残してしまった。
上段のお子さんと、他に同年代の男の子が乗り合わせていて、すっかり意気投合。
しかも暑いかパンイチとか。子供ってすぐ仲良しになりますね(^^♪
4/24 旅之五日目の朝
朝6時前に起床。まだ他の同室の方々寝ています。
無理に食べなくても実はよかったのですが、朝食をやはり車内販売にて購入。
パオズ、おかゆ、ザーサイなどの漬物、あとたしかゆで卵。これで大体340円
正直これは高いというのが感想。起き抜けだったのでほぼほぼ残してしまった、ごめんなさい。
実は時を同じくして6時位から食堂車も営業していました。
しかし何故か鍵がかかってて行けないようになってて、仏山(広州の前の駅)でたまたま停車しているときに、“そっちに行きたいんですが”的にジェスチャーで表現したら、外を通って行けと言われた。本当になぜ鍵がかかっているのか不明。
7時過ぎ、広州着。というか、6割方海口からの乗客はここで下車するもよう。
広州は単なる通過点。次は地下鉄で 広州→広州南。そして武漢へ向かいます。