どこへでも行く

アラ還の一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど。因みにこのアイコンはカンクンのセノーテで水中から上を見上げているところ。それと記事の背景の幾何学模様はインドの階段井戸、チャンドバオリです。

ロスバゲのせいで予定変更を余儀なくされる

マダガスカルへ到着!

ワンワールドの世界一周中ですが、

途中で何度も長ーーーーいストップオーバーを挟んでいます。

ストップオーバー中は世界一周のチケットを離れて自分で海外発券したチケットで回ります。

今回は世界一周のチケットでは、

2024年1月 東京~シンガポール~クアラルンプール~インド(ここで一度目の長いストップオーバー インドからスリランカそしていったん帰国)、

4月旅を再開、(スリランカ経由で)インド~ドーハ~ヨルダンまで来ました。そこから二度目の長いストップオーバーです。

ヨルダン周遊後、エチオピアのアディスアベバを経由してマダガスカルへ来ました!

 

長旅に変更はつきもの

私はどちらかというと、旅行に行く前から具体的な予定(交通機関とかホテルとか)を立てるのが好きなタイプで、むしろ計画段階から旅は始まっていると思っていて、いかに許容範囲内でリーズナブルに行けるかとか、大昔誰それが泊まったとか、安全に行けるルートと時間帯はどれか等を先人の情報やアプリを参考にいろいろ頭を悩ましたりするのが好きで、それらのプランを一つ一つ実現させていくことに達成感を感じるのですが、

ですが! 過去にブラジル一ヶ月やインドでもそれほど計画を逸脱することはなかったけれど、今回ばかりは変更に次ぐ変更です。

今回でアフリカ大陸は二度目で、一回目はまぁ入門編ともいえるモロッコに数年前。モロッコは王政だしムスリム国家ですがそれなりに開けた国で、観光にも力を入れているので予定通りに行かないということはまぁなかったのでよかったけれど、今回でアフリカに対する印象が変わったというか、自分にとってはアフリカはままならないところだというのが正直な感想。

4/16にヨルダンから入ってアディスアベバから日本に5/4に帰る予定の19日間のアフリカ滞在なのですが、在アフリカ三日目で既にトラブルが二度。

・フライトが変更になる

・荷物が行方不明になる

そもそもは自分が悪いわけではないけれど、マダガスカルへ行くフライトが変更にならなければ荷物がなくなることもなかったという、いわばアクシデントがアクシデントを生むとも言え💧悪い方に考えれば全くキリがない。なので、このときはずっと憧れていたマダガスカルを旅するのも期待よりなんだか不安が多い。

 

一応マダガスカル滞在は

4/18〜4/29の、12日間。

マダガスカルって他の人のブログでもよく言及されていますが、公共の都市間移動は飛行機か、あるいはバスしかない、しかもそれらの所要時間は(当たり前ですが)すごく差がある。

且つ(どちらかというとこちらのほうがネックなのだが)、飛行機もバスもそもそも隔日とか週二回とか、便によっては毎日運行というわけではないのですごく予定が立てづらい(行ったことないアフリカの大体の国はそんな感じなんだと思う)。

つまり、一つの行程上のトラブルは途中の何処かで取り戻せる感じじゃなくて、確実に旅程に影響を及ぼすのです。

※だからこの国を回るには日程に余裕持たせたほうが絶対によいと思います。

人生初めてロスバゲの憂き目にあう

ということで、 正直気落ちしているというか軽いパニックに陥っています。

直後は、なんで自分が?と思ったりそもそも便が変更になったあたりから運気が悪かったのだなとおもったり、挙句の果て前記事のCさんが盗んだのでは?と他責の念に駆られたり(もはやフツーの精神状態ではないw)、まぁがっかりで憂鬱しかありません、、、??

しかし、だんだんにいずれ来るものがついに来た、来る時が来たんだな、くらいの感じ。となればこの事実は事実として今後のために事実を受け止めつつ脇に置いといて、本来の旅行を楽しんだ方が絶対によいと突然前向きに思い始めています。

というのもツメツメのスケジュールで旅行していないし、がっつり保険に入ってきたし、カバンそのものは人の年齢でいうと80歳くらいの?何度も壊れては修理に出すようなロートルな10年選手だし(まぁそれなりにタフで愛着あるのですが)、カバンの中に致命的な何かを入れていなかったから最悪諦めがつくというのも大きいです笑

※後から出てきたから問題なかったけれど、この時はほんとにそんな心持でした。

 

荷物をなくした際の手続きの一般的な流れですが、 

1.手荷物紛失証明書をその場で発行してもらう

2.運航する航空会社へ連絡する

3.海外旅行保険の保険会社へ連絡する

以上の流れになりますが、

航空会社だけでも保険会社だけでもダメです、まぁ保険会社だけでもいいといえばいいんですが、当座のことを考えるとまずは航空会社へ連絡しといたほうがいいようです。

というのも、万が一荷物が出てこなかったら、

・最終的に荷物が見つからない場合(完全な紛失)に、一定の補償をすることがある(詳細は不明ですが、おそらくエアラインごとに補償内容が違うんだと思う)

・場合によっては当座の、簡単なトラベルキットを受け取れる場合がある

なので、見つかるのかそうでないのか、原因も全くわからないロスバゲ直後なら、一応上記のサービス使えるかどうか聞いてみてもいいかもしれません。

しかし、"簡単なトラベルキット"っておそらく最低限のものだろうから、ある程度自分のこだわりを(例えば柔らかめでヘッドが小さい歯ブラシとかw)求めるなら、旅行保険は入っておくべきです。

※それと、これも重要なのですが、機内持ち込みにある程度一晩困らない程度の下着や毎日使う日常品を、絶対入れておくべきです。私はいつも、

・下着の替えとタオル・化粧品・薬類・こだわりの歯ブラシ位は手元のカバンに入れています。これがあるかないかでなくしたときのがっかり度が違います。

自分はカード付帯の保険以外にオプションでいろいろ欲しい方なので、

しっかり都度海外旅行保険に入ってまして、そのとき必ず航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約(航空機に預けた手荷物が目的地に遅れて到着した場合に、遅延によって発生した実質的な損害を補償するもので、具体的には、手荷物遅延により旅行中に必要になった衣類や洗面用具などの購入費用などが補償対象)を付けています。少なくとも自分が持っているクレカの付帯保険にこの特約はないし、わりと高級めのカードじゃないとこの補償はない気がする。なのでせいぜい2~300円払えば特約つけれるんで私のように心配性な人は絶対つけた方がいいと思います。

手荷物紛失証明書を発行してもらい市内へと向かいます。

 

ちなみに、ロストバゲージの確率ですが、、、

世界のロストバゲージは2007年に46.9百万個ありましたが、2019年には25.4百万個に減少しています。 また、発生確率も2007年の1.88%から2019年には0.56%に大きく減少しました。

つまり、だいたい180回乗って1回遭遇する計算

振り返ると、まずロスバゲの起こりそうのない国内線を含めれば確かにこの時点でそのくらいは乗っているかな?という気がするのでまぁ確率的に妥当といえば妥当ですが、、、

 

アンタナナリボのミニバス 空港〜市内

空港から市内への行き方は、

1.ホテルの送迎

2.タクシー

3.ミニバス

の3つの行き方があり、金額が高い順です。

公共交通機関はミニバスだけでホテル送迎はおそらく空港で出迎えてくれてそのままホテルまで連れて行ってくれる感じなんだと思うけれど、小規模なホテルだとタクシーを使ってくださいと言われるんじゃないかなと思う。また、タクシーと比較してもミニバスで行くのがダントツ安いというのがネットの情報からわかっていたのでまずはミニバスで市内へ行こうと思います。

 

アンタナナリボ空港。インド洋を赤道を挟んでかなり南下してきたのだが、

アディスが高地で気温が高くなく快適だった(日本のオンタイムの天気、温度に近い)だけに、また夏の天気に戻ったなという感じ

空港で両替して、エアSIM開通するのを待って、タクシー乗り場や駐車場を通り過ぎてバス乗り場まで来る間にタクシーの客引きがしつこいけど無視します。また、バス乗り場がいまいちわかりにくくてその辺の人に聞いたりするんですが、テキトーに答える人もいたりするので注意が必要です。とにかく空港出て駐車場突っ切って、まっすぐ進んでの公道にバスは来ます。

 

オマケ。アンタナナリボ空港のトイレ。すごくビビッドなローズピンクでかわいい。

かわいいですねーとお掃除のスタッフに言ったら、よく言われますとのこと

自分は日中の到着及び移動だったので、アンタナナリボ空港→市内間は、ミニバスを利用しましたが、夜間は日本と違って街灯が少ないので暗くて物騒なので、絶対に送迎かタクシーを使った方がよいでしょう。

 

バスの運転手に市内へ行くのか聞いて、そうだと言われた(話が通じないので、多分w)ので乗る。あまり混んでなかったので、すかさず助手席に陣取る。

これが空港出てすぐのアンタナナリボ空港周辺の様子。

エチオピアに着いたとき、あーアフリカ、、、って思ったけれど、ここはさらに輪をかけてアフリカです(うまく表現できない)

空港からバスへ向かうバス。車内から。その1


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因みに前方のライトバンが同じくミニバス。

つまりバスといえど、実はライトバン。

なので、自分はこのとき預け入れ荷物をロストしているからなんとか許せるレベルだけど、仮に荷物2つだったら正直厳しい。乗れないことはないけど、それによって乗りたい地元民が乗れなくなる恐れがあるので荷物が多くて良識ある旅人はちょっと値が張ってもタクシーを利用しましょう。

乗ったあとで気がついたのだが、GoogleMapみていると、なんだか空港から離れて市内じゃない方向に向かっているようでちょっと焦るんだけど、実は終点のちょっと前で拾ってもらったいた感じで、

空港を背にして左というか東方向がおそらくこのミニバスの終点で(確かに、地図だと

と)そこで乗っている人は降りて(でも自分だけは乗ったままで)、他に人が乗りこんでタナの市内へ向かった。

空港からバスへ向かうバス。車内から。その2


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というか、このミニバス当然といえば当然なのだが、住民の生活の足なので、所々止まっていく、それも時に横に逸れたりぐるっと迂回したりするので、空港から市内まで渋滞していなくても、一時間以上かかるもよう。なのでやはりミニバスは万人には勧められない。時間がかかっても安いのがいい人で荷物の少ない人向け。

 

お世話になったVILLA ESPOIR 沈没に近い

タナ(以降アンタナナリボは略して記載します)には結局11泊のうち、なんと5泊もお世話になったのだが、この宿は自分の嗜好にほぼ合致する宿で、すごく便利じゃない場所であるにもかかわらずマダガスカル滞在のほぼ半分ここにお世話になったことになる。

 

villaespoir.com

 

ホテルではなくていわゆるゲストハウス。

自分が利用したときは、Booking.comの特典で朝食付きで一泊せいぜい3000円くらいだった。沈没といえるかどうかビミョーな日数だが、予約サイトの口コミ見てもわかる通りとにかく快適で、意外とまったり部屋にいることが多かった。

 

私はどちらかというといろんなホテルに泊まりたい方なのだが、モロンダバとツィンギーへ行く前にここが良すぎたので、行ったあともここへ泊まった。

 

ちょっと中心地からは離れている点(一番賑わっている独立大通りから2.3キロ)を除けば良かった点しか思い浮かばないのですが、

・予約語問い合わせをしてすぐ返事をくれた、バスの予約を代行してくれた

・部屋が可愛い

・すごく清潔

・安価な割にホスピタリティにあふれる

・コティスバスの乗り場まで歩いていける。(徒歩16分)

・日本の自宅並みの優れたWi−Fi

 

部屋。このへんは標高が高いのでエアコン不要。

窓を開けたまま寝る。

 

ベランダからの眺め。直ぐ向かいの建物(5つ扉がある茶系の建物)の一番左がラッキーなことに酒屋。なので遅くまで酒を買いに行ける(あるいはまだ明るいうちに買ってゲストハウスの冷蔵庫に入れとけばよい)左から2番目はなんか怪しげなカジノみたいなみんなで宝くじみたいなのをやってる店😅。システムなど一切不明。開けてすぐ、なんか怪しげですかさず‘Sorry’と言って閉めるみたいな笑

 

朝食 

毎朝ほぼ同じ内容だし、バターはなくてマーガリンだし、個人的にあまり好きじゃないバゲットだけどまあ悪くはない。

 

 

到着した日の夕食。オプションで今日はゲストハウスで食べる。郷土料理。

なんかおかゆみたいなもの(まぁまぁ)と魚の揚げたやつ(ちょっとしょっぱすぎ)

この日最終日の宿泊客(70代男子フランス人)と一緒。この人はこれから沿岸部へ釣りをしに行くらしい。

 

キッチン。すごく清潔。自分は湯を沸かすとか電子レンジ使うとか、ちょっとしたものしか作れなかったけど、どこかアフリカンの観光客はガッツリ調理していた。

毎日スタッフがきれいに掃除してくれる。ここでスタッフ(たぶん近隣に住むそのへんのおばちゃん、名前聞いたけど失念。とても感じが良い)が毎朝ご飯を用意してくれる。

 

共用部分。

そもそものゲスト数が少ないので、とても落ち着いている。

 

トイレも、シャワーもビカビカ。

そもそもトイレとシャワーが別というのが日本人的にありがたい。