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一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

チャリンキャニオンに行ってきた

 まだまだ知られざるカザフスタンの中でもわりと著名な観光スポットであるチャリンキャニオンに行ってきました。

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と、その前に前日の夕飯(^^)すべてスーパーのお惣菜です

ペリメニはフツ―です。中身はマッシュポテトとかそんな感じ。食べるたびフツ―の餃子のたれで食べたいと思います。

左側はチキンのトマトソース煮。胸肉なので固い。ニンニクの風味がキツイ。

コロッケ、中身は魚肉ソーセージみたいなの

右のデニッシュっぽいのは中に柔らかいハンバーグ種が入ってて絶品だった。

チャリンキャニオンってこんなところ

 キャニオンと名がつく通りここは渓谷。

https://en.wikipedia.org/wiki/Charyn_Canyon

Charyn Canyonはアルマトイから約200キロ、チャリン川(天山山脈北部の最も深い川の1つ)に沿って80km伸びています。風、水、砂による風化がこの渓谷の独特の赤い砂岩を侵食し独特な景観をもたらしました。また、そ崖の中には特定の形に似ているものもあります。そのため、峡谷の一部は "Valley of Castle"、Witche's Gorge、Ghosts Gorgeとも呼ばれます。色とりどりの岩石層は、底部に火山性溶岩を含み、上部に残骸を含む、堆積物堆積のさまざまな段階の産物です。Charyn Canyonは、5つの異なるキャニオンで構成されています。Valley of Castle、Temirlik Canyon、Yellow Canyon、Red Canyon、およびBestamak Canyonです。 "Valley of Castle"はチャリンキャニオンの最も人気のある場所です。--------Wikipediaより

 世界遺産ではないんですが,カザフスタンの国立公園に指定されています。で、多分カザフ的に推しなんだと思います。別名カザフスタンのグランドキャニオンとか東洋のグランドキャニオンとかそんな感じ(そのように騙る名所はたくさんありますが、、)

  アルマトイからのエクスカージョンだと、

  1. チャリンキャニオン、、、自然の風化が生み出した美しい渓谷 下の黄色丸 
  2. ビッグアルマティ湖、、、標高は高いがアルマトイから近い湖 緑の丸
  3. タムガリ、、、古代の人が石にいろんな彫刻している遺跡  赤い丸
  4. タムガリタス、、、岩に仏教絵が描かれている遺跡   青い丸

上記が一般的な行き先。

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ツアーの金額だと2<4=1<3

 なぜか世界遺産なのに行きづらいのが3のタムガリ

そうそう、朗報!💡

去年まで欧米系の旅行会社がまったく参入していなかったんですが、viatorでもアルマトイ近辺の観光地予約できるようになっていました!

www.viator.com

 それにしてもタムガリは高い(一人だと247ドルとか、、、)ですが。

一応ここへ行くに至った経緯など

www.anywhereigo.net

 

ツアーに出発

 朝9時、アスタナホテルから無事出発。

ドライバーさん、ガイドさん(英語ロシア語で話します)。客の構成はイタリア人熟年カップル、ロシア人熟年二人連れ、そして私。

行く途中の近代的なエリア。

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遠くの天山山脈が本当に美しい

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 途中でパン屋さんがあって、ナンを焼いています。ウイグル式の焼き窯なのだそう。

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 途中のガソリンスタンドで。給油するとともにガイドさん曰く、ここが一番最後のちゃんとしたトイレですと。

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 この人たちはなんなのかというと、GSの前に立ってヒッチハイクしている人。ずっと観察していたけどちゃんと車が止まってちゃんと乗って行けている。

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 これが我々のツアーの車。

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途中、ウイグル族の人の墓地

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ウイグルから逃れて来た人の村

途中、ウイグルから逃れてきた人の村にちょっと寄り道しました。

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この地に根付いて、農作物を作って生活しているということです。

ガイドさんの話から類推するに、やはり新疆の忌まわしいうわさは残念ながら本当のようです。このガイドさんはカザフ人なんですが、隣国には正直怒りしかないようでした😢

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 当然言葉がわからないからですが、同じウイグル人でも新疆にいる人たちと雰囲気がまるで違います。

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ケバブを焼いています。

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これはトイレ。日本円で3円位で入れます(笑)

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新鮮な野菜や果物がいっぱい、見たことないようなフルーツなども。
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ここから先はもう人里離れた一本道。車窓からの景色。草原が続きます。

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3時間かかってやっと到着

 やっと到着。この先、渓谷の入り口が観光用に整備されていてそこを歩くというトレッキングコースです。行きはゆっくり1時間半強かけてガイドさんの話を聞きながら歩きます。帰りは今来た道をちょっと早めに45分位かかって折り返します。f:id:dokoedemoiku:20190102222005j:plain

おー、いきなり絶景です。

ここからは説明不要、写真で大体の様子をお伝えします。

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風や雨で風化が進んだ岩がゴロゴロしています。

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野ねずみの巣らしい。水色で囲んだところにネズミがいます。夏はサソリとか出てくるらしいΣ(・□・;)

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こんな奇岩もあり。天山神秘大峡谷然りですが、こういうのが万が一にも落っこちて来る可能性があるわけで、自然の驚異というか。

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普段日本で生活していると、こういった大陸、とりわけ内陸部の独特な地形ってほんとうに目にすることがないので、地球の歴史が肌で感じられて驚きの連続です。

 

ここが折り返し地点。これは宿泊者用のコテージ。

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キャンプなどもできるもよう

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チャリン川

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行きは良いのですが、帰りは緩いけど登りなのでなかなかキツイ

やがて出発地点に戻ったところ。時間は15時過ぎ。

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ガイドさんが車に積み込んであった民族衣装を我々に渡します。

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おやおや?

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シャンパンを開けました。

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はじめは皆恥ずかしがって着ようともしませんが、旅の高揚感も手伝って、和気あいあい乾杯の図

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さて帰路につきます。

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カザフでウイグル料理を食べる

 帰りは行く途中に立ち寄ったウイグルの村の近くで遅い昼食を食べました。

つまりチャリンキャニオンに行く途中のアルマトイの町外れがウイグル人の入植地ということらしい。

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 これは何をしているのかというと、奥の人たちがカラオケに合わせて踊ってるところ

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時間はもう5時。さすがに腹減ったわー

これはナン。

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 私は例によってノーマルなラグマンです。

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それと一人サラダが一人分づつ。というか、このサラダの量がフツ―に多すぎ

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好みでかけるビネガー

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私がオーダーしたサラダ。まぁこうやって野菜がガシガシ食べれるのはとても有難い

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皆さんがオーダーしたラグマン。炒めるタイプ。

ガイドさん曰く、世界中どの国の観光客もラグマンをまずいという人はいないのだとか

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ここで遅い昼ご飯を食べたので夜は食べなくてもいいくらいでした。
ホステルに着いたのは20時近く。所要時間11時間。時間もたっぷりかかりましたがおなかもいっぱい、気になっていたウイグルの人々の村にも立ち寄ることが出来たので本当に満足な一日でした。