この日もバドミントンを見に行きますが、その前にガイドブックにも載っていないユニークなお寺に行ってきました。
古徳寺というユニークなお寺
このお寺のことを知ったのもトリップアドバイザーで(笑)
ほんとうに黄鶴楼(武昌区にかつて存在した楼閣。現在はほぼ同位置に再建された楼閣がある。武漢随一の名勝地であり、中国の『江南三大名楼』のひとつ。李白の代表的な漢詩「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」にてその名を知られている)とか全く興味ないので、、、、
マンションの窓から長江が見える。晴れてはいないけどとってもいい感じ。
気温はというと、日本と大して変わりない。
ところで、この古徳寺ですが。
ミャンマーのアーナンダ寺を模して建立されたお寺です。南伝仏教式の郡塔、古代ギリシャコリント神殿式の柱廊、そしてゴシック式の建築様式までも融合されたという摩訶不思議な珍しい形のお寺です。なので、中国でありながら中国じゃないような異国情緒があるという不思議な光景を楽しめるらしい。
1887年に当初小さなお寺が建立され徐々に拡張、文化大革命のために大半が破壊されましたが、現在、元の姿に復旧されつつありますとのこと。
2号線から1号線に乗り換えるところ。女性服務員がこうやって安全に乗れるよう見守っている。
駅からまっすぐ北の方角に向かって進んだところ。陸橋になっています。フツ―こういうところ渡るのって超危険ですが、おじさんたちが渡っていたので便乗して渡る。こういうことをすると信用スコアが下がっちゃうからいけませんね(笑)
武漢大道に面してドでかい解放軍の病院があります。そのわきに新建后街という通りがあります。そこをまっすぐ行けば到着します。
帰国後他の方のブログでも見たのですが、ここがなかなか味わいがある道で。
昔ながらの民家が多数残っています。
これはお供えで燃やすための紙幣(もどき)等売っているお店。門前町ならでは。
ん、異様な姿が見えてきました
湖北省の文化財に指定されているようです。
拝観料はお香代として支払います。大きなお香に火を灯し、灰の中に差します。
僧衣を着た人。尼僧もいるようです。
ここにお線香を立てます。この辺は中国風
とてもユニーク。ここだけ見るとまったく中国のようではない。
エキゾチック
ここは多分僧が生活しているエリア。
よく見るとこんなふうにフツ―のマンションのように洗濯物が干してあるとか。
お賽銭もwechatpayでできるようです(笑)
多分中国におけるインスタのようなアプリでも人気の場所らしく若い女子がこうやって写真を撮っています。
この建物の2Fに上がったところ。大きな仏壇があってなにか法要が営まれる様子。誰もいなくてシンとしています。
この日午前中に訪問したのですが、平日なせいかあんまり混雑もしていないし、敢えて観光客を呼ぼうとかいう雰囲気でもないのでとても落ち着いた雰囲気でした。まだまだ中国にはこんな風に混雑していない素敵なところもあるのだなぁと。
開発の波が押し寄せる
帰りは、一駅先の头道街駅から乗ろうと、テキトーにお寺に沿って駅に向かって歩いて行きました。
すると、こんなことになっていて👀、、、、、
地震とか災害じゃなくて。
取り敢えず人の通った後があるので、自分も渡ってみる。日本のように立ち入り禁止とかになっていないのでウケる。けがをしたら自己責任ということか。
更にこんなことや、、、、
こんなことに、、、、、って人通りがほとんどない。
つまり開発のための立ち退きというか。
生まれたばかりの子犬たち。こんなちょっとほっこりする場面もあるが。
この前にいる女子は珍しそうに写真いっぱい撮っている。
夏は死ぬほど暑い武漢においてエアコン無いって、つまりほとんどは立ち退き済。
これもほっこりする一コマ。屋外床屋さん(笑)ひげをそっているところ見たかったんですが、写真撮ろうとしたらわざわざやめてファインダーを見てくれるとか(笑)
いやー、結構広いエリアなんですが。解体の仕方もダイナミックというか。
いつも思っている事なんですが、乱開発とは言いませんが、こんな風に待ったなしにガンガン壊してガンガン新しいビルを建てるのが中国風。多分この人たちの所有する物件ではないだろうから、この後立ち退いた人たちはどうなるのだろう?
清真の店ならもれなくラグマンが食べれるらしい
まだバドミントン(アジア選手権)の時間まではだいぶ時間があります。ということで、一旦国鉄の駅(一番近い武昌駅へ行きました)に翌日の電車のチケットを引き換えに行き、そのあとで遅い昼ご飯を食べます。
武昌の駅。何の変哲もなく、、、
ここからちょっと昨日漢秀劇場に行ったとき下車した楚河漢街にラグマンが食べれるお店があるらしいので行ってみる。
こんな風にフツ―のおしゃれな飲食街風。右から三軒目の精品牛肉面のお店がそれ。
ワクワクしています。
おーーーーーラグマン!(左下の麺と具が分かれているやつ)
値段も他よりちょっと高い18元≒300円弱。
ちゃんとこうしてお客さんが来る度手打ちです。それがおいしさの秘訣です。
というか、隠し撮りしたんですが、昨日の蘭州面のお店は喜んで写真撮らせてくれたけど、このお店はダメと言われる。逆に昨日のお店は酒類お断り、持ち込みも禁止だったけどこちらのお店はビールも置いてある。
ラグマンです。当地方のラグマンの具は白菜、ニンニクの芽、玉ねぎ、きくらげ、ピーマン、羊肉(硬い)、パクチーといったところ。ウイグルのよりも平べったいというか幅広。麺もしっかり腰がある。具の味付けもいいんだけどちょっと味の素っぽ過ぎるかな。
ということで、この旅で気が付いたのですが、
中国の大概の大都市においては、“清真”のお店は蘭州麺もラグマン(新疆拌面)も食べれるらしい。
作っている人はウイグルの人か回族(ウイグル族とはルーツが異なるイスラム教徒。西寧のある青海省や銀川などに多く住まう)の人かどちらかわからないけど、便宜上清真の括りで両方作っているということなのだろう。