本来なら私は今ごろイギリスでバドミントンの試合を見ていたはず、、、
2019年10月にヨーロッパに行った旅行記の途中ですが、
タイムリーにコロナウイルスのせいで、旅行をキャンセルせざるを得なかった話の備忘録になります。
前記事というかここまでの顛末 ☟ ☟
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それから私がやったこと
3月3日に、3/11渡欧(仁川~ローマ)する飛行機のチケットが運航しないことになってしまいました。
いわば、今回の旅行にあたり一番大事な部分がスポッとなくなってしまったことになります。
そりゃぁそうだよ、この時点で、韓国では爆発的に感染者が増えだしたし、イタリアも韓国ほどではないがなんだかヤバいんじゃね?という雰囲気だし。
因みにこの時まだ東京~ローマのフライトは通常通り運航しているもようです。
しかしこの結果(欠航)が私のグラグラ揺れ動く心に決意をもたらしました。
旅行に行くのはやめよう、キャンセル料は惜しいけど。
もちろん、代替の航空券を取ることも可能です。確かこの時点でコロナの影響があるためか、軒並み高騰することもなく、ベトナム航空や中華系で6万台とか、ブリティッシュエアウェイズでも11万円切るとかそんな感じ。
ですが、一度行かないと決めたらもうなんだか喪失感がハンパなくて、とても"万障繰り合わせの上決行する"というようなポジティブな考えはまるで思う付きません。
それからあとは、行けなくなったことによるヨレヨレのメンタルでキャンセル手続きを順次行いました。
3/5
・航空券 東京~インチョン(エチオピア航空)
インチョン~ロンドン、ミラノ~インチョン(アリタリア)
※本来、エチオピア航空は払い戻し無だったのですが、乗客が少ないせいか何故か数日前に日にち変更になった。そのような経緯があり全額払い戻し可
※アリタリアは手数料を支払って取り消し変更可能のクラスを予約していたが、こちらもコロナウイルスの影響で全額払い戻し可
この二件が全額取り戻せたのはかなり大きい。
※※ただ、この二件の予約両方ともネットではなく電話で連絡をしなければならない案件でした。で、このような突発的な災害などが起こると必然的に電話回線が混みあいます。エチオピア航空はエクスペディアで、アリタリアは直接アリタリアから購入していたんですが、まぁこの電話の繋がらないことといったら!前日昼休みに携帯からかけたんですが全くつながらなくてイライラマックス(# ゚Д゚)ということで3/5は朝9時からかけて、アリタリアは20分超、エクスペディアに至ってはなんと30分超待たされました。しかも双方通話料が発生する番号だし、、、、多分保留で待たされた通話料だけで1000円は軽く超えた気がする※※
・ホテル インチョン(booking.com)、、、これはネットでサクッとキャンセル。
→もちろんキャンセル可で予約していたので全額払い戻し可
それと同時に、一緒に行く予定だった欧州在住の友人に(それこそ断腸の思いで😢)連絡しました。というのもバーミンガムのエアビーをキャンセルしなきゃならなかったからです。
AIrbnbのポリシーを順守する
友人とやり取りしている中で気づいたんですが、よく考えれば当たり前のことなんですが、エアビーは予約者以外が宿泊することはできないのですね。
まぁエアビーじゃなくてフツ―の予約サイトはそこまで厳格ではないのですが、エアビーはゲストとオーナー双方がお互いの簡単なプロフィールも知ったうえでの透明性を保った予約システムなので、やはり本来予約した人間を介さない宿泊は成立しないんですね。
もし、そのようなケースが発生したら、
1.オーナーさんに事訳を説明してキャンセルする。その際次予約するであろう友人の名前も開示すると尚可。
2.友人にエアビーのアカウントを作ってもらう
3.自分の予約をキャンセルする
4.友人が改めて友人名義で予約する。それで晴れて自分を介さず友人とオーナーが直接やり取りできる
という流れになるらしい。
その旨友人に説明したら、「そんなめんどくさいなら自分でホテル取るから」とのこと。確かにエアビーのシステムが好きな人ならいいけれど、単に煩わしいと思う人にとってはそういう選択になるのだろう。
ということで、3/8にバーミンガムのエアビーはキャンセル、結果サービス料を除いて返金になりました。
航空券はギリギリまで待った方が良い
もう一つの航空券、3/15(日)ロンドンからミラノのブリティッシュエアウェイズの片道航空券について。
2/28に、ミラノ行きを断念した時点で未だ運休になっていないこの路線についてBA(ブリティッシュエアウェイズ)に電話をかけて見通しを聞いてみた。BAのスタッフの話だと、この時点ではまったくどうなるかわからないとのこと。因みにこのチケットもキャンセル不可のチケット。
その時点での私の選択肢は
・事前にキャンセルする。そうすると空港使用税だけは返金になる
・飛ぶかどうかギリギリまで待つ。もし運行しない場合全額払い戻しになる
の二択
預入荷物分含めて1万円しないチケットではありますが、日に日にロンバルディア州が怪しくなってきているので、これは待った方いいかなぁと思い一旦保留。
日に日にというとすごくあいまいな表現ですが、本当に欠航になるかどうかは3月初旬の時点では前日か下手すりゃ当日にならないとわからない感じでした。
と、3/9の朝、メールボックスを見るとBAからメールが来てるではありませんか!
あぁ、6日前になってやっと連絡が来た!これも全額払い戻し可!粘った甲斐がありました
教訓として、不安ではあるけれどこういうキャンセルになるかもしれないケースは本当のギリギリまで待った方がいいらしい
3/11にはミラノの最後の晩餐のチケット公式サイトからも連絡が来ました。これも今後すぐにキャンセルの連絡(住所や予約番号、振込先口座番号などをメールで返信する)を入れる予定です。
金銭的損害を総括して
さて、3月第二週になりました。セリエAが中止になったり、ユーべの選手がコロナウイルスに感染したとかとりまチャンピオンズリーグは日程延期になったり、イベント事は軒並み中止か順延の方向に動いていますが、なぜかバドミントンの全英オープンは中止にはなりません。
ということで、今回どうしても払い戻しできなかった件は
・ヒースロー空港の近く(エクスペディア)、、、そもそも払い戻し不可で予約した
・ヒースロー空港からバーミンガムのバス、、、日にち時間の変更はできるが払い戻しは不可
・バドミントンの観戦チケット、、、大会は滞りなく開催されている
上記だけになんとか抑えることが出来ました。
金額にして、28000円
絶望的な状況からなんとかここまで損害を最小限にできたのは、不幸中の幸い。
あんまり旅行に興味ない人にしてみれば、
「その位なら許せるんじゃない?海外旅行にリスクは付き物だ」 というようなことを言われたが、たとえ三万円と言えどやっぱり悲しい
精神的苦痛と金銭的損害
今回思ったのは、流行に行けなくなることって、私のようなケチンボには金銭的にかなり大打撃。それと、同様に、いやそれ以上に精神的に苦痛が伴うことらしい。
フツーに楽しくてわくわくすることは、その機会を逸した時点でもちろん悲しいしんだけど、今回のようにどちらに転ぶかわからないあやふやな状態で居ることのなんとストレスフルなことか!その事しか頭に入らないまで言うと大袈裟だけど、常に心に暗雲立ち込めるようなそんな感じ。多分こんな状況下では、万が一旅行に行けたとしても少なからず予定通り進まないリスクがあるので旅先でもきっと楽しめないんだろうな~
家族は家族で、旅行に行ったらもう縁を切る位の勢いで阻止しようと小うるさいし(笑)
本当に普段感じることはあまりないんだけど、旅行って自分がまずは健康で、それなりに趣味に使えるお金が有って(自分はそのため本業以外にバイトとかする訳だが)、家族だったり社会情勢だったりの問題が無くて初めて実現することなのだなあと強く思いました。