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一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

ラグマンを一日二回食べた トルファン現地ツアー

しつこいようですが、この日のツアーは

火焔山、葡萄溝、アスタナ古墳群、高昌故城、吐峪溝  という日程。

ですが、ご飯の時間だったり我々の熱意だったり(遺跡<冒険系とか、高昌故城は昨日交河に行ったからいんじゃね?とか)、運転手さん丸投げ状態だったりで、結局真ん中の三つはすっ飛ばして一番遠い吐峪溝を見終わったところでもう4時半。

 ここで近場で運転手さんおススメのところということで、ルートには載っていない庫木塔格沙漠景区という所へ行こうということになりました。位置的には、トルファン市内から吐峪溝までは55キロ位ですが、この場所は隣の鄯善县(ピチャン県)にありまして更に45キロ位東進します。

 ちょっと郊外へ出るとこういった石油の採掘機が並ぶ。なんか興ざめです。嘉峪関~柳園らへんの河西回廊は風力発電の発電機が鈴なりで、それも圧巻だったのですが、こっちは同じエネルギーと言えどいずれは枯渇するわけで

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 カレーズの話を思い出していただきたいのだが、このように資源を採掘することによりカレーズは破壊されるし、採掘された資源は沿岸部の人々の為にせっせと運ばれるわけで。やがてここはどうなっていくんだろう?昔の植民地政策を連想せざるを得ません。

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 と、これは途中のある村。突然道路が混雑

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 どうやら結婚式のようでした。

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 砂山が見えてきました。

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 目的地へ行くために近道。丁度道路を作っているらしい。中国って結構な割合で道路工事が行われていて、こんな田舎ほど舗装の状態が良い気がする。それでもって、この両脇の家は多分道路を作るために移転を余儀なくされているんだろう、、f:id:dokoedemoiku:20181122230314j:plain

 大体18時。庫木塔格沙漠景区(クムタグ砂漠)へ到着。南北の幅は約なんと1880平方キロメートルの砂漠になります。

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 ここも交河故城みたいにカート(料金別途)で行けるのですが、歩いても行けると運転手さんが言っていたのでチケット売り場から入り口までショートカットしてみんなで歩いて行きました。そしたら本日のトータルで歩く距離ハンパなかったし一昨日膝を痛めていたこともあり、老体としては、もう砂漠に登る気力も途中で失せてしまい、砂山の中腹からぼさーっと暮れゆくピチャンの町を眺めます。

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 一応去年敦煌の砂漠(こちらも同名のクムタグ砂漠と言います。規模もほぼ同等)に行ってるので、比べてどうか?といえば、こちらの方がより観光地化されていないかなぁという印象。敦煌のように(人を乗せて運ぶ)ラクダが何百頭もいないし、お客さん自体の数も少ない。しかしまぁ砂漠は砂漠。しかも両方ともその入り口をちょろっと探索しただけだし。個人的には月牙泉とセットになっているから敦煌の方が見ごたえあるかなぁ、あっちを先に見ているだけにシンプル過ぎて見劣りするというか。まぁ寂寥感はこっちが勝りますが。

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 日も暮れたので、今日の行程は終了。ホステルに戻ったのは21時半。実は三か所しか行っていないけれどとっても貴重な体験ができて、大満足の一日でした。

 もし、個人で訪れてタクシーにぼったくられそうになったら、

 

www.anywhereigo.netこの記事の写真掲載の金額が相場だと交渉してください。また、行程に入ってなくてもこんな風に自由にオーダーが組めるようなので是非参考にして頂くと良いでしょう。

 

いそいそと初日お世話になったウイグル料理の店へご飯を食べに行きます。屋外席。ブドウ棚の下でも食事ができます。

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 トルファン最後の夜を惜しみつつビールを飲みますが

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 ご飯は昼間食べたばかりのラグマンをまた食べます(笑)ハズレがないし、飽きるほど食べつくしたいし(笑)いやーなんて説明していいのやら、麺は釜玉とか丸亀みたいな手打ち麺でシコシコしてるし具の羊は新鮮でまったく臭みがないし、味はトマトベースでクミンがベースでディルやセロリが入ってて、だけど意外と日本人の口に合うんです。しかもここのラグマンはとにかく具が多い!

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 お店の中にはこういう共産党のに恭順の意を示すような文言も飾られ😃💦とっても複雑な気分です😢

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