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新疆ウイグル自治区~カザフスタン シルクロードの旅第三弾 準備編②

西域に行くにあたり事前準備したあれこれについてです。

 今回はいつもにも増して、役立ち情報お届けしたいと思います。まだ準備編ですがお許しあれ。

1.SIMカード

 今回、二つの国を旅するのですが、中国からカザフは陸越えしたいと思います。その際中国側のボーダーシティ、コルガスはそこそこ都会なので問題ないのですがカザフ側のジャルケントはなかなかすごい田舎らしく、そこであたふたするのは時間がもったいないので、できれ中国・カザフ両方で使えるSIMカードはないものか?と探して丁度良いSIMカードを手に入れました。それがこれ。

 4G-LTE 15日間 30ヶ国 データ 使い放題 プリペイドSIMカード 

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以下、アマゾンで2000円で購入。

一応どんな国が適用かというと、、、、

中国、マカオ、台湾、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、サウジアラビア、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイルランド、イタリア、オーストリア、ハンガリー、ベルギー、ブルガリア、バングラディッシュ、パキスタン、カタール、カザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE7首長国)

  とのこと。

※リンク貼ろうと思いましたが長くて微妙だったので、“カザフスタン SIM”などで検索してくださいm(__)m

 意外とスタン系の国々のSIMカードってニーズがないせいか、ネットではあまり見かけず、今回のように中国・カザフ両方使えるとなるとこのSIMカードだけだったので、即買いしました。4Gで2000円と驚くほど安いし。念のため保険として、中国でもフツーにLINEやFBができるようにいつものチャイナユニコムのSIM(香港の人が中国国内でストレス感じることなくネットができる)も購入して持っていきました。

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2.wechat payを使えるようにする

 去年西寧や敦煌に行った際に痛感したのですが、中国は今すごいレベルでキャッシュレス化が進んでいます。私は使うことありませんが、日本のコンビニでもedyお金の代わりにEdyやらnanacoやら使う人がいると思いますが、それが中国ではコンビニだけじゃなくてフツ―のワゴンのキッチンカーやちょっとしたお店でもほぼお財布ケータイが通用します。そして日本のように乱立しているわけではなく、シェアというかどのお店でもほとんどwechat payか、或いはアリペイが使えます。本来それらは引き落としの(中国国内の)口座がないとやりたくてもやれない状態なんですが、wechat payに関しては、

① wechat (中国におけるLINEみたいなSNS)をインストール

② wechat に自分のクレカを登録する

③ wechat をやっている友人から少額でいいからお金を送ってもらう

④ ポケットチェンジで日本円→中国元でチャージする

www.pocket-change.jp

 上記手順で日本人でも簡単に導入できます(ポケチェンの時点で手数料引かれるからリピーターでもなければあんまり意味がないかもしれませんが、、、)

因みにポケットチェンジの両替機はいろんなところにあるんですが、今回は新宿南口のh.i.s本店に行ってきました。高島屋の方向に大体5分歩くとあります。

 というか、そんなところに本店があるんですね。

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 お店の片隅に機械が設置されています。

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 日本円以外に海外で余った米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン、台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・ベトナムドンを他国の通貨に換えてチャージできるんですが、こういったインドだったり、ヨーロッパだとドイツやフランスで使えるらしい。

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3.お役立ちアプリ

① 百度

 ご存知の方も多いですが、中国国内はWi-Fiフリーであっても、LINEやFBが閲覧不可です。また、去年位までは見れたんですが、yahooの検索結果も見れなくなりました(メールは見れます)。つまりサーチエンジンも中国産にしないとどうやら都合が悪いのです(だからこそ、上記の日本で購入するタイプのSIMが必須。しかし通信料に制限があるので調子に乗って動画とかみるのは困難)。なので、持って行くデバイスのうち1台は中国で一番人気のあるサーチエンジン、百度をインストールしました。

なぜ1台だけかというと、なんとなく情報漏洩が怖いので(-_-;)

② 百度地図

 これについては、中国国内においてはどうもgoogle mapより高い精度で色々検索可能、特に現地のローカルバスのルートなど、googleだと殆ど検索不可な案件について効果を発揮します。また、正直GPSの精度がめっちゃ高い!

③ 2GIS

 これは旧ロシア圏の多くの国々で使える地図アプリ。大変助かるのが市単位でオフラインでダウンロードしておけば、ネット環境になくても色々なバスルートが検索可能なこと。旧ロシア圏だとキリル文字じゃなきゃダメなのでは?と疑問に思われるかもしれませんが、フツ―にアルファベットでも検索可能です。

④ google 翻訳

一応、wechatだと翻訳機能があるんですが、念のためにgoogleのオフライン版をダウンロードしてあります。しかしオフラインのカザフスタン語というのがなくて、日カザフ辞典をダウンロードしたのですが語彙数が少なくてあまりこれは役立たずでした。

これについては実際のところ、ロシア語がかなりの割合で通用するので、これからいかれる人はロシア語のダウンロードをお勧めします。

※それ以外だと点評(中国の食べログみたいなサイト)があると取り敢えず便利ですが私は大概行き当たりばったりで食べ物屋さんに入るので割愛。

4.VPNの設定

 丁度旅行に行っているタイミングで色々見たいスポーツがあって、自宅のウェブ環境だと問題なく見れるので、それと同様にするべくVPN設定について考えました。色々ネットで調べると無料のものは使い物にならないとか、使うんなら有料のものの体験版がいいとか。

 実際自宅のgoogleの拡張機能で利用させていただいているbetterNetとネットで評価の高かったturbo VPNを使うかどうかにかかわらず日本でダウンロードしていきました。

www.betternet.co

play.google.com

 ざっと事前に準備したのはこのくらい。気づいたことがあったら追記することにして、では早速旅行記に入ります。