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trip.comの列車予約 予約申し込みはプレオーダーに過ぎない件

トリップドットコムで長距離列車のチケットを取った流れの続き。

今回悪戦苦闘して気が付いたことなど。

何となく不穏な気配を感じ取る

前記事の続きです。

電車の予約申し込みは無事に終了しました。

“移動は安泰だな、次はホテルかなー?”等と思いつつ、あれこれホテルを眺めて妄想を膨らませる日々が穏やかに過ぎます(個人的にこうやって迷っているときから、もう旅は始まっていると思っています)

 ふと予約した電車の出発まで一ヶ月を切ってすぐ位に、なんとなくトリップドットコムの電車予約の画面を見てみました。

すると、自分が乗る予定の電車が既に発売になっているもようでした。しかも既に軟臥は売り切れになっています。硬臥(三段ベッド)と硬座(フツ―の座席)はまだまだあるもよう。

その時の感想、、、、まぁ、だとしても自分は既に予約をしているわけだし

などと悠長に構えていたのですが、それから数日たってみたら、硬座も残数あとわずかに変わっています。

その時の感想、、、、アレ?ちょっと待てよ?いくら何でも売れ行き良過ぎでは?

こんなに秒で売れる状態”なら、自分の予約なんて確約じゃないのだからシステム上誰かが手を加えればなんとでも出来るのでは?という疑念が頭をよぎります。、、、、なんとなく気持ちがソワソワしてきました。よく考えてみると、仮に60日前に予約しているとはいえ、たかだか海外からの観光客風情よりも人民の予約を優先するのが道理ってもんだろうと。

矢も楯もたまらず、カスタマーサポートに問い合わせしてみる

不安を解消すべく電話で問い合わせをしてみました。

用件は、

“確実に長距離列車に乗るためにはどうしたらいいか”です。

 つまり、私が乗りたいと思って予約済の区間について一般販売開始しているようだが、既に売り切れになっているので自分としてはとても心配になってきた。しかし確実にそれに乗りたい(とりわけ海口から海峡を渡る区間)この場合どうすればいいか?です。

 オペレーターは若い中国人女性。話の内容がなかなか伝わらず3度くらい説明してやっと理解していただけました。で、彼女の説明だと、

“とにかく待ってください。”と、“確定ではないので何とも言えません”の二つを何度も繰り返すのみ。多分それがマニュアル通りの回答なんだと思います。

 しかし、一応事前に色々検索してみて海口から広州まで取れるということは画面上確認できていたので、

“海口から車載客船に絶対乗りたければ、今まだ空きがある区間だけ予約した方が確実ですか?”と、聞いたところ、“はい、そういうことになります。”とだけ。

( ゚Д゚)ハァ?  

話していくうちにだんだんイラっとしてきました。もちろん彼女に非があるわけでもないのですが、、、、

この話を要約すると、

60日前から予約はできる、しかし確約ではない

≒絶対取れるとは限らない

≒取れるかどうかの可能性は全く見通しが立たない

ということになります。

取り返しがつかない状態になる前に気づいたのが不幸中の幸い。本当に当初の見込みは全く外れてしまいました( ;∀;)

本当に中国(という13億超の巨大な市場)を甘く見ていました。

なので、予約していた海口~九江は予約取り消しをして、

ソッコーで、代案の海口~広州と広州南~武漢を予約しました

これで、前半部分の移動は妥協案ではありますがどうにか手配できました。

後半は予約受付を敢えて放置してみた

今度は後半の長距離列車です。

なんていうか、

自分としては混雑日を避けて練りに練って取った予約のつもりなのです。ある意味かなりの確率で取れるはず、と自信をもって取れるかどうかを待っています。

いわば、前半の山については海峡越え(鉄道客船)が取れないイコール目的の一つが達成できないことになるので、それだけは絶対避けるべく、自分から予約という不安定な状態から降りて最低限自分の目的に合致したルートを取ったわけです。安牌を選んだわけです。

 ですが、後半は大陸側・大都市集中エリアなので、万が一取れなくてもなんとてもなるのでここは予約受付という不安定な立場を敢えて受け入れたいと思います。実際に予約が本当に取りにくいのかどうか検証したい気持ちもありますし。

ここまでくると、トリップドットコムとの度胸比べの様相を呈しています。一度負けたから、今度は勝負を降りる気はないみたいな(笑)

結果は、というと、、、

 やはり取れませんでした😢

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不幸のメール(笑)

 またしても憤慨しつつ、代案を探します。

しかし、どうも当初目論んでいたZ386号のような、

“一晩寝る。宿代浮かす。その間に目的地に着いている”

というような自分の都合(こだわり)に合った便は見当たりません。着いたとしても昼過ぎとか、和諧号で北京に真夜中着とか、、、そうこうしているうちに、これぞまさに“秒で”空席は減っていく一方だし、、、

ということで、ちょっと予算オーバーになりますが😢ケツは決まっているので時短の意味もかねて、ここはショートカットで飛行機を利用したいと思います。それにしたって、予約が取れたかどうかの結果待ちで料金が前回チェックした時よりも3000円近く高騰しています

今度はソッコーで、長沙からの飛行機と途中の天津から長春まで電車のチケット購入

これで乗り物は予約確定終了、これが出発2週間前。個人的に正直遅すぎ。

もうこんな振り回されるような予約システムは利用したくないな、というのが今の感想。

予約システムは度々変更になるらしい

 で、実は2年くらい前までは、中国国内の電車予約の場合、ネットで発売される具体的な時間まで表示してあったトリップドットコム。なぜ今はないのか?それさえ分かってれば、どんなに混んでいようと自分で努力する分にはダメならだめであきらめがつくので、どうにか知りたいと思ってまたしてもカスタマーサポートに連絡してみました(今度はチャットで)

 そしたら、初めは紋切り型の返答ばかりで、なんだか話にならない感じだったのですが、今回は会話ではなく文章化しているし、こちらも冷静なので(笑)オペレーターさんに、

“じゃああなたが個人的に繁忙期に買うとして、その際参考にするような発売時間が、明記されているサイトを教えてください”と質問を投げました。

その結果、以下の解答を得ました。

 “铁路总公司为均衡12306网站访问量,今起对互联网、电话订票的放票时间做优化调整,在原有8:00至18:00(除14:00外)每整点放票的基础上,增加9:30、10:30、12:30、13:30、14:00、14:30六个放票时间点。高铁放票时间从上午激烈的抢票战中被抽选了出来,全国所有“G”字头高铁列车起售时间由11:00移至14:00,但“D”、“C”字头列车起售时间仍为11:00,保持不变”

中国国鉄のサイトから引っ張ってきたようです。

翻訳サイトを使いつつ、ふわっとですが意味が分かりました。

てか、やはり利用者数が桁違いに多いだけに、サーバーがダウンするのを防止するためか一度にすべて解放するわけではないらしいです。でも今回ずっと知りたいと思っていたシステムが判明したので、満足です。

 このように、以外と面倒な案件は行き違いが生じるから音声ではなくチャットの方がいいのかもしれません。

 

日本から長距離路線を予約するにはどうすべきか

今後、いつまた予約システムが変わるかどうかわかりませんが、個人的に今後中国国鉄を予約するとしたら、

・予約受付は単なるプレオーダーなので、信用しない

・絶対に中国国民向けの出発30日前に何度も何度もネットで予約申し込みをする

に尽きます。

また、今回気づいたこととして、

・問い合わせはチャットがベスト、なぜなら細かい言い回しは通じないので

・特別な連休等でなくても、内陸部と違って沿岸部はそもそも人口も多いので予約が取りにくい

・長い路線はとにかく取りにくい。最悪部分部分で分けて予約するなどという工夫も必要

という点が挙げられます。

正直本当に疲れました、、、、