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インドの寝台車で宿代を浮かす

世界一周4カ国目、インドにいます。

www.anywhereigo.net

 

ニューデリーからジョードプルへ移動します。

安い寝台車で一晩寝て宿代を節約します。

ニューデリーからジョードプルへの車内の様子など。

 

インドでの長距離移動

インド国内の長距離移動は国内線の飛行機か電車かバスになります。

バスはよくわからないのですが、州をまたいでAからBへ行くのに

・飛行機、、、ちょっと運賃が高いが時短

・飛行機、、、かなり安いが時間がかかる

のどちらかが外国人旅行者には一般的かなと。

うち、電車に関しては列車の車両数もすごく多くて(20両とか普通)

その電車内でも等級がかなりあり、

エアコンなしのSL、3A(AC付3段ベッド)、2A(AC付2段ベッド)、1A(AC付個室)などがあるというのは知っていました。

また、やはりその等級によって乗っている客層にも違いがあって、SLは一般の人が乗っていて混んでいるけど、1Aは外国人か、お金持ちのインド人しか乗らない。というのも過去インド在住の友人から聞いていたので、これは今回は宿代を浮かしつつ移動できる寝台車を利用しようと決めました。

因みにデリーからジョードプルまでの料金はこのくらい。

※最安の席が375INR。以下、3A→1020 2A→1455 1A→2440INR 日本円で1Aは大体4500円位?)

 ということで、インド国内でこの時の自分は、すべて事前に日本にいるうちに、友人の友人(インド人、観光業)に電車のチケットはすべて手数料込みで手配してもらっています。

というのも、ほかの国の電車のチケットは(中国でさえ)ネットで海外からアクセスして個人で手数料込みで購入できるのですが、インドの場合インドの電話番号がないと難しいと聞いていたので今回はそのようにしました。チケットはPDFでメール経由で送ってもらい、スマホのトラブルなどに備えて念のため日本から一応印刷して持参しています。

私は友人の友人にお願いしましたが、もし直接の知人がいなくてもネットでチケット代行などのキーワードで探せば、チケット買ってくれる人いくらでも見つかると思います☺というか、なんならその辺のカレー屋さんでも手数料払えば請け負ってくれるのかも(笑)

インドの電車のチケットはネットで買えるらしい

と、自分は予約していったんですが、

これは多分知る人ぞ知る話。この滞在中に知った話。

comfirmTktというサイトが外国人でもネットで購入できるらしい。

www.confirmtkt.com

 旅の途中、チェコ人から「いいこと教えてあげるね〜」みたいに自慢気に教えてもらい、自分はすでにすべての電車のチケットを購入済だったのでふ〜んって感じでその時は終わって、その数日後マレーシア人にそれはホントなのか?と聞いたらそうであると。だからホント。

一応それに関するyoutube動画


www.youtube.com

 

日本に帰ってからほんとに買えるのかどうか

アカウント作るのに大して手間でさそうなので試してみました。

 

アプリをダウンロードすると、

いかにもインドのトップ画面。

 

これが検索画面。

12/26 ニューデリーからANVTという駅への任意日付と場所の検索をしています。

(まったく意味ないので無視してください)

この画面一番下右から二番目のProfileをタップして

アカウントを作ります。

 

ちなみに、これはserch trainsでの検索結果から12/26の検索結果一覧が出てきたところ

AVLは空きがある、WLについて、たとえばWL40だったら

ウェイティングが40番目になりますということ。

さすが世界第一位の人口の国、インド。

こんな真夜中の電車でもフツーに何十人も待っているという。

 

検索画面のprofileをタップするとログイン画面になります。

 

ここでアカウントが作れるんだけど、インドの電話番号はないので

外国人だとGoogle のアカかFBのアカから入れる。

 

で、実際googleのアカウントで連動させるとこんな感じ

 

だけどこれで終わりではなくて、乗車する人の情報も入力する必要あり。

名前、年齢、性別、誕生日、

パスポート番号

 

Berth preferenceは座席の希望。窓際か、とか上下どちらがいいかなど。

 

と、一般的な海外のバス予約サイトだとここまでの手順で大体は予約できてしまうんだけれど、

インドの場合さらに大元のIRCTCのアカウントを作る必要あり。

あーめんどくさい、、、

このIRCTCのアカウントですが、因みに日本からでも作れるようで(それはそれで記入項目がいっぱいあってめんどくさそう)、

それは以前ご紹介しましたこちらの方のブログでも述べられていますので、

参考になさってください。

choutara.com

 

 ネットでの予約ですが、多少なりとも手数料はかかりますが(インドに限らず海外のたいていのバス予約サイトは手数料を加算される)、絶対にその日のその電車を予約したい人や、いちいちインド人に頼むのが嫌な人、あらかじめ駅に出向いて買うのが面倒な人などはこのようなサイトを利用するのがいいかと思います。

 

夜のパハールガンジ

バドミントン三昧の3日間が終わり、ジョードプルへ行きます。

その前になにか食べようかと。

ちょうどニューデリー駅の裏当たり。この辺はローカルフードのお店が多くて

どの店も客引きがうるさい。

ということで適当に入る。

 


www.youtube.com

 

お店の中から撮影。

メニューはこんな感じ。

日本円でいくらかというと、

×2よりちょっと安いくらいと思っていただければいいと思う。

 

ジョードプルへの電車は、21:20発。

翌朝07:30頃ジョードプルへ到着します。

因みに電車はここニューデリーからではなく、オールドデリーから出発します。

ニューデリーからオールドデリーまで距離にして3.5キロくらい。

リクシャーで行くんだけど、なんだかナビがバカなのか軽い迂回ばっかりして、

初めてのことなのでかなり時間に余裕持って出ているんだけど、なんだかんだと

40分以上かかった気がする。まぁところどころ慢性的な渋滞があって。

こういうところはまだまだだなと思いました。

電車の治安について

上記の過去インド在住の友人から、

電車は2Aならそんな変な人もいないし安心だと聞いていたので、

夜間というか夜通し乗る電車についてはすべて2Aで予約しました。

これが座っている状態。このシートを前方にばたんと倒して寝台になる。

座席ごとに毛布とシーツが置いてあります。

思ったより全然悪くはなさそう。

今夜はここで眠ります。

 

治安や価格に関してもそうですが、2A(2段ベッド)でちょうど良かったです。

というのも、1Aは節約という観点からちょっと違うと思ったし、3Aに関しては、、、、過去中国で―――そこ頃はまだ高鉄も今ほど普及していないころで、これと似たタイプの電車に乗ったのですが(昼間の6時間くらい)、経緯は忘れたけれど三段ベッドの真ん中が自分の座席で、しかもなぜか日中も寝台モードになってて、ちょっと見驚いて👀、そこで中国人と一緒に寝ろと言われてもちょっと無理なレベルだったので💦、絶対三段ベッドは避けたいと思っていたところだったからです。

 

治安ですが、悪くはないというか変な人はいません。

また混雑度もそれほどでもない。

デリーから乗ってる人は3割くらい。残り4割くらいは途中で乗ってくる。

最終的に7割くらいの乗車率。

デリーのバドミントンの会場で、インド人のおじさん(バド関係者)に聞いた話だと、ちょうどこの次の日からジョードプルでちょっとした国内大会が開催されるらしく

その関係者が多く乗っているせいか、変な人はあまりいないという印象。

というか、友達にもくぎを刺されていたし常識的にそうしたんだけれど、大きなバッグはチェーンでその辺に括り付けて、貴重品に関してはトイレへ行く時でもちゃんと貴重品を入れたバッグは持って歩くようにしていました。例えば夜中充電中にわざわざ外して持っていくのがめんどくさいなぁという気持ちもなくはないのですが、ここで盗まれたらシャレにならないので用心するに越したことはありません。

 

電源もあるので、ちゃんと寝ている間に充電できます。

カーテンもあるのでプライバシーもちゃんと保てます。

寝心地はどうか?というと、、、

実はこの時Lower berthつまり下段で予約していたら私の上、向かい、斜め上がすべてとあるバドミントンチームご一行さまで、ほかにその一行のうち一人がSideUpper(且つSide Lowerは 空席) つまり通路挟んで窓に面して縦に寝る座席だったので交換してもらい自分は窓際縦の座席へ移動しました。

なのでプライバシーばっちりで、横になったらなんとなく寝ていました。

飛行機のビジネスクラスもだけれど、私は乗り物で横になるとよく眠れるタイプらしい。

服というかダウンも着たままで(もちろん手洗い場で顔洗って歯を磨いている)毛布を掛けて寝ているんですが、よほど神経質な人でもなければ全然寝れると思いました。空調の加減は、日本のようにはガンガン暖房が入っていません。一応エアコン入っているので寒くて寝れないということはないです。

 

 

上段へ上がるにはこの手すりというかステップというかを使って上ります。

なので太った人や体が不自由な人、高齢者は難しいかな💦

 

若干の遅れはありましたが、朝ジョードプルへ到着。

このようにバドミントン選手が多数乗り合わせる電車でした。

皆さんの健闘を祈ります。

天気はいいしデリーみたいに寒くないし、ちゃんと寝れたし。

インドは宿代自体が安いから、すごい節約にはなりませんが、まあまあの乗り心地であることや寝ながら移動できるということを加味すると絶対オススメです。