コソボ共和国の首都、プリシュティナを半日観光します
- Bus Station Hostel プリシュティナ
- マザーテレサ教会(Cathedral of Saint Mother Teresa)
- プリシュティナで絶対見たかった景色
- コソボの酒事情
- Collectionnというレストラン
Bus Station Hostel プリシュティナ
バスターミナルの前。大体15時過ぎ
バスが止まるのを待ち構えてタクシーが乗ってけ、とうるさい。
プリシュティナへはバスで。プリシュティナからもバスで。
となると、宿はバスターミナルの近くに限る。
ということで、ターミナルからなるべく近くて評判の良いホステルを予約。
ホステルへ至る道。ターミナルから大体7~8分位
booking.comだと、ちょっと場所がわかりにくいという書き込みがありましたが、
近くに"Nartel hotel"というちゃんとしたホテルがあって、そこを目印にすればよい。
ホステルに行く途中。素朴な野菜やさん。おおきなカボチャがごろごろ
bus station hostel
って、住宅地の中にあるし、外観は一般の家っぽい
ポドゴリツアのホステルほどわかりにくくはないけれど、
表の看板が無ければ素通りしてしまいそう。
と、玄関は空いていますが誰もいないという。
キッチン。めっちゃキレイです。
階段。ここもキレイ。多分建ってあまり年数が経っていない様子
一応玄関にこのような張り紙がありまして。
既に張り紙のWi-Fiには接続できているんですが、
チェックインするにはオーナーさんのメアドかviber whatsappに連絡しなければなりません。
携帯が重くなるので、使わなくなったwhatsappを最近アンインスチールしたことが悔やまれますが、他二つより時間がかかるとはいえ指定のメアドにメールを送って待つこと約15分
オーナーさんから連絡が来て、無事チェックイン手続き終了
部屋。バストイレ別。エアコンなし、ヒーターあり。
この時期は寒くとも暑くとも冷暖房機必要ないのでとても助かる。
一応ダブルルームで予約したけど、ツインルームをあてがわれる。
一泊 ≒1500円弱。とんでもなく安い
ホステルの窓からの景色。まぁフツ―の住宅街
荷物も解いて、ちょっと観光してきたいと思います。
マザーテレサ教会(Cathedral of Saint Mother Teresa)
バスターミナルと逆方向、中心部に向かって歩きます。
実はプリシュティナの旧市街というのはバスターミナルからは4キロ位離れてて
時間が限られた観光となると、旧市街までは残念ながら行けないかなぁと。
中心地へ行くにはこの"ビルクリントン通り"を通ります。
クリントンの銅像
他にもこの通りには"ヒラリー"の名を冠したブティックもありました。
日本に帰って来てから色々調べてわかったんですが、
この辺は宗教や民族が複雑に入り組んでいて、
ユーゴスラビアが分裂して国家が民族ごとにできたり、
その後、セルビアからコソボが独立したりで。今は平静を保っていますが、
ほんの20年くらい前までは内戦があったなんて嘘のよう。
と、その時独立に尽力したのが当時のクリントン大統領なのだそう。
だからこの国では彼は英雄らしい。
で、ちょっと歩くと見えてきたのがマザーテレサ教会
とても大きくて人目を引きます。
建物が大きいわりに、お祈りしている人はあまりいません。
それもそのはず、この国の宗教はイスラム教が多数派。
アルバニア人住民の大半がイスラム教を信仰している。ローマ・カトリック信者も存在する。セルビア人住民はセルビア正教を信仰している。(そのわりに市民でへジャブを纏っている女性や帽子を被っている男性は極めてまれ。)
人口で言うと、
アルバニア人 92%
セルビア人 4%
他、ボシュニャク人およびゴーラ人など
なぜここにマザーテレサ教会なのかというと、マザーテレサがアルバニア人であったから。
別にここで生まれたとかここで幼少時代を過ごしたというわけではないようです。
また、この教会は殆どがコソボのイスラム教を信仰するアルバニア人からの寄付により
建てられたとのこと。
天井部分は木材が使われていて温かみがある、
バラ窓も質素
実はこの日、たまたま週に一度の英語でのミサが行われていた。
教会内ステンドグラス。ここにマザーテレサの生涯が描かれているという
プリシュティナで絶対見たかった景色
この町で、絶対行きたいと思っていた場所があります。
いろんなサイトで"プリシュティナ"で検索すると一番最初に出てくるところ。
とても不思議な形で何なのかと思いきや図書館なんですが。
The National Library of Kosovo "Pjetër Bogdani"
コソボ国立図書館。マザーテレサ教会から歩いて5分位のところにあります。
バルカン半島を東に向かうにあたって、行程がめんどうになろうと、ここプリシュティナへ来たかった一番の目的、ネットで見て惚れ込んだ。
30年近く前にクロアチアの建築家がデザインしたのだそう。超ユニークです。
生憎閉館時間過ぎてて中には入れませんでしたが。
それとその隣にセルビア正教会。
少数民族のための宗教施設ゆえ、ちゃんと保護されていない感じ。大きな紛争はないものの、人々の心にはやはり悪感情が熾火のように残っているのだなと。
まるで廃墟のようです( ;∀;)
中国におけるウイグルの遺跡のありようを思い出しました😢
野良犬。フツーにいます。
もう暗くなってきたから観光は終わり。
コソボの酒事情
ところで、このあとわたしはビールを飲みたい気分でお店をさがすのですが、ちょっと薄暗いよさげなレストランでもお酒は置いてません。(・・?
たとえばセガフレードザネッティとかでも、、、、(・・?
"お酒"というキーワード出した時点でソッコー“ダメ!!”と軒並み言われます、
もちろん持ち込みもダメ。意味わからん。
これは部屋飲みしかないのか??と思いつつ物欲しげに王道の大通りではなく、ビルクリントン通りから一本入った旅行者が行かないような住宅地っぽいエリアを帰りました。すると、、、、
ちゃんとビールはありました!!
但し逆にビールしかないという、、、
所謂バーがありました。注文したのは地ビール
なんと!1ユーロ。
みんな酒を飲むために来ているらしく。
スナック含め食べ物メニューはないとのこと。
隣にはシーシャの店
そうそう、私はこの時この国の特殊な宗教事情を忘れていたのです。
それらしい格好の人はほとんどいませんが、ここはムスリムなのでしたというオチ。
本当に特殊だなぁ(;'∀')
中ジョッキが1ユーロしかしないように、
食べ物の値段もめちゃくちゃ安い
ホステルの帰る途中のカフェ。
この日は日曜日だったのですが、折しもヨーロッパリーグ絶賛開催中
って、みんなお茶を飲みながらサッカー観戦という。
どこでもそんな感じ。酒を飲まない文化なので。
Collectionnというレストラン
ビールは飲んだが、飲み足りないしもちろん空きっ腹だし。
どうしよう?と思いつつホステルまで戻ってきてしまった。
Nartel hotelで食べるしかないのか?と思ってるのですが、
と、Nartel hotelの向かいに先ほど気づかなかったなんだか店の造りからして、高そうなレストランがあるではないですか。
門からエントランスまで車で入るような。
物価からして高級レストランでも、何とかなるだろうと入店。
お店の名前は"Collection"です。
流行っていないけど(笑)うん、良さげ。
私は本当に冒険しない方だし(笑)総量がどれくらいかよくわからないので、またしてもギリシャ風サラダ(フェタチーズのサラダ)
と、お通し的な?パンが出される
いやいや、これでおなか一杯です。
パンは大杉なので持ち帰りさせてもらいました。
もう~フェタチーズは病みつきになります。オリーブオイル、塩、胡椒だけのシンプルな味付けで食べるんですが、最高においしい😋😋
これでトータル日本円で550円です。信じられません!
皆さんも是非是非、bus station hostelに宿泊の折は、こちらを併せてご利用下さい。後悔はさせません!