偽満皇宮以外に、ここ長春でもう一か所行ってみたいところがあるので行ってみます
旧満映(长影旧址博物馆)は、行ってガッカリなところだった。
偽満皇宮の前から出る 番のバスは本当に使えるバスなのです。
中国は料金も安い(1元とか2元とか)ので、時間があるなら万が一間違って乗ってもどうにでもなるというか。
このバス、本当に満映に行くまで町の中心地を通るルートなので、道すがらたくさんの旧満州時代の建物が車窓から見れるので本当におススメです。
長春って市区人口438万人(総戸籍人口約749万人)だし国際空港もあるのだから、てっきりもっと都会なのかと思いきや、なんだか地域性なのか大都会の活気がないというか、、、
ある意味他の中国の都市と比較して落ち着いているんだけど、、、
こういった古いビルが散見されます。
天津もそうだったけど、建て増しとかするにしても景観を損なうことなく同系色でうまくまとまっている。
旧満映。
その昔、ここで国策映画が作られていた。
国共内戦のあと、共産党に接収されましたと。
博物館の建物、これはオリジナルのものです。
左側にある新しい建物でチケットを売っています。
毛主席がお出迎え(笑)
チケット。絵葉書になっています。
ここの入場料はなんと100元。偽満皇宮より高額なのでした(笑)
ガイドレシーバーもあります。でも正直借りなくても別にいいです。
実はこの建物、このエントランスの部分のみ往時の姿のままなのだそう(一般の人が見れる部分では)
龍のモザイクです
中はどんなことになっているのかというと、、、、
まずはこの撮影所の沿革というか歴史
右の写真はかの有名な甘粕正彦ですね。この撮影所を作った人です。
まぁさわりの部分は確かに興味深いんですが、
すぐに共産党に接収されてからの歴史に変わります。
で、正直つまらないです。
まぁ共産主義国家のこの70年間の映画の歩みなんて元々興味ないんですが、
でも一応ガイドレシーバーがあるので何となく耳を傾けると、やはり共産党礼賛のそれであって(-_-;)
もう1950年代なんてひどいもので、幅を利かせていた日本軍を壊滅させる映画だとか、国民党を征伐する映画だとかそんなのばっかりで。60年代になってやっと、家族をテーマにしたのとか社会派っぽいのが出て来るけれど
娯楽のない時代にこんなのばっかり見ていたら、それが当たり前って思うんだろうなぁと。
2Fに上がる階段。ここはすごくおしゃれ。展示されているのは映画の小道具類
旧満映のフィルム編集の場所を再現したのだという
やっと現代のブースへ行くと著名(らしい)役者さんの画像がお出迎え。
唯一、ファンビンビンだけわかりました。てか、脱税問題の後なのに、差し替えとかしないんだろうか?
撮影所の中庭
中庭を突っ切るとシネコンがある。ハリウッド映画も上映されているもよう
旧満州の遺構
帰りもバスに乗って町の中心部へと戻ります。
このバスは行きと違ってすごく運転手さんの趣味?が反映されている(笑)
爆音に皆が振り返る(笑)こんな地方都市でポルシェを見るとは、驚いた
文化広場の周りは旧満州の建物が多数保存されているというか、そのまま利用されている。
大学病院
たまたま労働節の前の日だったせいか、なにかしらイベントが行われていた。
これは吉林大学で使われている。
70年以上前の旧満州(日本)の建物を大事に使い続けていることに驚嘆するとともに有難いと思うのですが、
と同時に、なんだか申し訳ない気分になるのも事実です(-_-;)
共産党吉林省委員会で使われている建物。
これに至っては本当に日本のお城の天守閣みたいですごい。
もちろん警備が厳重で写真撮ろうとしたらダメと注意される
長春ぶらぶら街歩き
これは果物屋さん。現代の日本だと果物屋さんって高級なお店しかないけど、中国ってこんなふうに果物だけのお店って結構あるようです。
古い建物風?
これは本当に古い建物
しかし、なんていうかこの町の古い建物は質実剛健というか地味なのが多い
さすが長春、東北地方。餃子王という餃子メインのチェーン店
ホテルの近くのなにやらとっても古い建物。ガラスとかフツ―にはまって無かったりするけどちゃんと人は住んでいるもよう
労働節の出し物を練習する人民
長春駅。地下鉄の駅の天井。新しいからかなりハイテク
フードコートの餃子もフツ―に美味しかった
この時、私は長春で自分に課した最後のミッションである“本場の餃子を食べに行く”にトライしたいと思います。
長春駅前。
労働節で帰省する人で賑わう
駅の付近はまぁまぁ都会的
で、私はなかなか評価の高い長春駅に近いお店で餃子を食べようと思って行ってみたのだが、何故かそこの飲食街全てクローズという憂き目に遇い、
とはいえもう時刻は20時近く。この街の夜は早いのでせっかくここまできて食べれなきゃシャレにもならないと、再度百度地図で検索して国商総合美食城というフードコートに行ってみる。
フツーの小綺麗なフードコートです。
中国国内あらゆる料理が食べれるようですが、残念なことに酒類を置いていません笑
なので、2フロア下がスーパーマーケットになっていたので、そこでビールを買いました。
餃子にも色々な種類がありまして、パクチー入りのを食べたかったのですが、品切れ。これは確か挽き肉とキクラゲとかはいってるやつ。
金額は15元≒250円。一個あたり1元。正直全部食べるとお腹がいっぱいです。
長春駅。これも古い建物っぽいけど30年くらい前の建物。
駅前にある有名な春誼飯店(旧ヤマトホテル)
夜20:30頃の長春の街。
本当に殆ど歩いている人がいない、、、、
ちょい飲みしたかったので、コンビニで買ったお菓子等
またしても黄暁明のナッツを買ってしまった(笑)