どこへでも行く

アラ還の一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど。因みにこのアイコンはカンクンのセノーテで水中から上を見上げているところ。それと記事の背景の幾何学模様はインドの階段井戸、チャンドバオリです。

ファーストクラスにアップグレードされたかも?

知る人ぞ知る話

もしこれを読んでいる方,、あるいはそのお知り合いの方にワンワールドのビジネスクラスで世界一周しようとしているのなら絶対に知っておいてほしい話。

特にカタール航空のQスイートをはじめとする最高級のおもてなしを受けたい人には絶対に知ってほしい話。

でも多分、知ってる人は知ってると思うんですが(因みに自分は知らなかった)。

カタール航空のビジネスクラスでドーハから近距離(東はわかりませんが多分シナイ半島一帯で西はカイロまでらしい)に乗ると、

なぜかビジネスクラスがファーストクラスにアップグレードされるという嘘のような本当の話。

 

今回の自分のケースが何かの手違いではないことの証左として、

"カタール航空 ドーハから近距離 ファーストクラス扱い"とか、

"カタール航空 ドーハからカイロ ファーストクラス"といったキーワードで検索してもらえればいくつかやはり本来はビジネスクラスなのに世界最高峰のアルサファラウンジへ入れましたというブログが散見されます。

理由はなにやらカタール航空のルールらしい(その辺の事情が詳しく載ってるブログあったんですがURLを失念💧)ですが、いずれにしても乗客にはダウングレードではなくアップグレードなので良いことですね🎶

良い知らせは突然に、、、

ここからヨルダンへ行くにあたり、ラマダンはなんとなく避けた方が無難と思いこの日を選んで旅をしています。多分イスラム教徒にとっては喜びに満ちた日なのだろうが、自分にとってはいいことも悪いことも盛りだくさんな怒涛のような一日でした。

ホテルのレストランで朝食。

客室数もそれほど多くなさそうで、レストランもこじんまり。

ただ品数は満足でした。とにかく食べれる状況であれば必ず野菜と果物、あとこの辺だと数種類あるオリーブを食べていて、この日もしっかり食べました。それとフムス。ひよこ豆のペーストですが慣れるととても美味しい。

 

この日のフライトは19:30です。この日、この後の予定ですが、これもずっと気になっていたカタール航空のトランジットツアーに参加します。

 

www.discoverqatar.qa

参加費用:115QAR。1 USD = 3.64QAR 日本円で4500円位。

 

市内の観光名所を3時間かけて回る。08:00~21:30の間、だいたい1〜2時間おきに出発。私は15時のツアーに参加を予約しています。

ホテルのチェックアウトは12時00分なので、それまでちょっくらジムに行ってこようかな〜と思ってて、そういえばまだウェブチェックインしていなかったなぁと思いだして、したところなにやら見たことのない文字が、、、

なんと!なぜかそこにはファーストクラスの文字が!

びっくりで一瞬固まってしまいました(@_@;)

当初予定では、チェックアウト後はフロントに荷物を預けて、カタール航空のツアーでは行かない場所(美術館など。このツアーは美術館へは行くけれど、そこの前で写真を撮るだけで中までは入らない)へ行こうかとも考えていたのですが、予定変更です。なんか知らんけどこれはきっと良いことのはずなので、チェックアウト後は空港へ急いでゴー!です。

 

Al Safwa Lounge 言葉を失うような体験

いいことも時には知らない方がいいらしい。

変に期待して裏切られることもないし、知らないでまっさらな状態の方が感動がすごいので、、、今回の嬉しいサプライズを言い表すならそんな感じ。

 

Uber(空港からは利用できないが市内からは利用できる)で空港に乗り付ける。

確か空港に入ったタイミングでチェックインはどこですか?と聞くために空港スタッフに予約画面を見せる。すると、空港の入って右側のこのような一角に誘われる。

 

スタッフにカバンを運んでもらっているところ。ガチのVIP扱い、ホントは正真正銘の庶民にすきないのに!

普段は高級ホテルには泊まらないので、このようなサービスをしてもらうとなんか申し訳なく感じるとともに、セレブになった気分でウットリしている笑

 

この奥に銀行のようなブースがいくつもあって、そこで座って個々にチェックインをする。

そもそもなぜビジネスで予約しているのにファーストクラスに変わっているのか分からないし、このときは良い意味で何かの手違いの可能性があると思っているので、こちらからなぜアップグレードされているんですか?なんて聞くのは藪蛇なのでされるがまま粛々とチェックイン手続きを行う。

そのスタッフがめちゃくちゃ丁寧で、なんていうかJALとかANAのスタッフの妙にへりくだった日本式の恭しいあの感じと似ている。

でも自分としては世界一周のチケットでいわば破格でチケット購入しているので、なんだかこうやってお客様は神様です~みたいにされると本当に申し訳ない気分になる。

 

トイレ。入り口は自動ドアで、ドア前に立つと勝手に開く。

タオルを整えたりするためにいつも一人スタッフがいる。

アメニティはもちろんディップティック

 

ラウンジの入り口。

重ね重ね、カタール航空の近距離ルールを知らないので、なにかの幸運でここへ来ていると思っているので笑、もうドキドキが止まらない。

ラウンジへ向かう通路。

唖然とします。😯たぶんこの時こんな顔している😲。

知らんけど多分すごく高級な5つ星ホテルとかきっとこんな感じかと。

ラウンジの中の様子は、ほかの人のブログで見れると思うので割愛するとして、

この一年間 世界一周していていろんなラウンジへ行ったけれど、ここがやはり群を抜いて素晴らしかった。世界一といわれるのもわからないでもないというのが感想です。

 

このあとちょこっと水分補給するのだが、

3時からのツアーに2時間前には集合場所に来てくださいと書いてあったので、まずはツアーに参加すべく集合場所へ。

あとで考えるとお金は支払い済とはいえ、ツアーなどいつでも行けるのだから当欠wしてラウンジを堪能すべきだったのか?という考えもありですが、まぁツアーが終わったらまた戻ってくる予定なのでいいかなぁと。

 

DISCOVER QATAR カタール航空のツアーに参加する

ツアーの集合場所

エスカレーターの後ろ AとBの間。この中央のエスカレーターの後ろら辺。

程なくもう一人ツアー参加者が来る。

アルメニア人の若者、職業ジャーナリスト。仕事で香港に行った帰りとのこと。彼と係員と共にイミグレの外へ。

イミグレ抜けたところ。ここでほか数人と合流。

参加者は自分含め七人。アメリカ人二人連れ、タイ生まれアメリカ在住の人、韓国人、ベトナム人、アルメニア人の彼 という構成。ガイドの英語が早くて早くて半分くらいしか説明聞き取れず。

 

冷房がガンガン効いた大型観光バスに乗る。

ツアーでもらった水。冷たくて美味しい。このあと、最初の目的地は、昨晩見て回ったイスラム美術館。

スリランカ→デリーの機内泊3時間がたたってなんとなく風邪ひいていたんですが、この日は朝ごはんもおいしく食べれたし、快適・快調でいいなぁと思った矢先、

普段ならさほど気にならない車の匂いが気になり出す。

 

昨晩見た景色。やはり、夜の方きれいかも。

 

バスは次の目的地、カタラ文化村へ。

カタールもだしほかのアラブ諸国もそうなんですが、信号がほとんどなくて、

車がすごい勢いで走っている。法定速度結構日本と比較してハイスピードなんじゃぁないかと思う。人が横切ることを考慮していなくてみんなアクセル全開みたいな。

まぁカタールは産油国ではないけれど、日本なんかより運賃のコストがかからないしガソリン価格は十分安いんだろうな

 

カタラ文化村(Katara Cultural Village)

複合商業文化施設といったところ。コンサート、ギャラリー、お買い物などなど。

カタールのシェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニー殿下の素晴らしいビジョン、確固たる信念、そして賢明なリーダーシップのおかげ?で実現したらしい

敷地も広くて、新しくてきれいです。

ですが、私はこういった昔を模して作った複合施設はあまり好きではなく。

体裁よく整える=ほんとの昔に建てられたような温もりもや味わいが感じられないような気がして。個人の好き好きですが。

 

ギャラリーラファイエット・ドーハ

ステンドグラスが美しい。

別に買いたいと思えるものはなし。高級品に興味なし。

 

買わないけれど唯一かわいいなーと思った家電製品。値段は不明。

 

驚いたのはこのバルサミコ酢

Amazonでぐぐったら、なんと!650€とのこと😯😯

 

たぶんラマダン最後の日なので、なにか催し物かパーティーかなにかがあるんだか、

国民はみんなアバヤを着ているんですが、同じ黒いアバヤでもとびきり上品そうな人たちがこぞって一つの入り口から入っていく。

 

 

ラマダン最終日

最後の目的地、スーク・ワキフ

ここでなにやら催し物があります。

見るとカタールの人たちが列に並んでいて、大きな会議用のようなテーブルを広げて紙包みをたくさん並べています。

並んでいる人以外に観光客がみんな見物しているんですが、中にやはりアバヤを着ているのだが東南アジア系の顔貌の女の子(聞いたらフィリピン人だとのこと)がいたんで彼女にみんな何しているのか聞く。

彼女の話だと、ラマダン中は、お金持ちが庶民に施しをするというシステムがあるらしい。右側の白い人たちが準備しているところ。

 

スークワキフの中

 

映えのするホテル

 

スークワキフは伝統的な市場で、いろいろなものが売っている。

その歴史は 19 世紀後半から 20 世紀初頭にまで遡り、 2006年に改装されたとのこと

というわけでツアーは終わり。所要時間はきっちり3時間でした。

 

その後往路なんだか気分不快があったんですが、復路のバスでなんかだんだん具合悪くなってきて🤮🤮(乗り物酔い的な)、空港戻って、再度ラウンジへ。しかし体調思わしくなく、せっかくの一生一度のアルサファラウンジのシャンパンを飲んでも別に美味しいと感じられないという、、、なんと残念な、、、

 

 

しかし、偶然ちょっとしたラマダンのイベントなど見れたので、それはそれで正解でした。