どこへでも行く

アラ還の一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど。因みにこのアイコンはカンクンのセノーテで水中から上を見上げているところ。それと記事の背景の幾何学模様はインドの階段井戸、チャンドバオリです。

アンマン旧市街ぶらぶら街歩き

最後の街、というか起点のアンマンに戻ります。

 

毎度お世話になっているジェットバス。

今回が最後の利用だが、写真でもわかる通り、日本の観光バスのように大きいし、その上新しい。シートの横幅も日本人的には広いと感じる。

 

車中座席のようす。3割程度の乗車率。こんな大変な時でもなければ

満席だったりするんだろうな

 

フットレストもあり。

 

ウトウトしている間に定刻通りアンマンに到着。

到着時は長距離バスの乗り降りに便利な場所を選びましたが、今回は街歩きに便利な旧市街を選ぶ。

 

到着時、すでに夜でお腹がペコペコ。何か食べたいと思い、にぎやかな通りへ。近くにあるレストランでメニューを、みたらハンバーガーとポテト(おそらく前夜食べたのと同じような内容)で、約1000円。時間は22時すぎで空腹だがそんなに、ガッツリ食べるのもなんかムダな気がして、結局30分くらい1ブロック廻った挙句ケバブを選ぶという。

 

夜のアンマン。

イスラムの国だいたいみんなそうなんだと思うが、とにかく安全。外国人女性が夜間一人で出歩いても危険はないと思う。なぜなら多分刑罰が厳しいから、日本や欧米みたいに性犯罪を犯す人はあまりないんだと思う。

このときここはそれほど外国人がいるというわけでもないが、夜一人で出歩いていてジロジロ見てくる人もいないし、この国は中東でもとりわけ寛容な国なのだろう

 

また、レストラン虹は行ってみたはいいが食べるのがちょっと躊躇われた理由の一つにフツーに喫煙可だったというのもあり。

まあこのへんは宗教的理由でアルコールは禁だがタバコにはものすごく寛容。バブルの頃までの日本のように、飲食店はタバコ吸う人でいっぱい。タバコといってもシーシャ(水たばこ)ですが。

自分も若いころはタバコを吸っていましたが、吸うのを止めて初めて気が付くけど、食べてる時の他人のタバコの煙の嫌なことといったら、、、

 

泊まった宿はパシャブティックホテル。

名前を聞くとおしゃれなイメージだけど、一泊2500円しない単なる安宿。場所はローマ劇場(丘の斜面をくり抜くように造られたローマ時代の円形劇場。現在も文化イベントの会場として使用されている。)の向かい。口コミによると、真ん前に見えてすごく眺めが良いらしい

とのことだが、ほんとに真ん前!

 

部屋はこんな感じ。

よく見ると細部はボロいんだけど、安いし寝るだけなので良しとする。

まあ値段の割に期待をわずかに上回ったと思ったら、このホテルのWi−Fiはクソレベル。自分のフロアでダメだったのでレセプションのある1階でどうかと試しても同様。

再三文句を言ったら、他の客も多く苦情を寄せる様子で、直します(改修工事をする予定です)と言っていたのでその言葉を信じたい。因みに屋上のルーフトップレストランは別回線らしく問題なし。なので屋上に逃げ込むこんで調べものすることがしばしば。ここがネット使えたからいいようなものの、ここがもし同様なら絶対自分の中でこのホテルは最低レベルに近いだろう。

 

4月の天気はこんな感じ。

気温は高いけど、砂漠ほど暑くなくて快適。

つくづくこの辺の観光はこの季節が良いと思った

 

ところで、本来ならこの日朝から死海へ行く予定でホテルの人にも事前にツアーの問い合わせしたりしていたのだが、この数日ほっつき歩いた疲れがたまって、どうしても行きたい!という気分でもないし、この先のエチオピアで似たところへ行く予定なので、キャンセルして日がな一日街歩きに充てた。

 

旧市街。朝の街の様子

日本や先進国のガチャガチャした感じでなくて落ち着いてて良い

 

ホテルの外観

旧市街なのでおそらく外観は現代風にイジれないし、中規模のどこにでもあるよなホテルなのでUberのドライバーさんに言っても場所がピンとこない様子でした(私のスマホの地図をみながら行くみたいな)。

 

ハンバーガーとかそういったものの値段は日本と同じくらい。ホットドッグが0.65JDでハンバーガーが1.5JD。多分フィリングというかパテの違いなんだと思う(×200円とお考えください)

 

この辺の手書きだと数字の書き方も違うので、金額がなんて書かれているのかもはや全く不明。

 

スイーツの店も多い。

後日ドーハの空港のラウンジでたべまくっのだがほんとに美味しくて2つくらい持ち帰った。その時若い白人男性もいくつか持ち帰っていたという。

 

この辺のローマ劇場に面したホテルは大概屋上がルーフトップバーになっている。

平日なんですけど国旗を飾る率が高い。国威発揚というか、この国の人であることに誇りを持つのは素晴らしいことです

 

よく中央アジアや旧ソ連圏で見かけるパンチングマシーン。みんな酒も飲まないから、こういうので憂さを晴らすのかな

 

服屋さん。ルールはあれどこの国の女性は色や柄を楽しめる。

 

 

駄菓子屋っぽいお菓子屋さん

 

日本で言うところの昔の荒物屋さん。

 

折しもパレスチナの人々に向けて連帯を示すモニュメント

 

町中のミナレット。その辺にある。

 

ここめちゃくちゃ混んでいてなんなのかと思ったら銀行の窓口でした笑

そう考えると日本や多くの国はATMが整備されていてそれが当たり前のように生活しているけれど実はそれがとてもありがたいことなのだと感じた

 

Roman Nymphaeumという史跡。

町中にこんなふうに遺跡がゴロゴロ

 

典型的なイスラム建築。

アンマンは気候もいいし、都会だし、歴史がある街だし

行ってないけれど、首都なので中東料理以外のレストランも地図上で多数確認できた(でもたぶんなんちゃってが多いと思うけれど、、、)のでいいところだと思う。

また行くか?と言われれば空港から遠くて公共の交通機関でポンと気軽に行けるわけではないし、酒があるけど高いので多分もう行かないと思うけれど、

UAEやオマーンと比べて物価がそれほど高くないので、まぁ行ってみてよかったな。といえます。また、今回ワンワールドの世界一周で行っているんですが、ワンワールドは無駄に中東の加盟エアラインが多くて(カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、それとオマーン航空が加盟予定)、じゃなければ行ったかどうか疑問??ですが、現状このチケットを使っての旅行となるとこの国に簡単に来ることができるので、これらの素晴らしい世界遺産を見て歩くに絶好の機械であったといえると思います。