どこへでも行く

アラ還の一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど。因みにこのアイコンはカンクンのセノーテで水中から上を見上げているところ。それと記事の背景の幾何学模様はインドの階段井戸、チャンドバオリです。

電車に乗ってドービーガートへ

世界一周の4か国目、インドのムンバイ

www.anywhereigo.net

 

東京→シンガポール→クアラ→香港→インド

(デリー→ジョードプル→パタン→アフマダバード→オーランガバード→ムンバイ)

 

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ムンバイで近距離電車に乗る

ホテルの朝食。シンプルで軽め。

ほんとにこの時期はベストシーズンで、ずっと天気はいいし死ぬほど暑くないし毎日街歩きが捗ります。

まずはマスジット駅へ歩いていきます。

ココナッツジュースというか果汁を飲みました。

おいしいから飲むというんではなく、

水分補給と、ミネラルがたっぷり入っているので電解質を補整するのが目的です。

味はおいしくはない。ごく薄甘~い水といった感じ。

 

こう見えてあまり不衛生そうじゃないので、このお兄さんから買った。

 

駅の近く。先日来の宗教的なお祭りの余波が見られる。

サリーのお店でしょうか。

 

レストランで食べる分にあまり自分の口に入ることなかったんですが、

野菜はいろんな種類のものがたくさん売っている

普段サラダで食べる・トマト・玉ねぎ・きゅうり 以外にも例えば

この写真で言えばカリフラワーとか、しかも新鮮だし。

生で食べる習慣がないといえばそれまでですが。

マスジット駅付近のフツーの住宅地。

日本で言うと23区内でも交通の便がいい山手線の内側ってかんじだろうか?

フォート(旧市街)にも電車で新市街にも通えそうだし。

の割に全く開発とかされていないし。

インドって、

新しいのと古いのと、とか、きれいと汚いとか、近代的と旧式のとか

そういうのが混在している感じ、でも混沌というわけでもなく。

 

電車に乗ってみます。女性専用車両のようです。

 

中はこんな感じ。この日ちょっと暑い日(最高気温28~29度)だったんですが、

窓全開、扉全開で走っててちょうどよい。もし朝夕のラッシュ時で人いっぱいだったら

結構この良い気候でも暑いから暑い時期はさぞつらかろう

それと、信じられないことに駅に着いたらものの20秒くらいで出発すること。

なのでうかうかしてらんなくて、完全に止まりきらないうちに降りる、そんな感じ。

絶対年寄りとか体不自由な人は乗れなさそう。

ただ、金額はかなり安い。

バスと同じようにかなり安いので、これくらいの金額ならテキトーに乗って迷っても

時間さえあればいくらでも暇がつぶせる。

 

ドービーガートに行ってきた

電車に乗った目的は、ここドービーガートへ来ること。

インド通の友人からのムンバイのおすすめというか"そこにしかないもの"は、

エレファンタ島と、昨晩も行ってきた世界遺産の数々、それとこのドービーガート

ただエレファンタ島については、エローラ及びアジャンターを見た後だとインパクトに欠けるかもとのことではじめから除外。そして、とりあえず世界遺産含む街歩きとこのドービーガートと決めていた。

私の泊まっているホテルからだと電車とバスを乗り継いで40分弱で行ける。

とはいえ、上に架かっている橋の上から見ただけですが。

ドービーガートとは

「街中の洗濯物が集まる」とまで言われるほどの大きな敷地で、入口以外は高い塀で覆われている。観光地にもなっている。敷地内には、ムンバイのホテルや病院のリネンなどを洗濯して生計を立てている「Dhobi」と呼ばれる人たちがいる。洗濯物を振り回し、コンクリートや石に打ち付ける方法で、乾燥後に宅配も行うという。 一般家庭からの洗濯依頼もあるが、近年は洗濯機の普及も進み、仕事の減少も懸念されている。 100年以上の歴史があり、5000人以上が働いているという。

wikipediaより

ご存知の通りインドにはカースト制度があって、現在では法律上撤廃されているらしいのですが、清掃の仕事や汚水処理、洗濯の仕事など誰もやらない仕事はこういったカーストよりも下の階層(ダリット)の仕事として見なされ続けてきた歴史があるとのこと。確かこの中にここで暮らす子供たちの学校もあるらしい。

 

マハラクシュミという駅があって、そこを降りるとこのドービーガートはあるんですが、橋の上からこうやって皆さんが選択しているコミュニティを見下ろすという感じ。

お気づきの通り、この奥に高層ビルがたくさん建っていて、

インドいたるところでそうなんだけれど、このコントラストがすごい。

まぁこの高層ビルの中にある病院やホテルから出てくるリネンとかもここで洗っているんだろうなぁ、、、

この橋ですが、ちょうど見下ろすように橋のセンター部分に見物台みたいなのが設えられていて、そこにこの謂れが書いてある。

なんか、、、it is a very popular attraction among foreign toursts とか、、、

まるで見せ物であることを是認しているというか。

実際上から眺めている間に、白人のツアー団体客がガイドさんと一緒に中へ見物に行ったり、橋の上では小学校低学年くらいの女の子が物売りしていたり。なんだかなぁと複雑な気持ちになるのでした。

 

お昼ご飯は昨日食べきれなかったモモと、新たにムガール料理の店で買ってきたラッシーとチャイです。

カレーは大概飽きるんだけど、チャイとラッシーはやはりおいしいし安いので

好んで飲んでいる。

 

フォート地区をぶらぶらします。

ムンバイに何をしに来たかって、特に何か目的があってというのではなく、

古い建物が好きなのでそれを見て歩くだけで、時間はあっという間に過ぎていきます。

 

人懐っこい猫。スリスリ寄ってくる。

動物に触るのは恐ろしいのですが、この猫はよわっちくて

決して嚙んだりしないようなので、猫好きとしては撫でずにはいられない。

 

インドのパブで飲む

と、あっという間に夜になり。

ムンバイはそれなりにナイトライフというか

ちゃんとパブの類があるようなので、行ってみる、ワクワク。

KALAGHODA DIVE.

ハッピーアワーもあり。

カクテル2杯で日本円で1000円しない。

お店の雰囲気です。今まで入った怪しげな雰囲気はない。薄暗いけど、フツーに日本のパブと同じような雰囲気。

フライドポテトと

エビのガーリック炒め(一応中華らしい)

一人で食べるにはボリュームがある。

ここムンバイは海に面しているためか魚介もなかなかおススメらしく、

このエビもぷりぷりして変な臭みもなくておいしかった。

どちらも万人の好む味で美味しかった。

なによりこんなインドインドしてない居心地の良いお店がある、しかもリーズナブルで、というのが驚き。

 

帰りはさすがに距離があるのでUberに乗ろうと思っている。

危険な感じはない。世界中どこにでもある大都市と同じ。

車の往来もあるし、通勤帰りの人が歩いているし、ナイター照明でクリケットやってる人とかいるし。

 

しかし、uberがさっぱり来ません!!こんなにいっぱいいるのに、、、

いやはやインドのというかムンバイのUberゴミ過ぎる。すごい確率で夜は拾えません!!!

結局途中までバスで帰りました。

バス代なんてタダみたいなもんなので、だったら初めからバスにすりゃあよかった、、

 

 

ホテルに着いたのですが、

昼間は閉店しているしそれらしい店構えでないからこのときまで気づかなかったのだが、ホテルの1階の飲食店街にバーがあって、ふらりと入る。

目的は部屋飲み用にビールを買っていくこと。

しかし、なんでだったか理由忘れたけれど、ビールはだめと言われワインなら良いと言われる。

ということでワイン購入。

180ミリリットルのボトル2本で250円。

一応インドのこの辺はワインの生産地らしいのだが、パッケージが汚いせいか味はフツーと感じる、それ以上でもそれ以下でもなし。