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陸路香港から深圳へ!目的その弐 中国のSIMカードを買う

そうなんです、まずは大陸で継続的な携帯の契約をしたかったんです

なぜ携帯の契約(SIMカード購入)?

 中国によく旅行するのですが、その際絶対あれば便利だろうなぁと思うのが、中国国内で使える電話と銀行の口座。この二つがあると中国本土できることの幅がすご~く広がります。

 というのも、中国は意外とキャッシュレス化が進んでいまして、日本のお財布ケータイみたいのをありとあらゆる人が活用しています。

 具体的には、中国の場合アリペイ(「アリババグループ」が提供する、中国最大規模のオンライン決済サービスのこと)或いはWe Chat pay(We ChatというLINEのようなアプリ上でお金を管理)を利用するのがほとんどです。

 元々銀聯カードというクレカとデビットカードが一緒になったカードを中国国民がほとんど保持していたのですが、最近ではそのカードすら使わず(お財布を使わず)携帯で色々な決済をするのが普通なのです。

 それらのアプリで決済(入出金)するためには基本的に中国本土の銀行口座が必要になります。また、口座の開設には中国本土で通話可能な携帯電話の番号が必要です。

 携帯だったら、単純にSIMカード買えばいいじゃん?と思いそうですが、旅先で手に入るSIMカードやネットで手に入るSIMカードの大半は7日とか一ヶ月とかの限定だったりネット通信のみだったりがほとんど。だから我々外国人にはなかなか敷居が高くて、あきらめ気味だったんですが、こちらの方のブログを見て、外国人でもいけるんかい?と思ったのが今回の訪問のきっかけ。 

yuwen.jp

 今回私が訪れた華強北はアジアのシリコンバレーです。ITの街です。だからここに行けば上記のような安く契約できるお店があるに違いない!とやってきたんです(笑)

安いSIMカードをゲット!

 さて、地下鉄降りてすぐの、賽格電子市場という(前々記事の写真のビル)建物になんとなく入ってみました。すると中はこんな感じ。

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 この時期春節前なので、既に日本における“年末商戦”も終わってるのか、あんまり働いている人もいなければお客さんもいません。ただ煌々ときらびやかな店内、しかもそこかしこショーケースに布がかかってて、そういうお店は店員さんもいない様子。

 みんな一生懸命商売しているんじゃなくて、問い合わせがあれば応じますというような。平気で昼ご飯とか食べながら店番とか従業員らしき人の子供とか店先で遊んでいたりとか、なんだかカオスな雰囲気。

 そうこうしているうちに、携帯がたくさんショーケースに並んでいるお店があって(そういう同業他社はいっぱいある)中でも感じのよさそうなおじさんのお店で聯通の沃4G流量随身卡(という種類のSIM)が買えるか聞いてみたら買えるとのことにて購入。

 問題はこの先、このSIMの維持費です。色々聞いてみたら、今は6元ではなく8元/月 とのこと。

 

 ところで、この間のやり取りはすべて翻訳サイトです(笑)最近の翻訳サイトは優秀なので大体の意思疎通は可能です。それでやりとりして、結局一ヶ月8元で契約ができました。ただ、私の場合商談成立のあと聯通のお店に連れていかれることもなく、おじさんが外部の人と電話でやり取りをして、ここで待っていろと。どうやらその誰かが聯通からSIMをもってきてくれるらしい。待つこと約10分。やがて若い女性がSIMカードを持ってきました。それがこれ。

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 パッケージも何もない、なんだか雑(笑)限りなく偽物っぽい(;'∀')

 だから騙されたらやだなぁと思って、おじさんの携帯からこのSIMを実装した私のスマホにかけてもらったらちゃんと通じた。おじさん疑ってごめんなさいm(__)m

 ところで待っている間におじさんと翻訳アプリでちょっとやりとりしたところだと、日本人以外にも世界各国から買い物に来る人が多いのだと。また、ショーケースには中古のiPhoneがたくさんありました。なんとなく覗いていたら、

「600元(≒10000円)だが買わないか?」とのこと。たぶん7だと思うんですが、自分はアンドロイドユーザーなのでいまいち相場もわからないし、関心もないしw

 

 さぁ望み通り中国本土での携帯を契約することが出来ましたので、この辺でなにか美味しいものでも食べましょう(^^♪ 

一応ノルマを一つ達成したので、足取りも軽いです(笑)

今買い物をしたビルの反対側。本当にバカでかい。

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こんな感じの街並み。建物もさることながら道路も広くてあぁ中国だなぁという感じ。大都会はどの都市でも似ていますね~

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他方、このような独創的なビルもあり。

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おまけというか裏話というか

 そうこうして、SIMカードを手にして喜んでいた自分ですが、ネットでその後調べてみたところ、実はもっと簡単に、フツ―に聯通の営業所にパスポートもっていけば携帯の契約はできるようです。ある意味この日のこの経験は徒労に過ぎなかったようです(笑)しかし、さっきのお店では手数料を100元(当初200元とふっかけられたが)取られましたが、パスポートの提示は求められませんでした。だからなんとなくあとで思ったんですが、そういった(パスポートもっていないとか身分証のない人とか)疚しい人がああいうところで手数料を支払って怪しげなSIMカードを手にするのかなぁと。

結論→中国おそるべしw