2024年1月ワンワールド世界一周でインドを旅行中。今はアーメダバード。
デリー→ジョードプル→パタン→アーメダバード。ここからエローラとアジャンターの石窟を見にオーランガバードへ向かいます。
アーメダバードからムンバイへ
この3日間いつも好んで見ていた景色。
この日この時は、一日の始まりらしくいろいろな荷物を運んだリクシャーが往来したり、主婦たちが井戸端会議をしていたり、ごみの収集だったりと。
自分はただの旅行者なのだが市井の暮らしが垣間見れてまるで生活しているかのような錯覚を覚える。
私がいる旧市街へは生活民でなければ車の乗り入れはできません。しかもごちゃごちゃしているのでUberを呼んでもちゃんと来てくれなさそう。なのでゲストハウスのオーナーに前日の夜にリクシャー🛺の手配をお願いする。
このとき、11:05発なので空港へは国内線なのですごく早くなくていいと思うけれど、だいたい2時間くらい前には着いていたいところ。
なので、朝ごはんは08:00丁度に食べたい旨、08;40には出たい旨話すが、オーナーには09:00で良いのでは?と提案される。しかし旅人の皮膚感覚でそれはちょっと遅すぎる気がするし、そもそもこのオーナーはちょっとホスピタリティに欠ける人な気がするので額面通り受け取ることはできず、絶対08;30で、とお願いする。
にも拘わらず💢💢08:10にならないと朝ごはんができなかったのでちょっと怒る。
いや、ちょっとどころじゃない、厨房の前まで出向いて急いで作れという態度で圧をかける(笑)
昨晩ちょっとしたトラブルがあり、それについてやんわりとクレームを述べて、結局予定していた08:40も過ぎているので、さっさと気持ちを切り替えて出発。
さて、ゲストハウスで手配してもらったリクシャーですが、
ぱっと見70歳は過ぎているだろうなぁという、おじいちゃんのリクシャーワーラー。しかし、私が急いでいると気配で分かってくれたらしく、せいいっぱい危険運転でスイスイ行ってくれる。本来なら代金は350ルピーなのだが、このおじいちゃんはきっと良い人なので生活の足しにとおもい400ルピー渡す。
サルダール・ヴァッラブバーイー・パテールの像
サルダール・ヴァッラブバーイー・パテールはインドの宰相で、グジャラート州の人。
今回その存在を知らなかったんだけど、ここグジャラート州のナルマダー県というところに世界一大きいパテールの銅像(自由に女神の倍の高さ!)があるらしい。
この像は空港の近くにあって、ここを通った時点で09:40。つまりチェックイン締め切り時間10:05はクリアできたが限りなくギリギリでした。
てか、ホテルのオーナーの言う事聞いてたら絶対に間に合ってないし。まったく他人事なんだから💢
考えてみると、しょっぱなからポーター詐欺に遭ったり、ひどいインドの洗礼にやられたり、生まれて初めて部屋にネズミが出没とか、絶対ここには二度と来るまい。
初めてのインディゴ航空
アーメダバードからオーランガバードへ行くには、電車だと1週間に1本だけ(!!)で、14時間かけて直行できるが、電車でも飛行機でもムンバイ経由が一般的です。そこで、今回は時短のため飛行機で行きたいと思います(うまく乗り継ぐと4時間位で行けるのですが、それは早朝や夜間の便ばかり。しかし私が移動したい土曜日だけ、なぜか昼間の便で合計7時間で行ける便がありました!)。
インドの国内線は、何社もありますが、
エアインディがフラックキャリアであり、ビスタラがそれに続く。LCCだとスパイスジェット、インディゴが路線も多いし信頼がおける感じだが、国内線となると新興のIndigoが絶対よさそう。
なぜならインディゴは、インド国内線では85以上、国際線では30以上の都市に就航し、インド国内線のシェア(占有率)は6割に達する。
おまけにIndigoは航空券がエアインディアよりも安いし(ビスタラより安いかどうかはケースバイケース。ちょっと安いくらい)、
インドの航空会社としては珍しく(笑)、
・定時運行
・清潔な機内
・十分なサービス
を社内目標としており、実際に努力を惜しまないので、この数年で急成長を遂げたとのこと。
また、過去にスターアライアンスに加盟するのでは?と噂があったが 現在では2024年から日本航空(JAL)やAA(アメリカン航空)とコードシェア提携を発表したり、LCCといえど欧米のそれとは違って信頼性がかなり高いエアラインといえると思います。
いい天気。だけど空気がよどんでいるせいかクリアな青ではない。
これから乗るインディゴ航空の飛行機。
座席は2-2 普通の小型機。
シートピッチも普通。
割と新しいめな機材
LCCとして十分なサービスを標榜するだけあって、ちゃんと軽食も配られました。
ベジとノンベジと選べます。もちろんノンベジで、チキンときゅうり、トマトのサンドウィッチ。
普通においしいサンドウィッチでした。
ムンバイ到着。
遅延ならず、なんと15分近く早着でした!
ムンバイの空港はちょっと特殊
ムンバイ空港に着きました。デリーの空港に似ていますが、
やはりボリウッドの都的な雰囲気です。
ちょっとナゾなことに、同じ国内線で且つ同じ航空会社であるにもかかわらず、
ここムンバイはターミナルが変わります。
ということでターミナル移動ですが(わたしはこのとき一般的に国際線が発着するT2に到着して、国内線のT1から出発する)、シャトルバス(無料)に乗ってターミナル間を移動するのですが、なかなかこのシャトルバスの発着場所が分かりづらかった。
結局、ところどころ人に聞きながらたどり着いた感じですが、
・そもそもシャトルバスの乗り場が辺鄙なところにある
・人が押しなべて不親切というか不愛想
・洗練されたハイテクなモノレールみたいな乗り物やシャトルバスではなくて、空港の規模の割にただのバス
・空港敷地外を通って行く、しかも10分くらい乗っている。
人に聞きながら急いでなければいけるのですが、でも本当にわかりづらいので、
心配な人は事前にyoutubeで複数動画がアップされているんで、そちらを参考にした方がイメージしやすい。
一応あとで公式サイトを見たらこのように書いてあります。
Designated pick-up point at Terminal-2 is Level-1, Ground Transportation Level (P4) & Terminal-1 is Arrival exit, towards Departure Gate 2. This is a Complimentary Service that operates between both the terminals
T2は、このような1Fだか地下だか(うろ覚え)の駐車場まで行かないといけない。
ここからシャトルバスが出ます。いったん荷物を受け取って、ここへ来るまでなんと!30分近くかかってしまった
けっこうな数の人がターミナル間無料のシャトルバスを利用します。
多分そこまでお金に頓着しない人やお金で時間を買う人はリクシャを利用した方がよいかもしれません
バスの中。フツーのバス
このように一般道を通っていくので大丈夫か?とちょっと心配になる。
マニラ空港にちょっと似ている。
やっとT1に到着。
インドの空港のありがたい点。こうやって水が無料で飲める点
ちゃんとマイボトルに入れる用の取水口もあるし。
再度チェックインをしてセキュリティゲートを通過するまでの所要時間がだいたい二時間半。
モタモタしていてこのくらいだけど、
もし1時間以内だったらムリ、2時間でやっとこさという印象
なるべく安くアジャンタ遺跡へ行く方法
オーランガバード行きの飛行機を待っています。
2つの遺跡ですが、それぞれ逆方向にあって、これを一日で一度に両方見るとなると金銭的にかなり厳しい。
また、エローラは公共交通機関(路線バス)を使ってもオーランガバードからせいぜい1時間なので、行けないこともなさそうなので、エローラは自力で行こうと思っています。問題はアジャンタです。
アジャンタへも路線バスで行けないこともないらしいのですが、時間がかかるし混むし
エアコンがないバスに長時間乗りたくないし、となると現地ツアーか車チャーターしかなさそう。特に自分の場合オーランガバードへは2泊しかしないし、それぞれの遺跡のお休みの日をにモロ被りなので、とにかく確実な線で事前に車を予約してあります。
因みにviatorを使って≒8500円。自分にとってはこれが最適なプラン。
なぜか車単体のチャーターとガイド付きツアーを比べると前者が半額くらいで済むということもあり、なるべく安く済ませたいけれどマイペースで行動したい自分としては、車単体のチャーターを選ぶしかなさそうです(笑)
ムンバイの空港で今から飛行機に乗るところの待合室
ただ、もし時間に余裕があるとしたら、
これは、過去インドに住んでいたインド通の友人に相談したときにゲットしたアイデア
をちょっと紹介します。
この写真はムンバイでオーランガバードへ向かう飛行機ですが、
ムンバイ以外どこでもいいからとにかくオーランガバード行の飛行機を待っているときに、手あたり次第日本人がいたら声をかけろと。
そもそもわざわざオーランガバードへ行くという時点で遺跡目当てに決まっているから、そこにいる人に日程のすり合わせとタクシーのシェアを提案してみよと。
確かに高確率でいけそう(笑)
と思って自分は実際予約してあるからだけど、日本人観光客いないかな?と思ったらやはり一人いた。そしてどちらからともなく声かけて、いろいろ話したけれど、彼もその点が心配だったらしく日本から予約していったとのこと。
なので、日本人がいる確率は高けれど、皆が皆行き当たりばったりとは限らないし、今時SNSで旅行者に特化したサイトなどあるので、友人の考案したアイデアは点数として50点くらいかな(笑)
あと、これは私のアイデア。
日数に余裕さえあり、且つホステルやゲストハウスなどほかの旅行客と交流できるタイプの宿泊施設なら高確率でツアーメイトが見つかります。(自分もエローラについてはそんな感じでした)だってみんなその二つの遺跡が目的で行くのだから、ここは意外と何とかなりそうと思いました。
それと、行き当たりばったりといえば、、、
実際いくらかかるのかわからないけれど、この時空港からのタクシーの運転手がなかなかうざいやつで、私がアジャンタはすでに予約していると言っているにもかかわらず、自分が送っていく、もっと安くするからそっちをキャンセルしてはどうか?としつこく言い寄ってくる。残念ながらもう前日でキャンセルはできないんです、と何度も言っても返金不可という表現が通じなかったのかまぁしつこい。なので、少なくとも2人以上なら現地でチャーターしても問題なさそうだし、英語での交渉に自信があるなら、このような雲助(笑)と交渉して値切ってもいいのかもしれない。