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レンソイスの川下りツアー

意外と楽しかった川下りツアー

翌日は午前中からプレギッサ川の川下りへ行きました。

レンソイス・マラニャンセス国立公園は大レンソイスと小レンソイスに分かれていて、

一般的な写真で見る白い砂丘にラグーンが連なるのは大レンソイスの方。

違いはというと、

2つのレンソイス レンソイスには一般的なツアーで観光する大レンソイスと、東側には隠れスポットの小レンソイスと言われる2つのエリアに分かれている。 大レンソイスの砂は石英が研磨されて白く輝くような白砂漠だが、小レンソイスはまだ不純物が残っている若い砂丘の為、黄色いのが特徴。

※中南米の専門旅行会社㈱ アルファインテル から引用

で、地図だとこんな感じ

大きい赤丸が大レンソイス。右側の紫色の囲みが小レンソイス。間にあるのがバヘイリーニャスの町。これで大きさの違いが判るというもの

なので、なんていうか小レンソイスについては地味な感じであんまり期待していなかったのだが、行ってみたら意外とこれが大ヒットだった。

というか、この時まで特にトニーさんのガイドがなくとも、見たこともない圧倒的な絶景が見れたことにただただ感動で、正直うんちくはどうでもよかった感がちょっとあったのですが、

この河口までの川下りで、ここの成り立ちやいろいろなこの地方の特色、出現する動植物についての流ちょうな日本語での説明など、

トニーさんにガイドを頼まなければ全く知らかったことばかりで驚きの連続👀

博識であることや面白おかしく説明する感じがとても好感が持てましたしガイド代を払った価値があると思えました(^^)

 

朝8時集合。バヘイリーニャスの街の船着き場からボートは出発。

 

この川はもちろん大西洋へ向かうのだが、河口まで数十キロ淡水と海水の濃度が変わるため多種多様な生態系が観察できる。

 

この変カワなのは、なんと日中のコウモリ。こうやって寝ているのだそう。

 

これは木になっているアサイーの実。

ここバヘイリーニャスでは地元のローカルフードみたいで、専門店でボウルで提供されていて、町中にも専門店があったんだけど、ここに居る間食べることはなかった。

 

船の船頭さんが持っているのはやはりこの辺に自生する珍しい植物

 

この辺では珍しい野生のワニも見れました。

 

気温は30℃位なんだけどこの辺は湿度が高い。しかし、曇り空だしボートはなかなかスピード出ているので涼しい。風に吹かれて快適。天国

 

小レンソイスへはこのように接岸後砂地を柵伝いに登って行きます

 

猿。これは確か元々生息していたんじゃなくて、どこからか来た或いは誰かが捨てたのが徐々に個体数増やした感じだったと思う。外人とかみんな喜んでいるけど、どんな病気持ってるか知れたもんじゃない💧

 

小レンソイス。なるほど砂が黄色い。

ラグーンには本当に小さいさかなが僅かに生息。不思議です

 

マンダカルとカブレビーチ

この川下りコースの行き先は小レンソイスがメインだが、他にカブレビーチという大西洋に面した海岸の村と、マンダカルという漁村へも行く。最後の二つにつく頃は時間的にもうお昼。

ここはカブレピーチ。ほんとに昔からの漁民が住んでいる!!川下りのボートから生活の様子が見れるのです!!

トニーさんによるとほぼ自給自足で、採った魚を売って僅かながら経済活動に参加しているらしい。

 

カブレピーチではバギーで砂浜を乗り回すというオプションもあり。

ですが、確かそう安くない金額だったので我々は選択せず。ダラダラ大西洋を眺める。

 

昼ごはん。魚のグリルとエビのガーリック味。魚は日本の鯵に似た味。ほぼ和食(笑)ご飯がめちゃくちゃすすむ。エビも新鮮なので、やや焼き加減が甘いけど美味しい。もちろんファロッファと辛くないサルサソースもデフォでついてくる。

金額ですが、大体メインにライス、ファロッファ、ヴィナグレッチ(サルサソースみたいなの)がついて100~120レアル。

そうです、決して安くはないのです。

日本でもランチに3000円とか、そこそこ高級なお店と同じ値段です。

もうこの町、食事に関しては立派に観光地価格です( ;∀;)

 

最後はマンダカル。

ここ集落というよりっもちょっとっした町になっていて

お土産屋さんやアイスクリーム屋さんが軒を連ねる。

 

マンダカルの灯台。一応軍の管轄する施設らしい。

なので、お昼時間はきっちり休むもよう。

午後の部スタートとともに入場可能で、中に入る。

なかはふつーの灯台で、日本にもよくある灯台同様にビルの5階位まで螺旋階段一気に上がる感じ。のぽると、この辺の景色一望できる。

 

自分たち以外に中国人学生のグループもいた。

コロナ以前のイケイケどんどんではないにしてもやはり世界中どこでも中国人はいる。

そして声がうるさい。

 

1909年建立でいまだ現役。

 

バヘイリーニャスではまった食べ物

バヘイリーニャスの町は、ちゃんとしたレストランも何軒かあるにはある。

が、しかしこのツアーで食べたお昼同様に

美味しいものはそれなりにする=観光客向け

ローカル向けは安いけれど、ピザとかラザニアとか揚げたパンなどのように

イマイチ高カロリーなものが多い。だからこのお昼以外は正直適当なものばかり食べていた。

その中で唯一、美味しくて安いと思えたものがある。

それがこれ。(左はただのパン)

ちょっとどろっとしたスープです。

名前はトニーさんに聞いたけれどわすれてしまったんですが、

多分、Sopa de Huevo とかそんな感じと思う。

滞在中二度食べた。

 

すごくあっさりした野菜と卵のスープ。

卵はかきたまではなく、ごろっと一個入っている。

 

ゲストハウスから歩いて5分のお店。

ピザなど軽食やジュースのお店です。

 

まぁローカルの店ですが日本の普通のお店位の価格設定

 

レンソイスに行ってみて

レンソイスの感想ですが、やっぱり行ってよかった。

もちろんこの場所の希少性や日本からの距離を考えるとその思いは更に強くなるのですが、セスナでみた景色は何物にも代えがたい、本当に別世界のようで、天国のようで。

あと、やはりいまだ世界遺産になっていないというのがむしろいい感じな気がする。

もし世界遺産になった日には開発会社が入って見栄えは良くするけれど現状のままでもいいのにという部分もバッサリ切り捨ててしまうし、お金かけた分ホテルもおそらくレストランももっと高くなりそうな気がするし、大きなお金がうごくところにはやはり悪い輩が跋扈しそうだし、そうなると治安も悪くなりそうだし。

つまり、行くなら今!と思います。

 

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