この日の夜北京行きの飛行機に乗ります。それまで市内を観光します。
ウルムチ空港からバスに乗って中心部へ行く
空港からバスに乗るべく、空港敷地内に入るところに掲げてあった広告。姚明。中国出身のNBAプレイヤー、身長229センチ。
保険会社の広告のようですが、本人は実業家として成功を収めて引退後も安泰です。
市内行きのバス停へと歩いて行きます。これは第二ターミナル。ここを左の方に駐車場を横切ると第三ターミナル及び市内バス乗り場があります。
つい5日前も乗ったバスですが、これは先日下車した烏魯木斉駅と長距離バスターミナルの間を通過しているところ。
先日の悪天候(初雪)が嘘のよう。この日は標準的な気候、日本と大差ないです。
バスですが、どこが 町の中心かわからなくてまごついていたら、ここで降りろと言われた。紅山公園の近く。路線バス“紅山”停留所の前。向かい側左手にあるのは南航明珠國際酒店。歩き方情報だと、帰りのバスもここから出るらしいとのことだが、現在はここへは止まらないらしい(2018年10月現在の情報)
バスを降りたところにこんな決して日本では見られない植え込みがあった。
おなかが減ったので、何か食べようと探していたら麻辣串串鍋があったので迷わずチョイス。写真を撮ったらダメと言われたのでこっそり撮影。右側のテントの手前にあるシルバーのおでん製造機みたいので作っている。
すごく簡単な造りなので器も洗わないで器を薄いポリ袋で覆って、回収したらポリ袋だけ捨てるというシステム。“プラスチックチャイナ”なり😢
お替りして計10本くらい食べただろうか。個人的にこのようなおでん式よりも野菜や肉のショーケースから自分で取ったぶんだけ量り売りのほうが汁だくで好みなんだけど、、、
適当にぷらぷらしてたらとてもクラシカルなビル
人民公園はザ・中国な公園だった
紅山公園(という割と有名な公園)を目指して歩いていたが、なぜか適当に歩いていたら近くの人民公園に出た。
公園の入り口もたしかいちいち荷物チェックがあった。
人民公園、、、、元は湿地帯だったが1884年に浚渫工事が開始され現在では20万㎡の敷地を有する市民の憩いの場所とのこと。
他の地方都市と比べてウイグル文字・簡体字併用の看板は少なくて、景色も他の沿岸部の都市とあまり変わりない。たまに上の方が無駄にドーム型のイスラム風のビルも散見されますが。
中国へ行くと、こうやってドローンで撮影している人がすごく多い。
おそら优酷(Youku)にでもアップするのだろう
おまけ。近年よく見かけるようになった中国のデリバリーフードサービス“美団点評”
十月路という下町へ迷い込んだら、そこはフツ―の暮らしが垣間見えた
時間があるからもうちょっとぶらぶらします。
公園に行ってまったりするよりも、市井の暮らしを見てみたい気がします。というつもりでもなかったんですが、地図の通り適当に歩いていたら商業地ではなく段々町中の住宅地みたいなところに迷い込みました。
青い線の通りに歩きました。緑の丸の下が地下通路になってて、そこで串串麻辣を食べました。そのあと人民公園→揽秀园西街を通って、そして赤い丸の“十月路”です。
揽秀园西街、、、日本でもよくある、1Fがお店で上が何かしら住宅になっている通り。建物が古くて取り壊しだったり大掛かりな内装工事などが施されている。
こんな怖い感じのお店もあり(笑)誰がこんなダーティーなタトゥー入れるんだろう?
十月路入り口。美味しそうなチキンのお店
安くはないが、チェーン店展開されているお店らしい
迷い込んだのは団地でした。
ウイグル族の人も多く生活しているらしく、なかなか風情があります。
写真を撮らせてくれたおばちゃん。
大体の人は写真撮ってもいいか?と聞いても断られる。
面と向かって写真を撮るのって意外にプライバシーにかかわるのでデリケートな問題です。
なんかスイーツの店。写真で見るとそうでもないが、このおじさんが店頭で手作りしてて、とても美味しそうでした。
お約束の中国国旗がはためく
住所表示はウイグル語と簡体文字と。
スローガン、多いよな~💦
お年寄りが道端で雑談しているのをよく見かけます。とても賑やかです。
牛乳です。このようなものまで電子マネー
山積みのネギ
リサイクルボックス。ここに入れればいいらしいのだが、フツ―にごみとか入っていそう
男が女の恰好をするということではなく、女物の服飾店ということ。
こっちはその逆(笑)
みんなフツ―に電子マネー
こうやってスローガン掲げないということ聞かないということでもあるまいし。嫌というほど目につきます。
前述の通り、歩き方情報だと紅山の南航明珠國際酒店から空港行きの(有料の)バスが止まるらしいのですが、それらしいバス停がなくてホテルの警備員っぽい人に聞いてみたら、中にある南航の営業所で聞けばいいと。なので営業所で聞いてみたら今は無いのだと。なぜなくなったのかは不明と。
たまたま日本語が話せるウイグル人の服務員がいたので、聞いてみたらそんな話だった。で、それ以外の方法だとタクシーしかないと(多分他に方法あるんだろうが、外国人だからシンプルな方法がベストと思ってそう言ったのかもしれない)。
その服務員に、一緒にわざわざ表でタクシーを拾ってもらいなにやら運転手へ言付けまでしてもらったせいかどうかわからないけど、歩き方には相場だと40元と書いてあったが、31.5元しかかからなかった。
庫車のガイドさんといい、こんな遠く離れた中国の田舎(世界で一番内陸部にあるということで、到達不能極と呼ばれているらしい)で日本語を学んだ人がそこそこいるという事実がちょっと驚きである。
沈む夕日。18:30位。
次は最後の寄航地、北京へ向かいます。