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ルーブルアブダビ(Louvre Abu Dhabi )は空港からバスで行ける

ルーブルアブダビへは市内からと空港からの二系統があります。
 A19が空港~ルーブル、094が市内中心部~ルーブルの路線です。

 

さて、この日は11月11日オープンしたばかりの、

ルーブルアブダビに行こうと思います。

 タクシーが安いから、タクシーで行ってもいいのかもしれませんが、ここアブダビは公共のバスが安いので、ここは頑張ってバスで行きたい!と予めネットでバスの乗り方やチケットの買い方、ルールなど頭に入れていざ臨んだはいいが、なんだかお目当てのバスが来ません💦で、結局時間もないのでバスでセントラルバスステーションまでバスで行って、時間ももったいないので(出た!時間をお金で買うw)初志貫徹せずタクシーに乗って行きました(バスの攻略法wについては、別記事参照)

 

www.anywhereigo.net

 

 

タクシー代がセントラルバスステーションからだと、27DHA(≒810円)、距離にして12キロ弱。

そう考えると絶対日本と比べて安いです、しかも高級車だったり、新しい車が多いので、私は結構乗り物酔いする(特にタクシー、匂いがダメ)方なんですが、至極快適でした。

 

ルーブルアブダビです!

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まだ午前中なので、大して混んでいません。

念のため、日本からネットで予約していったんですが、まだ開館まもないせいか、

それほどの混雑ではないようです。

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 入り口。とりあえずみんなここでますは写真撮ります。

アブダビの市街地は近代的な日差しを反射して眩い、くらくらしそうな金ぴかのビルが多いよな~という印象ですが、ここサディヤット島は、未だ開発途中。

このルーブルアブダビ以外にも、

グッゲンハイム美術館(こちらは本家の反対にあってなかなか計画が進まないらしい)

、ザイード国立博物館といったアーティスティックな施設や、

ゴルフコースなどどんどん開発されるもよう。

なんていうか、ちょっと前のみなとみらいやお台場といった雰囲気。

 

 

 館内はかなり広くて、 

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 こんな感じです。これは美術館でもらった館内図。

で、展示物ですが、普通に写真が撮れます。だからガンガン撮りました。

フツ―に全種類撮ってるっぽい欧米人もいました(笑)

見た順に、面白かったものなど。

 

入ってすぐのThe first great powers という古代文明のエリア

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文明は色々なところに発生したが、古来それぞれ似たような什器やら偶像やら、同時発生的にありましたとさ、という展示。

ここから始まり段々美術館の内部に進むにつれて、時代を追っていく感じです。

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ヨルダンで発掘された、紀元6500年の塑像。

すごい昔。なのにとってもファンタスティック

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中国古代の銅器。なかに象形文字がびっしり。ほんとに古代文明ってすごい(@_@)

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これはガンダーラ遺跡。行きたくても行けないアフガニスタンあたりで出土のものです。

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中庭はこんな感じ。涼し気です。

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時代はだいぶ遡りヨーロッパ中世のタペストリー。

前に見たセゴビアのアルカサルと比べてだいぶ保存状態が良い。やはりどんないいものでもまっさらじゃなくきちんと手入れしないとすぐおんぼろになっちゃうってことでしょうか。f:id:dokoedemoiku:20180331162134j:plain

 

 

ジョバンニ・ベリーニ作 マドンナと子供

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多分、開館後一番の目玉。ダビンチの「ミラノの貴婦人の肖像画」

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ですが、これどの位置から撮っても照明の影が映りこんで

うまく撮れません!!

 

 

特別人気があるわけでもない絵についてはこんな閑散とした感じ。

押しなべて欧米人は中世以降のヨーロッパの作品に興味ある様子。

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個人的にこういった東西の比較が面白い。

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展示物を鑑賞する合間に、こうして外に出て涼をとれます。

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わりと近世に近いアラブの収蔵品。アラベスク模様が美しい。

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初めて見た明治初期の塚田秀鏡による超絶技巧の工芸品。

この当時のものは、殆どが海外に流出しているらしいので、すごくレア。

すごい手が込んでいるようです。

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ゴッホ

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子供のころ教科書で見た、マネの笛吹少年にこんなところで出会えるなんて!

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段々現代に近づきます。

 

 

マンレイ の作品。 

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艾未未(アイ ウェイウェイ)という現代アート作家の「fountain of light」

これも目玉作品。

艾未未さんはなんと北京オリンピックの北京国家体育場(鳥の巣)の作者さんらしい

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この現代アートもなかなか素晴らしい。

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https://www.metmuseum.org/exhibitions/view?exhibitionId=%7Bce828a82-bef0-42ed-8125-c0f15e3a7a4f%7D&oid=631073

これも目玉ですね。とてもユニークです。

 

トイレも斬新。

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美術に造詣深くない自分でも十分に楽しい。

優に三時間は見て回った感じ。

既に日本人のツアーの方も来てましたが、捲きで見てる感じでちょっと気の毒でした。

 

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 これで入場料60AEDは安い!

しかも、在住の方情報だと三カ月に一度展示品が変わるらしいので、いつかまたトランジットのときにでも行ってもいいかもしれない。

とともに輸送に関する経費とか産油国だからそこは太っ腹なんだろうなぁなど思いつつ(笑)

 

帰りはしっかり路線バスに乗りました。

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※これは空港~ルーブルアブダビ間のバスですが、どの路線バスも新しくてピッカピカ

 

ルーブルアブダビからは市内へと、空港への二系統があります。

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A19が空港への路線、094がセントラルバスステーション等市内中心部への路線です。