どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

コロナのせいで旅行に行けなかった話(上)

本来なら私は今ごろイギリスにいる予定( ;∀;)

2019年10月にヨーロッパに行った旅行記の途中ですが、

タイムリーにコロナウイルスのせいで、旅行をキャンセルせざるを得なかった話の備忘録になります。

計画は4カ月前から

 2019年10月、私はバルカン半島をバスでドゥブロブニクからソフィアまで横断したのですが、そのあとフランスへバドミントンとサッカーを観に行きました。

その際、バドミントンについては現地で一緒に見た友人(日本人)と、「一度全英も見てみたいよね~」という話になり、帰国後に旅行に行く計画を始めたのが大体2019年の11月。約今から4カ月前のこと。

 因みにバドミントンの全英オープンですが、オリンピックに次いで大きな三大大会(他は世界選手権、スーパーシリーズファイナル)という位置づけになります。

たとえていうならテニスのグランドスラム的な。

 それを見るのがメインで、他に丁度チャンピオンズリーグのベスト16が見れるから、それも観たいな~と思い、旅のルートは前半はUKのバーミンガム、後半はミラノに行くことにしました。

 なぜミラノかというと、チャンピオンズリーグで32チームから勝ち上がりそうなところで且つ行ったことのない所というのが選んだ理由。(この時点でトリノに本拠地を構えるユヴェントスと、ミラノのインテルが勝ち上がりそうだった。トリノはミラノから二時間もあれば電車で行ける距離)

 しかしこの時点でまだどのチームが勝ち上がるか決まっていなくて、かといって飛行機のチケットはなるはやで取ってしまいたいしで、かなり逡巡したのですが、上記の2チームは堅いだろうと思いミラノで確定。

 

事前に購入したチケット類

 私は、自分の旅の性質上、全て自分で手配するようにしています、というか一人で勝手気ままに好きなところへ行くので、せざるを得ません。

 また、こと旅行に関しては割と綿密に計画を立てる方で、きちんと予算とか決めてとりかかるタイプなのです(笑)

 まぁそもそも航空券について悩むという時点で、ある程度価格重視なわけですが、、、、

 ということで、事前にネットで購入できるものはしてしまいます。特に航空券など交通機関は近くなると段々金額が上がっていくのが常なので。

 また、航空券に関しては1万円以上のチケットはなるべくキャンセル不可のクラスで買うようにしています。万が一キャンセルになったら?と考えると、1万円位なら飲み会に二回行ったと思えば諦められるけど、仮に10万だとしたらそれがフイになるとしたら、想像するだけでとてもストレスなのです(-_-;)

ということで、

◇今回事前購入したチケット類

・航空券 東京~インチョン(エチオピア航空)

     インチョン~ロンドン、ミラノ~インチョン(アリタリア)

     ロンドン~ミラノ(ブリティッシュエアウェイズ)

・ホテル インチョン(booking.com)

     ヒースロー空港の近く(エクスペディア)

     バーミンガム(air bnb)

       ミラノ(air bnb)

・その他 ヒースロー空港からバーミンガムのバス

     バドミントンの観戦チケット

     最後の晩餐

※ キャンセル可は緑色、条件付き払い戻しアリは青色

上記事前に支払った金額は合計で193,019円(´Д`) =3 

カードでの支払いなので、ついつい気が大きくなって財布のひもが緩んでしまいました、、、

 

行くべきか、行くまいか

1月になりました。

私は今年の1月中旬に上海へ友人に会いに行ってきました。

上海の後、浙江省(なかなか患者が多い温州市がある)にも行ってきました。

その頃のコロナウイルスといえば、

「なんだか武漢で変な風邪が流行っているらしいから気をつけないとね~(笑)」

 という程度のもの。ほんと他人事のようなそんなレベル。

そうこうするうちに、春節に入り中国国内でコロナウイルスにり患した人がすごい勢いで増えているというのが毎日報道されはじめました。

 日本でもぼちぼち感染者が出始めます。横浜に寄港したクルーズ船の乗客に関するニュースも毎日ワイドショーを賑わして、ようやく私の心にも不安がよぎります。

「ひょっとして旅行に行けないのでは?」

 

 2月も中旬。今度はなぜか韓国の大邱で集団感染、そして何故か遠いイタリアでも感染拡大という、、、、

ガチでヤバいかも

というのも、

・感染しても無症状というケース、再陽転というケースがあることを踏まえて、万が一自分が仮に既にり患しててスプレッダーになる恐れ

・感染後現地で発症して、14日間隔離される恐れ

入国審査で引っかかる恐れ

まぁ、前回UK入りのとき自動ゲートで難なく拍子抜けするくらい簡単に入国できたんですが、実はイギリスは入国審査がなかなか厳しいというネット上の噂もあって、

私が一番恐れているのは今回の渡航歴。

1月に中国に行っているとか(;'∀')、日本から直行じゃなくて、コロナが流行り始めた韓国とイタリアを経由するとか、怪しさマックス(笑)

言うたらドストライクに感染国を渡り歩いているという、、、、

これじゃぁ絶対別室に連れていかれるパターンかも(;゚Д゚)

色々詰問されても、テンパってしまって何も返せないだろうなぁ、、、、

と思うとやはり諦めるべきか。というのが2月終わりから3月初め。

 そうこうするうちに、旅の後半行く予定だったミラノのあるロンバルディア州が既にヤバいことになっていたため、旅行そのもののキャンセルよりまず先に旅程変更、まずはミラノのエアビーをキャンセル しました。

  良いんだか悪いんだか、見に行こうと思っていたチャンピオンズリーグのチケットもあれよあれよという間にSOLDOUTになってて買えなくなったのもあり、ミラノ及びトリノへの未練はもうありません。

 このエアビーですが、本当に探して探してやっと見つけたステキな案件だった(ドゥオーモから徒歩8分、バストイレキッチン付きで5500円/泊)だけに、キャンセルの1クリックさえなんだか悲しかったのですが、既にコロナがこの地域で猛威をふるっていたため清掃料やサービス料を含む全額キャンセルになりました。

断腸の思いで旅行を断念した

本当に今回はどちらにするか悩んだ。

純粋に行きたい気持ちと、万が一の不測の事態に対する不安とがほぼ拮抗していたのだが、その均衡を破るかのように3/3届いた一通のメール

 

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予約している飛行機が欠航になったとのお知らせ。

あ~、詰んだかもしれない😢