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沙湾古鎮 広州のインスタ映えする観光地②

地球の歩き方にも載っている、ちょっとした穴場の観光地に行ってきました。

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嶺南印象園から沙湾古鎮へ

 私はあらかじめ行こうと思うところをネットで調べたうえで、補完する意味で歩き方情報を頼りにするんですが、

 意外と地球の歩き方を見ても、写真がイケてないのかレイアウトが悪いのか(笑)ページを手繰ってみて“あ、絶対行ってみたい!”という案件にはなかなかお目にかかれないのですが、ここは本で見た情報をそれこそ補完させるかのようにFBの旅グループで投稿した方がいて、素敵だと思った案件になります。

 今時はやはり本媒体ではなくネットの方が良くも悪くも価値があるということでしょうか、、、

 今回私は嶺南印象園から直接市内中心を通らずに行ったんですが、

 沙湾古鎮へは、広州駅や広州南駅からバスでも行けるようです。(下写真の番99という路線?、他に108という広州駅行きが、駅からバス一本で行けるらしいが所要時間≒三時間)しかしよほど時間に余裕があるとかじゃなければ地下鉄に乗るのが便利です。

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場所:萬里区沙湾古鎮

行き方:3号線の市橋駅下車、そののちバスに乗って沙湾南村下車

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水色のが私が実際今回乗った東門、他に西門(緑のまる)もあり。地下鉄のBかDの出口から出ると良い。

沙湾古鎮とは?

 嶺南文化(古来この辺は陸地側に五つの嶺がそびえていたため、中国の中央的な国家の支配が及ぶことになったのが漢の時代になってから。それまでは異なる経済・文化を営んできた。その昔、当時もっと文化の進んでいた中国中央部の人はこの土地を「蛮夷の地」と呼んでいたほど)の中核であった広府文化を色濃く残す街である。

 沙湾古鎮は南宋時代(1127年 - 1279年)に生まれたと言われるが、」現存する多くの建物は明清時代からのものが多く、そのうち留耕堂や三稔庁といった貴重な建物が一般公開されている(有料 30元)。

 元々古い町並みだったのですが、近年開発のために手を加えて観光向けにリニューアルされたらしい。そういう意味では午前中行ってきた嶺南印象園のような古い建物をわざわざ移築した完璧なテーマパークとは違って趣き深いものになっています。

趣きのある古い町並み 沙湾古鎮

 番67のバスに乗りました。確か料金は1元でした。循環バスのようです。一応バス内の路線図。

 市橋(市桥)駅から沙湾南村までは市街地を抜けるまで渋滞なので、意外と時間がかかりました。30分以上は乗っていました。

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 突如、巨大砲筒をつけた大型トラックが登場。広州の町中でも走っていましたが、これは多機能の防塵車で、「霧砲車」と呼ばれているものらしい。10トンの水が搭載可能で、霧を75分間噴射することができるとのこと。ミクロの霧を噴射し、大気中の顆粒状汚染物質や埃などを分解し、スモッグを緩和することができるらしい。確かに雨が全然降らないのでこういったのが必要になるんでしょう。この車が通ったあとはまるでスプリンクラーのようにしばらく空中に水分が漂います。

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 さて、沙湾南村に到着。なんてことはない郊外のフツ―の街並み

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なんとなく、エキゾチックな特徴的な街並みが出現。

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国家級旅遊景区として特4A級。

因みに特Aは国内約250か所位で、それらは著名な世界遺産が名を連ねていることを考えると、まぁそこそこ価値がある中国政府おススメの観光地といったところか。

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バスを降りて古鎮まで行く途中。特産のお茶や乾物、薬草のお店

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古鎮の地図。

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ここでも特徴的な外壁ー鍋のふたの形の壁ー鳌头墙?が見られる。

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もう、午後ともなると人民の多いことよ

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しかしいい天気。観光に持ってこい。

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わざわざ作ったとかじゃないので、フツ―に人が住んでいる。

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ですが、こういった町おこし的な~

多分中には廃屋もあって、そこに手を加えて新しい商売するとか(場所柄、主に食べ物やになりますが)

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 ブティックというかセレクトショップというか。値段は見なかったが超かわいいチャイナ服風ドレス。ヴィヴィアンタムみたいなソリッドな感じじゃなくて、どんな体型でもかわいく着こなすことが出来そう(*^_^*)

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ここは多分元々ここで商売をしているお店。件の薬草のほかにお葬式で燃やす死者用の“紙幣”やらお線香やら販売している。

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ここでも蛎殻のカベ発見。ここは何層にも分かれた地層がはっきりくっきり見れるので、へぇーとばかりにみんな立ち止まって見ていく。

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 お寺。この渦巻の電気のカサのようなのはお線香。中華圏お寺アルアルですね。

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 掃除とか火災の心配とか、そんなことばかり考えてしまう(笑) 

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 伝統的な家。レリーフが美しい。

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中には入りませんでしたが、三稔庁。広東音楽発祥の地なのだそう。

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博物館アリ、実演アリ。

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 個人的にインスタは見る専門で、一切投稿してないので敢えてあんまり写真の加工はしていませんが、午前行ってきた嶺南印象園もここも、簡単に行けて且つ“インスタ映え”という意味ではアリだと思います。もちろん沙面も。行くならできれば人民の多く出没しない平日か朝早い時間がいいのかも。

 

帰る途中で見かけた羊串。これは食べずにはいられない(笑)

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5元≒80円。安くはないし新鮮かどうか考えると否という気がするが、そういうのは考えないようにして(中国では肝心な心構え汗)食べます。味付けはウイグルのそれと同じです。

 

 和食というか寿司のお店のようなんですが、こんなことになっていて( ´艸`)でもお店は繁盛していました。

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最後の夜は仏跳牆

広州のある広東省のお隣に福建省というところがありまして、その辺の名物料理に仏跳牆と呼ばれる名物料理があって、まぁ香港含むこの辺でも割とポピュラーに食べれるらしいので、どんなもんだか食べてみることにしました。

ja.wikipedia.org

事前にホテルの周りやら天河地区を下調べして、行きたいと思う場所は決めてあります。

聚强佛跳墙天河北路店。大衆点評で、近くて評価が高くて金額が手頃という観点から選びました。

遠目にも佛跳墙のロゴが目に入ります。

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  入り口付近で人が並んでいますが、この店に入るため並んでいるのではなく隣のお店に入るためらしい。

お店の中。お客さんはひっきりなしにやってきますが、席数自体は少ない。フツ―の清潔な中華のお店。

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メニューはこんな感じ。

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酒類は置いていませんが、無いんですか?と聞いたら近くにコンビニがあるからそこで買ってきて店で飲めと(笑)

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きました!仏跳牆!

右側はサイドメニューの青菜の炒め物をオーダーしました。ワクワク😋

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干しナマコ

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なんだかわからないけど海のもの。他ゴロンと干ししいたけやらフカヒレ等。フカヒレは残念なことに見事に誇大広告でした(;^_^A

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アワビ。一番最後まで取っておいた。

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他、ちょっと足りなかったのでワンタンを頂く。

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これで代金は〆て106元≒1700円強。
味は、、、、なんていうか美味しくなくはないけど、評判がいいほどおいしいのかというとビミョー。この内容でこの金額は中国だと思えば正直高い気がする。

この近くに阿一鮑魚酒家というこれまた超有名なフカヒレのお店があって、そこで食べると多分この三倍はするんだけど、だとしても折角だからちゃんとしたところで食べればよかった、😢残念😢まぁ店主は感じがいいしお店も清潔なんだけど、ちょっと期待しすぎでした。😢

 

帰りに寄ったコンビニ。500mlのハルビンビールが日本で150円とか、、、日本で買うのの半額以下。

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ホテルの前でたむろする若者たち。スケボーに興じています。

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そして広州の夜は静かに更けてゆく