どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

ブレゲンツからミュンヘン ホーエンシュバンガウ城

無事、オペラを楽しんだ後はドイツへと向かいます。

 宴のあとのブレゲンツ

 ホステルの朝食です。

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 ホステルの規模はあんまり大きくなく卵料理については確かゆで卵位しかないけれど、朝食はパンの種類が豊富、もちろんハム、チーズ類も色々あります。おなかいっぱいです。

 

 朝食のあとで、別なホテルに泊まったCさんをBさんがピックアップしに行っている間、朝のブレゲンツをちょっと散歩しました。

 土曜日の朝。広場ではちょっとしたマーケットがありました。自家製ソーセージか、なにかのようです。

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 私のように、散歩している観光客しかいない、まさに宴のあと。

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 しかし、こんなひっそりとした感じですが、夜は夜で結構(多分若者と思われますが、)酔っ払いがうるさかった。やはりそこは週末だし町のど真ん中に泊ったので致し方なし(笑)

 

 まだどの店も営業前です。

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 お菓子屋さんかなにか?よく見ると店の中に音楽祭仕様のパッケージの品々が。お土産によさそう。営業時間内に行ってみたかった。

 

 このお店が一番音楽祭の雰囲気が出ていた。

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 ほんとうにどうして欧州のショウウインドウってこんなにおしゃれなんだろう、、

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 これなんか、商品のディスプレイというより、もはや半分オペラの宣伝或いはアートと化している。何しろ町中の大体三分の一から四分の一のお店がこういったディスプレイで音楽祭を盛り上げています。たぶん各々協賛金やらあるのかもしれませんが、各店々は趣向を凝らして、街歩きもとても面白かったです。

 

まずはフュッセン。ホーエンシュバンガウへ

 行程としてこんな感じです。距離にして246㎞、時間にして≒3時間40分。

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  お天気はあいにくの雨。Bさんの車で一路ドイツへと向かいます。

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 もし二人だったら何となく気まずい感じなんでしょうが、三人なので話は弾むし車中もあっという間。楽しいドライブでした。

 

 見えてきたのはノイシュバンシュタイン城。説明不要ですね(^^♪

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曇り時々雨というあいにくのお天気ですが、霧の中にたたずむ城もそれはそれで美しい。しかしここが世界遺産に指定されてもおかしくないと誰もが思うように私も思っていたのですが、実は何度もコンクリートなどで修復を繰り返してて、オリジナルとはちょっと違うということや似通った案件は登録されないという事情から、ここは今後も登録されることはなさそうなのだそうです。

 

 以前、私もBさんもここへは来たことがあるので(Bさんについては数回)、この城と谷を隔てて対峙するように建立されているホーエンシュバンガウ城へ行くことにしました。

 というか、前にノイシュバンシュタイン城へ来たときは確かVertlaの現地ツアーだったんですが、それだとツアーで入場券手配してくれるため知る由もなかったのですが、ここへ個人で来るのはなかなか大変なようです。というのも交通の便も悪い(電車で3時間、バスで4時間とか(-_-;))し、その上いきなり行ってもすぐ見れるもんじゃない、あまり待たずに見たいならネットで事前の予約が必要というようなところでして、もし何の予約もしないでノイシュバンシュタイン城のほうを見たいとしたら、それはこんなことになるらしい。

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 これが12時過ぎの情報。つまり行ってもすぐ見れないということですね。我々はもう一方だけだからよかったのですが、それでもオンシーズンは1時間以上待たなければ見れないという状況です。

 ということで軽く昼ご飯。お店に入って食べるほどの時間もないし、軽くでいいよね~とスナックを食べます。

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 これは、過去にケルンにサッカーを見に行ったときに食べたのとまったく同じなんですが、まぁソーセージは本当に美味しいとして、このパンが個人的に許せません!ていうか、固いんです。固いパン嫌いなんですよ(-_-;)飲み物が無いとのどが通らない感じが。しかしBさんの話だと、ドイツのこういったスタンドはすべて固いパンが使われていて、慣れると柔らかパンがふにゃふにゃでこっちの方が良くなると。マジかw

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ホーエンシュバンガウ城とは

 

1832年、マクシミリアン2世は12世紀に建設されたが廃墟になっていたシュヴァンシュタイン城を購入した。そして4年ほどの歳月を費やし、古城を改築した。これがホーエンシュヴァンガウ城である。ルートヴィヒ2世は幼年時代をホーエンシュヴァンガウ城で過ごした。

この城を含むシュヴァンガウという地名は直訳すると「白鳥の里」の意味であり、この地こそがリヒャルト・ワーグナーオペラローエングリン』で有名な白鳥伝説ゆかりの地であった。こうした地元の伝説にちなみ、ホーエンシュヴァンガウ城には、至る所に中世騎士伝説を描いた壁画が描かれており、「ローエングリン」の壁画も当然そこに含まれている。この城で幼少期を過ごしたルートヴィヒ2世が長じた後、ワーグナーのローエングリンに魅了され、伝説と現実の境界を見失うようになってしまう遠因をここに求める研究者は多い。

ルートヴィヒ2世は後に、このホーエンシュヴァンガウ城の近隣にノイシュヴァンシュタイン城を建築した。         ウィキペディアより

 
 つまり歴史家の間ではこちらの城のほうが重要度が高いということらしい。

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 これから坂を上って行きますが、ノイシュバンシュタイン城より標高高くないので、ものの5分位で到着します。

 

 一応ここもノイシュバン~同様に上に行ってからチケットの番号順に入場して、固まってガイドさんの話を聞きながら進みます。

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 重要なモチーフ、白鳥

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 誠に残念ながら、ここも城の中での写真撮影は禁止です。

 

 よくネットで“ホーエンシュバンガウ城からノイシュバンシュタイン城”と検索すると出てくる画像ですが、じつは先ほどの噴水の前に一段高くなっているところがあって、そこからがベスポジのようで、デカいカメラ構えた手練れと思しき人が無理な態勢で写真を撮っていました。

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 ところで、見てきてどうだったかというと、やはりノイシュバン~と似ています。ですがあれほど奇をてらった感じでは無くて、王が住んでいたんだなぁという息遣いが感じられるような、そんな感じ。写真撮れなくて記憶に頼らざるを得ない、しかもガイドがびったりくっついているからゆっくり見るとかもできないし、、っていうのがほんと難。

 

さぁ、次はヴィ―ス教会へと向かいます。