どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

香港で麻辣湯(マーラータン)を食べてきた

他の人はいざ知らず、私は体調が悪い時こそ激辛が食べたくなります!!

風邪でテンションが低いから麻辣湯が食べたい!!

 外食するにあたって、この近辺にはありとあらゆるお店(それこそペニンシュラとかインターコンチも徒歩圏、片やフツ―の屋台みたいなお店もたくさんあるし)があるんですが、ヒロシの旅番組のキャッチフレーズでもありませんが、“旅先での食事は博打”というのは真理だと思いますし、だからこそ具合の悪い時は自分の中で不動の安定感があるもの、普遍的に美味しいものが食べたいなぁと。

 となると、私の場合カレーか麻辣湯だと思うんですが、今回はせっかく広義での中国にいるので、麻辣湯を食べてみることにしました。

google mapで麻辣湯のお店を探してみました。

 検索結果は意外と少ないながらも、この辺が香港で一番の繁華街なので、徒歩圏で2つのお店が見つかりました。百度地図(中国のアプリ。中国本土はgoogle mapでは検索不可というか、マジGPSが使い物にならないので中国旅では実装必須)だったらもっと見つかったのかな?

水色で囲ったのが麻辣湯のお店。第一燙冒菜麻辣燙と川婆婆麻辣燙。赤い線が今回泊ったゲストハウス。

後者は見つけあぐねて、前者に行ってみることにしました。

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The One  

途中のファッションビルThe One。春節モードです。戌年だからポチャッコなんですね。ちなみにここの地下はなんとイオン(スーパー)なんですね、知らなかった。というか、友人に事前になにか日本のものはいらないか?と聞いたところ、フツ―にちょっとお金出せば日本のものが売っているよ、という返答だったのですが、本当にフツ―に日本の商品が多数売られていたし、表示も日本語がフツ―に溢れています。

 上階についても日本のブランド、例えばジャーナルスタンダードやビームスなど日本かよ?と思えるようなラインアップ。なんだかここだけ日本のようでした。

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第一燙冒菜麻辣燙

 一見さんにもとても入りやすい雰囲気の店構え。さすが香港というか。中国本土だとこんな小じゃれたお店は正直無い気がする(笑)

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 店の奥には野菜などのショーケースがあります。そう、これが麻辣湯の特徴。

 それと、個人的には日本の麻辣湯は春雨の上に何種類かトッピングというお店が多いけど、私の中では春雨をメインで食べるんじゃなくて、多種多様な具(主に野菜)を辛いスープで食べるというイメージ。

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で、私が中国語を理解しないので指さしでも対応してくれそうでしたが、一応こういった注文票とえんぴつがあって、そこにチェックを入れる方式。

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  で、出てきたのがこれ。野菜やキノコメインでお願いしました。それとご飯もお願いしました。春雨やらビーフン、ラーメンなど9元(≒135円)で選べるようです。

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 時期的にパクチーはなかったんですが、あるとしたら必須。それ以外はなるべく中国独特の野菜を頼むようにしています。あと、きくらげとかキノコ、これは漢字でもその通りなので注文しやすい(笑)

 味は安定の旨辛さ。辛さのランクは、

大辣、中辣、小辣、微辣、清湯、大麻、中麻、小麻、分湯

とあります。中国の辛いという概念の「辣」と「麻」の違いですが、辣味(らつみ)というのは唐辛子などの辛さで、麻味(まみ)というのは山椒や花椒の舌の痺れるような辛さを指すようです。個人的にこの組み合わせが、世界中で一番私は美味しいと思っています。清湯は辛くないモード。分湯は多分スープはスープで別に頂ける?店のなか見回してそういうの食べている人いなかったのでどんなのかちょっと不明。

 過去に歌舞伎町のマーラータンのお店で大辛を頼んでガツンとやられたことがあったので(痛いくらいに辛くてつらかったという事)、ここは控えめに中辣+中麻でオーダーしましたが、ちょっとヒーハー言う位の丁度よい辛さでした。見た目分かりにくいですが、結構大きなどんぶりでして、ご飯は日本のフツ―の丼に山盛り程度の量。ご飯は三分の一位しか食べれませんでした。残して申し訳なかったです(-_-;)

 お値段は58元(≒820円)日本でこの内容で食べたらきっと1000円超すると思うので食べ物の値段で考えればこういった中国オリジナルなものは日本よりも割安という印象です。この界隈は本当に安いお店がいっぱいあるのでおススメですね。