この日は宿替えをするとともに観光らしいことをします。
朝ごはんはファストフード店で、モーニングセットをテイクアウト。これで26元(≒370円)。
容器もちゃんとカスタマイズされている。ほんとに外食文化なんですね。
モンスターマンション(Yick Cheong building)に行ってきた。
二度目となると著名な観光地は既に行っているので、もう一捻りなにかめぼしいところは、、、、とネットで探したのが、映画「トランスフォーマー」に登場してからモンスターマンションとして一躍有名な観光地になったクオリーベイの集合住宅。なにやら香港で一番インスタ映えすると大人気なのだという(でも自分はインスタ見るだけでアップは一切してないけどねw)
確かにネットにアップされている写真を見ると、その威容を確かめるべく、行ってみたくなります。実際それほど遠くもなく、MTR使えば簡単に行けそうな場所なので。
なのでプラッと行ってきました。
場所はMTRの港島線(Island line)のタイク―とクオリーベイの間にあります。どちらからも行けますがどちらかというとタイク―の方が近い。私はタイク―下車で行ってきました。駅を出てすぐの写真は撮っていないんですが、街の雰囲気はフツ―の住宅地です、はい。ちょっと駅のあたりにイオン(またかよ?)などありますが、すぐ高層マンションやアパートが林立しております。
今MTRに乗ってきた方向に地上を線路沿いに逆戻り。この赤い線の通りに行きます。
すると、こんな感じのカオスを思わせる集合住宅が眼前に現れます。奥に建っている新し気は高層マンションとの対比が面白いです。
あ、多分これのことかな?と、すぐわかります。そう、これがモンスターマンションの外観。
私も中に入って何枚か写真を撮りました。私が滞在したのはせいぜい15分位。その間に白人男性一人、若いグループ、ガイドと思しき男性と若い日本女性3人のグループが写真を撮ってました。
しかし今ここで内部の住居部分は掲載しなくていいと思います。なぜなら私が掲載しなくてもこのマンションを撮った写真は山のようにあるし、現在、既にここが撮影するための立ち入りが禁止されているからです。
モンスターマンションは立ち入り禁止になっていた。
ネットの情報を見る限り、私が行ったころに“香港 インスタ映え”などのキーワードで検索すると一番最初にこの場所がヒットしたんですが、最近は全く見当たらないのでどうしたのかと思ったら、ちょうど私が行った頃に立ち入り禁止になった様子です。
私が行ったときにこの写真のような撮影禁止の張り紙は確認した限りありませんでしたが、記憶をたどると、なんとなくこれ以外に禁止事項が書いてあった張り紙があるにはあった気がします(曖昧で済みません)。私が行った際も、大きいカメラで建物を撮っていた白人男性以外は、こんなふうにみんなこの緑色のでっぱりに登ってポージングして写真を撮っていました。
時間的に午前中のことだったのでフツ―に住民もいましたが、特にそれらを見とがめる風でもなかったですが、考えてみると自分の住んでいるところがそんな風になったらあんまりいい気持ちしないよなぁと思います。
それと、他の書き込みでも見たんですが、この写真だけ、いいアングルで撮る分にはインパクト大なんですが、写真が実物を凌駕してるのでは?と思いました。こういう集合住宅って他に探して無くもない気もするし、、、、
今時のカメラの性能とか映像技術の功罪というか、追求すればほんとのリアルとはちょっと違う、そんな感じ。
ということで、、、
住居部分以外だけでも味わいがある。
これが通り沿いの1F部分。いろんなお店が営業しています。
何気ない日常。多分このぐるりを回るとすべて事足りそうです。
そして、これが中庭側。香港でちょっとおや?と思ったのがこのコインランドリーの多さ。
古い建物だと水回りに限界があるのかな?
よ~く見ると撮影ポイントの中庭に、この建物を撮影する目的で来ているらしき人が写っていますねw
帰りは駅前のイオンに入ってみました。
食料品売り場の品ぞろえが、本当に日本製品ばかりでΣ(・□・;)
まぁ海沿いの町とはいえ、こんなにフツ―に寿司とか食べれるとかすごくビックリ。しかも日本のスーパーと遜色ないネタの品ぞろえ。
豆腐コーナー。現地生産もあるが日本製もあり。値段が思ったほど高くないのが驚き。
さすが日系スーパー。
こういうのも日式。梅酒とか清酒もあり(笑)
思ったこと
古い建物には歴史的価値という側面があるので、建築ファンにはたまりません。しかしこういった実際住んでいる人がいるとなると、プライバシー保護の観点からすべて公開というわけにはいかないでしょう。となると、貴族に連綿と受け継がれている欧州の古城や卑近な例では福建土楼などのように入場料を取っての撮影がいいのか?ということになりますが、こういったたくさんの人が暮らす公共住宅だと意見も分かれるだろうし一筋縄ではいかないのが実情でしょう。ここと同様にやはりインスタ映えするということで有名な団地のある町、彩虹邨然り。
難しい問題です。