10/16~29の二週間かけて主に東欧とパリを中心に旅をした話。多分役立つ人にはめちゃくちゃ役立つと思う
ところでロイヤルブルネイって、、、
同国のフラッグキャリアで、ブルネイ政府が所有する国営航空会社になります。
実はこのエアラインは、1994年から1998年まで、バンダルスリブガワン(ブルネイの首都)と大阪を週2往復運航していましたが、搭乗率が低くて撤退したという経緯があり、今年6月から改めて21年ぶりに成田~バンダルスリブガワンを週三回運行することになったという。
因みに、スカイトラックス社という会社がありまして、、、、
この会社の仕事は、航空会社の格付け調査を行なう会社で、キャビンアテンダントや空港内のラウンジ、機内エンターテイメント種類や質、機体メンテナンスなど、独自の調査方式に加え、乗客から満足度調査などを行った上で、各国の国際空港や航空会社の評価を毎年発表しています。
この社の2018年の調査では、我らのJALやANA含む10社が最高の5スターでして、ロイヤルブルネイはその下の4スターランクということになります。※とはいえ4スターは44社もあるという。
44社あるということは大してレア感ありませんが、乗った人の話を事前にネットで調べたところ、
・(多分ブルネイ発着についてですが)機内食がまあまあ美味しい
・CAさんの制服が独特
・機内で酒類が提供されない
位で、圧倒的にレビューが少ない。ということで
多分一番新しいロイヤルブルネイの搭乗記になります。
成田~ブルネイ バンダルスリブガワン
11:45定刻通り飛行機は離陸。
機内安全ビデオの始まりがこれ。
いきなり、コーランが流れます。
出演者が着ているのがCAの制服。スカートはロング丈です。
エキゾチックというか、あーイスラム圏なんだなーという感じ。
電源はなくてUSBポートはありますが、モニターの真下(上の写真の下の真ん中あたり)で、ちょっとわかりづらい。
トホホなシートピッチ
めっちゃスペースがありません!国内線並み。
片道6時間半はけっこうキツイ。
男性だとこんなにもスペースがない。デカくて太った男性など座れないのでは?と思うほど。
搭乗率は85%位。ブルネイ人が6割くらい、白人など旅行者2割くらい、他日本人旅行者(なんとツアーの団体がのっていた)が二割くらいと思われ。
エンタメは外国のエアラインとしてはまぁまぁ普通くらいのラインナップ。超新作もないが普遍的なのはアリ、というような。邦画については"なぜこれが?"という疑問符がつくような。
そもそも映画はあまり期待してなかったので気にしない
お酒は出ないけれど、飲めます
お楽しみの機内食がどうであったか
と、その前に。
私にとってとても大事なことなのですが、
ロイヤルブルネイは酒類の提供はありません
しかし、ネットで、持ち込みオッケーだったという情報がありました。
なので、取り敢えずダメもとで空港の搭乗口に一番近い売店でビールを購入しておきました。
で、機内食の前のドリンクサービスのワゴンが来たので、
"ここで飲むようにビールを買ってきたのですが飲んでいいですか?"とCAさんに恐る恐る聞いたところ、
にこやかに"sure!"と。
で、ビール用のコップも頂きました。
サービスする側では宗教上の戒律があるから、厳密に提供はしないけれど、異教徒が自腹で飲む分には問題ないらしい。
皆さんも是非お持ち込みの際は礼儀上きちんと断ってから飲みましょう(^^♪
ということで、缶ビールと野菜不足に陥らないようにコンビニで買ったサラダ
機内食はチキンとビーフの二択。
ビーフはご飯に牛肉の煮たやつが乗っているよう。他の人のブログで見たカレーではない様子
私はチキンを選択。
チキンのトマトソース煮とポテトがメイン。チキンはちょっとぱさぱさしているけど、味はフツ―。トマトソースは万人向けする味と思われ。濃さもいいしくせもない。
付け合わせの野菜は過熱しすぎでぺしゃんこ
小鉢のなんだかわからないで食べたナゾの燻製がなかなか美味しかった。
卵焼きはフツ―の弁当に入っている卵焼き。小松菜と人参のお浸しは薄味でシャキシャキしている。
大福はどうせ安ものだろうと高をくくったが、これが意外とつぶあんで美味。
カトラリーはプラスチックだけどかなり頑丈で、持ち帰って自炊に使いたいと思えるほど(笑)
離陸大体4時間後。フィリピン上空を飛行中。
およそ二カ月前行ってきたまさにその場所を飛んでいるのでなんだか不思議な気分
イスラム圏航空会社アルアル。メッカの方角を指します。