ルツェルンにどうしても来たかった理由がありました。
ちょっとマニアックな記事になります。
実はピラトゥス山登山は二の次で、もっと大切な理由、、、、それはラフマニノフの足跡を私なりに辿ること。
最近、ラフマニノフが好きで何かの作業をするとき(例えば今この時)に、決まって環境音楽的に聞いているというか、流しているのがラフマニノフ。
ラフマニノフって誰?と思われる方も多いと思いますが、卑近な例では浅田真央さんがオリンピックで滑った時の音楽(鐘、そしてピアノ協奏曲第二番第一楽章)が有名。
もちろん私もその辺から入ったのでファン歴は浅いのですが、数年前にピアニストの辻井伸行さんがラフマニノフの軌跡をめぐるみたいな番組があって、その時にここルツェルンに彼が住んでいた別荘があり、そこで辻井さんが生前使用したピアノを弾くという番組があって、その頃から私はラフマニノフに魅せられているのです。
今回旅行のことを調べていくうちに、ずっと失念していたこの別荘の件を突然天啓がひらめくように思い出して、これは絶対に行かねば!と決意したのはいいのですが、、、、、ネットで調べる限りなかなか情報がありません。かなり探して、音楽家の方のブログ(日本語)で銅像がある場所はわかったので、まずはそこに行ってみたいと思います。
旅友さんと駅前で別れてまずはルツェルン湖へ向かいます。これもスイスパスでタダで乗れます。
ラフマニノフの足跡、、、ルツェルン湖
遊覧船に乗りました。結構込みあってて、立ち席な感じです。
動画がアップできなくてすごく残念なんですが、美しいホテルやら別荘が湖畔に立ち並びます。
途中のVerkehrshaus-Lidoの船着き場。ここからスイス交通博物館がすぐなので、乗り降りする人が多い。
Verkehrshaus-Lidoを通り過ぎて湖を中ほどへと進みます。フツ―に湖水浴?などしています。水温は冷たいというほどではないらしいです。
Hertenstein の船着き場で下船します。
船を降りてすぐ、こんな感じ。この突き当りを右に曲がります。一応ここで尼僧さんがいたので、スマホの写真を見せて、これはどこにあるのかと聞いたらこの先で良いのだと。すぐにどこかとわかった様子。フツ―に地元でも有名な場所らしい。ネット情報は正しかったらしい。
道なりに路線バス(といってもちいさなマイクロバスみたいなの)が走っています。
料金は確か3だか4CHF。歩けば歩ける距離なので歩きます。
ネット情報だとこの道を大体15分位歩けばいいらしいが、結構暑くてカンカン照りで歩き疲れているのでやたら遠く感じる。
にしても風景は見慣れないので美しい。
ほとんどだれに出くわすということもなく。
ただひたすらほっつき歩くという感じ。因みに右側(湖畔)は大体個人所有の別荘が立ち並ぶ。本当にお金持ち多い地域なんだなぁと。
このようなかわいい家もあり。
やっと到着!船着き場から15分~20分といったところ。
公園というか、湖水浴のできる場所になっています。フツ―にトイレやらシャワー室もありました。逆光でうまく撮れなかったけど、ラフマニノフその人の像です。
今日の目標達成したので、しばらくぼへーっとしますw彼もこの辺を散歩したのでしょうか。
帰りの船。まさに遊覧船。たぶん古いタイプの船。
蒸気船のエンジンがむき出し。Σ(・□・;)ファンにとっては多分たまらないもの。1900年初頭の製造。見てて面白いんですが、何しろエンジンなので近づくと暑くてたまらない。
そう、結局歩き疲れて別荘までは見れなかった、というかこの辺は雰囲気的に私有地が多く、仮に近くまで行ったとしても敷地に入れない可能性あるので諦めました。でも一応地図上で、そうと思われる場所がわかったので船に乗りながらそちらの方向を見つつ帰路につきます。
※これがネタ元
超望遠で撮ったんですが、、、この辺りに別荘はあるはず。google mapでは“senar”で検索して指し示すあたりにありそうです。興味のある方はお調べください。しかし、、、林があるから見えませんね💦意外と航行ルートは岸から遠いんです。
スイスのCOOPにて。リンツのチョコの値段など
チューリッヒに戻りました。中央駅前のコープにて。リンツのチョコのバラまき土産用。18.95CHFだから日本円で2280円位。若干日本よりは安いです。
生協でビールとお惣菜を購入。レシートを確認したら、二品で754円。お惣菜はチーズやキュウリのサラダ。とても美味しい。買ったもののうち、ビールが208円。一番安いブランドでしたが(日本と違ってメーカーによりばらつきアリ)日本よりはお得なようです。トーカイ漬物のキムチを添えて(笑)