どこへでも行く

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リヒテンシュタインは本当に何もない町だった

この旅で三か国目、リヒテンシュタインに行ってきたお話

ブレゲンツからのショートトリップ

 せっかく早く着いたので、これからどこかへ向かいたいと思います。といっても行き当たりばったりではなく、ボーデン湖沿いにコンスタンツという町から、島全体が世界遺産のライヒェナウ島に行くか、或いはリヒテンシュタインへ行くかのどちらかにしましょうと事前に決めてありました。

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 青線がリヒテンシュタイン、赤線がコンスタンツ。

 どちらも距離的にあんまり変わらなそうではありますが、前者は車で約50分位、後者はコンスタンツの町まで1時間20分、更に島までとなるとちょっと読めないなということで、行きやすそうな前者へ行くことにしました。

 本当にこういうとき車って超便利です。Bさん本当にありがとうございました。

 なんとなく(オペラ開演前の)そわそわした雰囲気のブレゲンツを抜けて一路高速道路でリヒテンシュタインへ。

 ここはオーストリアとスイスの丁度国境に面している街でして、いったんスイスを通ってリヒテンシュタインに入りました。

 これが旧国境。

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  お昼ご飯は時間がないので途中で高速のサービスエリアで食べました。

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  これで9.1€≒1250円

コールドビュッフェ(サラダや前菜)が小さいお皿と(この)中くらいのお皿で取り放題、他にスープなどがありそれも別途料金がかかる。一品料理だと≒10~12€。日本の高速と同じで価格設定は安くはない。

 しかしわたしがオーダーしたのはほぼほぼサラダで日本じゃ珍しい種類の野菜やら、チーズ類ハム類オリーブ、ナッツ類など豊富でして、個人的に皿にあらん限り盛りまくって、ちょっと遅いランチとしては満足、決して高くはないかなと思った。

リヒテンシュタインはこんな感じ

大体三時くらいにリヒテンシュタイン、ファドゥーツ着。

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  かの有名な侯爵の住まい

一応ファドゥーツというのがこの国の首都?らしい。

てか、このお城、下から眺めるだけ。実際にお住まいになっているので、特に一般公開されていません。ふ~んで終わり。

 

 一応車をメイン通り沿いに駐車して主だった観光スポットを見て回ろうと思います。

 有名な切手博物館。入場料無料。

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 というかここに来るまで知らなかったのですがリヒテンシュタインは切手(美しいデザインと高度な印刷技術でその筋のファンに愛されているらしい)

 たまたまワールドカップが終わったタイミングだったので、過去の大会を記念しての切手が飾られており、これが日韓大会のもの。 

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その昔、郵便配達さんは到着を告げる際にホルンを吹いていたのだそう 

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 お土産コーナー。何故かイースターエッグ型オルゴール。しかも何故か音楽はナウシカ。

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 この建物の3階(切手博物館は2階)が、リヒテンシュタインの現代アート美術館になっている。これはそのアート。葉っぱ(枯葉)と思いきや、麻布と糸なんだとか。

f:id:dokoedemoiku:20180917154609j:plain この美術館にいたお兄さんが暇そうにしていたから色々この町について聞いたところ、住民は周りの国々に働きに行っているのではなく、むしろ近隣諸国から日中労働者が流入しているらしい(@_@)それで、主な産業は?と聞いたところ義歯であるとかゴリラガラス(という携帯とかの表面に使う耐久性耐ショック性の強いガラス)の製造なのだとか。てっきりほぼほぼ観光業に従事しているのかと思ったらそんなことらしい。

 

 一応こんな感じの現代アートが多数。

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 どこからどうやって来るのか、ここでもツアーの中国人。本当に中国人を見ない日はない。

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 (お土産品を見る限り)物価は全体的にスイスよりもちょっと高いのかな?という印象。わざわざここへ来たという証のようなお土産が見つからず、結局“Fürstentum Liechtenstein”の名前と王冠がデザインされたステッカーを買いました。