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初心者用ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2018(バドミントンの国際大会)の観戦ガイド

ちょっとヨーロッパ旅行記を一旦休みます。

今週開催されるジャパンオープン(バドミントンの世界大会)について個人的な見どころなど。

 

一年に一度、世界規模の大会が催されます。

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 毎年お楽しみのこの季節がやってきました。とはいえ、前ほど簡単に良席が取れないので💦去年も今年も自宅での観戦になりますが、、、

 9月11日からバドミントンジャパンオープン(HSBC BWF World Tour Super 750)が開催されます。詳細は以下の公式HPをご覧ください。
dyjapanbadminton.com

 今年は例年以上に出場選手が粒ぞろいというか、例年ランキング上位の誰かが抜けている状態が続いていましたが、今回は男子現在世界ランキング3位のリーチョンウェイ(病気療養中)以外、女子に至ってはベストテンすべてが出揃うという、超豪華な出場選手です。

 テレビ放送ですが、業界でなかなか優良なコンテンツと評価していただけたのか、今年は今までのJ SPORTのみならず準決勝、決勝は民放(テレ朝)でも日中の時間帯に放送していただけるもよう。

 

今もしチケット買うなら、、、

 ネットでしらべたところ、既にベスト4が出揃う土曜日、決勝戦が行われる日曜日は殆どチケットがないようです。(2018/9/10 12:00現在調べ

)ですが、個人的に金曜日の準々決勝がおススメです。この日は甲子園(高校野球大会)同様に、まんべんなくいろんな選手の試合が見れていいと思います。(自分もいつもこの日に見に行っていた)自分の好きな選手はここまではかなりの確率で勝ち上がっているので必ず見れるし、仮に自分の推しメンが準々決勝で敗れたら準決はちょっと悲しすぎるし、“ちょっと好きだけど”とか“これからブレークしそう”という目線でも見れるので絶対金曜日がおススメです。もし行きたいと思う方で都合のつく方は行ってみてください!! 

バドミントンのツアーとは?

 バドミントンはテニスや卓球同様に一年を通してツアーがありまして、出場した選手は勝ち進んだだけポイントと賞金が付与されます。そして、これも同様にその勝敗の結果が年間ランキングに反映されるので、代表のみなさんは一年中、切磋琢磨忙しい日程を送ります。

 以下が、バドミントンにおける年間の主だった試合(world tour 2018)になります。

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※バドミントン連盟 BWF Fansite のサイトから引用させていただきました。

 

  また、これらは本当に最高峰の選手が集まる大会で、日本だとA代表から派遣選手が選ばれます。この下にもうちょっと規模が小さい試合も世界中で行われますが、そこには主にB代表の選手が派遣されます。

 因みにA代表・B代表の選考基準は、年末に駒沢体育館で行われる全日本選手権後に毎年決まりますが、全日本の優勝者や全日本ランキング上位者、強化本部推薦者(今期の桃田がこれに相当します)などです。

 また、これはバドミントンだけだと思いますが、ランキング上位の選手は否が応でもランキングを保持するため出場できないような故障中であっても、大会に帯同する義務があります(因みに今年前半のある時期奥原選手がそうでした。)

 そして大会にも格付けがありまして、例えばテニスだったらグランドスラムがあるように、ちょっと賞金の有無といった点で相違ありますが、バドミントンだと

オリンピック アジア大会 (以上二つは四年に1回)

次いで、

世界選手権 全英選手権 スーパーシリーズファイナル などが最高峰といえると思います。

 今週の日本での大会(HSBC BWF World Tour Super 750)もかなり格が上で、国際大会の中でも、このHSBCを冠した大会については、ランキング(通常の世界ランキングとはちょっと獲得方法が違います)により年末に行われるスーパーシリーズファイナルに出場できる選手も決まるので(世界のトップ8だけ)そういった意味でもとても重要な大会となります。

 ちなみにSSFは去年まではドバイで開催されていましたが、今年はHSBC(香港上海銀行)が大スポンサーとなりまして、年末に広州で開催されます。SSFについてですが、全英、世選といったトーナメントとは一線を画して、テニスにおける年末のATPワールドツアー・ファイナルみたいなものと思って頂ければいいと思います。

今年も見に行こうと思っているんですが、去年の雰囲気はこんな感じでした。

 

www.anywhereigo.net

 

www.anywhereigo.net

 

とりわけ今回の大会が重要な理由

 去年までは千駄ヶ谷の東京体育館で開催されていましたが、今年からは会場が武蔵野の森総合スポーツプラザでの開催となります。

www.2020games.metro.tokyo.jp

 というのも、来る2020東京オリンピックのバドミントンはここで開催されますので、来る2020に備えて会場慣れするという意味でも今年は世界中の一流選手が集まるんです!バドミントンというのはとても繊細なスポーツで、体育館のちょっとした空調の影響をモロに受けます。だから対戦相手はもちろん重要なのですが、風を読む能力も必要なのです。(先ごろ行われたアジア大会ではその辺で苦労した選手がいっぱいいました。)

 という意味では、今年よりも来年が更に重要。来年はプレオリンピックとしての位置づけなので大体2020と同じ日程で同会場で行われます!

 いずれにせよ、今年はその前段階として、各選手この大会に寄せる思いや意気込みは他の大会とは違ったものになるかと思います。

 次記事は大会の展望など書きたいと思います。