どこへでも行く

一人旅のつれづれ、行き方や食べたものなど。それ以外に好きなスポーツのことなど

チケットリサイクル、人はそれをダフ屋という

広州4日目。そろそろ軸足をバドミントンから観光にシフトします。

天美酒店へ宿替え

 とても名残惜しいのですが、この日エアビーのアパートからフツ―のホテルへ宿替えしました。

 宿替えの理由ですが、、、特にありません(笑)単純に個人的にずっと長く同じ場所にとどまるよりも2~3泊で移動するのが好きだからです。とはいえ、今回は立地も設備もほぼ完ぺきで気に入っていたので、心から後ろ髪を引かれる思いです。多分、もしまたこの町に来ることがあったらここにお世話になりたいと思います。

 で、天美酒店(Timmy Hotel)

www.tripadvisor.jp

まぁまぁのレベルのホテル。一泊朝食付きで5150円位。前の記事でも述べましたが、この辺の地域は5つ星がたくさんあって、価格も東京などと大して変わらない。(一泊15000~25000円位)ここでそんな金額は出すほどお金に余裕はないし、さりとて漢庭酒店や速8酒店のようなエコノミーホテルにしても大体同様の価格なので、だったら見た目おしゃれだし立地条件が良い(買い物に便利、体育館に近い)といいうことで、ここにしました。

 あんまり自慢できる話じゃありませんが、この時もMobikeに乗ってヨロヨロ運転しながらお引越しです(笑)

ホテルの入り口。レセプションこそここですが、実際の宿泊施設へは、ここから左側に建物に沿って進んでいくと裏側にエレベーターがあって、それに乗って上がります。

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☝☝入り口の写真撮って無かったので、今回予約したエクスペディアさんから転載させていただきました

中国アルアル(笑)エレベーターホールにある電子公告。どれほど広告効果があるのだろう、、、、

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廊下。こざっぱりとしてシンプルでキレイです。

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まるで宣材のようですが、自分で撮ったお部屋の写真。ムダに奥行きが広くておしゃれな造りですが、奥までわざわざ行く必要ないです。

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シャワーブースも改装して日が浅いのかきれいです。

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 この立地、清潔感、部屋の広さならアリだと思います。ちなみに1Fに24時間営業のファミマ(全家)が入ってますし、周りは食べ物屋さんが多数、地下鉄(地下鉄3号線石牌橋、空港から一本で来れます)出口から30秒くらい、数分でショッピングモール多数と便利なことこの上なしです。

HSBC BWF World Tour Finals 2018 決勝トーナメント

 さて、土日は決勝トーナメントです。ちなみに予選で4名が勝ち上がりですが、その4人でまた新たに抽選を行います。A組1位対B組2位、A組2位対B組1位という順当な組み合わせではありませんし、前日遅くに組み合わせが決まります。

 この日山口茜選手と対戦するのは、同じ日本人の奥原希望選手です。この前の週の全日本選手権では山口選手が圧勝しました。しかし2018年後半ずっといい成績をおさめていたのはむしろ奥原選手の方なのでどっちが勝つか全く予測がつきません。しかし山口選手は、本来なら昨日負けてもおかしくない状況を勝ち上がってきたので、今大会どちらかというと奥原選手に勝利の女神がほほ笑みそうな気がして見ています。

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やはり赤いコートはなんだかなぁ~

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同国の選手なので、コーチ席には誰も座りません。

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 結果は、奥原選手の圧勝でした。今回の奥原選手、試合前に東京オリンピックへ向けてプロ契約したばかりなので、いつも以上に気合いが入っている印象です。

 素人目線ですが、(^^;どんなスポーツでもですが、いくら技術的に優れていても精神的に弱いと負けるというか、(決して山口選手がヘタレということではなく)勝ちたいと思う気持ちが今回は奥原選手が勝っていて、それに山口選手が屈したという感じです。

 朴総監督が山口選手を評して、「技術的には素晴らしいものの、大事なところでミスをする」と言ったらしいですが、正にその通り。これでもし精神面が伴えば決してタイツーインとも互角に渡り合えるのですが、、、

 

 テレビの実況だと敢えて客席映さないからですが、予選リーグよりは人が入っているとはいえガラガラ。

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 この座席の件について、ちょっとした発見というか驚き👀‼がありました。

実は大麦で買う必要もなかったのかもしれない

 2019年もこの大会はここで開催されるので、参戦予定の人にとっては耳よりな情報かも。

 前回のドバイでは、全くそんなことなかったのですが、、、、

 ここ広州の会場、やけに会場の回りに見た目バドミントンと縁の無さそうなおじさんやおばさんがウロウロしています。

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 1日目は、ちょっと不思議に思う程度だったのですが、

それが毎日毎日同じ状況。

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フツーに目の前に交番というか派出所らしき建物や、正規のチケット売り場もあるにはあるのですが、、、、

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おじさんたちは、手に何か書いてある紙を持ってて、大会を見に行く人に対して大声で何か話しかけます。意味はさっぱりわかりませんが。

(勘のいい人なら、それが何を意味するのかわかりますよね~笑)

 手にしている紙に書かれた単語、“回収門票”とか“収集門票”をネットで調べても捗々し検索結果が得られないので、中国人の友人にwechatで聞いてみました。

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以下会話の内容

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なるほど。やはりそういうシステムなのか、、、これを友達に聞いたのが二日前。

 その後、前日の話になりますが、意を決して?この中のおばさんの一人に声をかけてみました。勿論翻訳アプリでの会話。なかなかはじめは意思の疎通が困難でしたが、だんたんお互い言わんとすることがわかりました。おじさんやおばさんはやはり字面通り、チケットを買い取っているのだと。

 私は予め日本から出場が予想されるチケット全て購入しているのですが、決勝トーナメントについてはカード次第で見なくてもいいかな?と思ってて、仮にそのチケットを(幾らかはわからないが)買い取ってくれるなら万々歳です。

 さて、ダブついたチケットを売ることは可能ということがわかりました。

 そしてこの日、偶々隣の席の人が英語が話せる同年代の華人だったので、バドミントン談義など交え和気あいあい観戦していました。そのとき、自分が如何に苦労してチケットを取ったのかなど話したところ、

「そうなの?チケットなら表に立っている人から買えばいいんだよ🎵」とのこと。

( ゚Д゚)ハァ?

あ、やはりそういうことね。

買い取りだけじゃなく販売もしているのね、、、

いくらで購入したか迄は聞きませんでしたが、それでなんでこんなに客席がガラガラだったりするのか謎が解けた気がします。おじさんたちがどこから大元のチケットを入手するのかは不明ですが。確かに毎日この会場に足を運んでいる日本の婦人会の方たちもそんな話をしていた(盗み聞き)ような気がしますし、、、

 後日ネットで調べてみたら、未だに法整備が整っていないらしく、サッカーの試合でこういった光景を見かけたとか、古くはここ広州で行われたアジア大会においてはこういった転売システムが厳しく取り締まりの対象になったとか。でも、今日会場で話した華人の話しっぷりや日本人婦人会の話だとそれがフツ―という様子。つまり郷に入っては郷に入っては郷に従えということか。

無事買取してもらえました

 山口選手が負けたので、もう気分は観光しなきゃ!になっています。

それで、隣の席の華人に挨拶をして会場を後にしました。

私の手元にはまだ1枚、本日の夜分のチケットがあります。

その辺にいるおじさんに声をかけます。(スマホの翻訳アプリで)

すると私の周りにおじさんがわんさか集まりました。因みに買値は320元≒5300円(決勝トーナメントになると途端に高いです(# ゚д゚))

おじさん:“100元でどうか?”

私:“安いから売りません”

“150元でどうか?”

“160元なら売ります。”

ということで、半値で引き取ってもらえました。そのチケットがその後どうなるのか、ましてやいくらで売れるのかなどは知りませんが。